NTTデータ の技術ブログ
全36件
非機能要求グレードの歩き方 Vol.7 C2保守運用(前半)
2025/06/16
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30年以上にわたり金融IT基盤に携わる中で得た経験と知識をもとに、「やらかしがちな」技術的課題について、IPA[1]の非機能要求グレード[2]に沿って解説します。 ※筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含めて解説します。 全体構成 「非機能要求グレードの歩き方」シリーズ全体の構成は、「非機能要求グレードの歩き方 Index」を参照くだ
DatabricksのOLTPデータベース『Lakebase』を使ってみた!
2025/06/13
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はじめに Databricksビジネス推進室の井能です。現在サンフランシスコで現地参加しているDatabricksの年次カンファレンス『Data+AI Summit 2025』にて、フルマネージドのPostgresデータベースをホストする機能である『Lakebase』が発表されました。 https://www.databricks.com/product/lakebase https://www.databricks.com/blog/what-is-a-lakebase 2025年3月にはサーバレスPostgresを提供する『Neon』をDatabricksが買収
Prisma® Accessの概要とその接続に関して
2025/06/12
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はじめに 本投稿で記載している内容は、以下2点になります。 Prisma Accessの概要 ネットワーク目線で見た特徴 なお、Prisma Access自体高頻度でアップデートが行われており、利用可能な機能や利用時における制限が変更になってる可能性があります。最新情報はパートナーやメーカーサイトから入手してください。 Prisma Accessとは? Prisma AccessはSASE(Secure Access Service Edge)ソ
Alteryx Inspire2025 現地レポート DAY3 メインセッション ~「Alteryx ONE」と「新機能紹介」
2025/06/11
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Alteryx社主催のInspire2025に現地参加しましたので、イベントの内容についてご紹介します。 本記事では5月14日(水)のメインセッションの中で発表された「Alteryx ONE」と「新機能」についてご紹介します。 Alteryx ONEの発表 Alteryx ONEはクラウド、デスクトップ、AI、自動化といったあらゆる機能を単一のプラットフォームに統合します。 Alteryx ONEで一元管理 ワークフロー、デ
Alteryx Inspire2025 現地レポート DAY1,2 ~トレーニングセッション
2025/06/11
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はじめに こんにちは、布川です。 Alteryx社が主催しているInspire2025に現地参加してきました! そこで今回はユーザ向けのトレーニングセッションについてご紹介したいと思います。 ◆ Alteryx Inspireとは Alteryx InspireはAlteryx社が2011年から年に一度開催しているユーザ向けのカンファレンスイベントです。 Alteryx社の経営陣・開発陣をはじめデータアナリティクス分野の有識者
FortiGateVM on AWS でSD-WAN/ADVPN2.0を試す(第二回:ADVPN設定編)
2025/06/11
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はじめに NTTデータ セキュリティ&ネットワーク事業部 テクニカル・グレードの田中智志です。本BlogではAmazon Web Services(AWS)上にデプロイしたFortiGateVMを含む構成でADVPN2.0とSD-WANのトラフィックコントロールについて試した内容を紹介しています。 第一回は検証構成と使用するテクニック(BGP on Loopback、IKE extension:exchange-ip-addrv4、RR(Route Reflector)レスのダイナミックBGP)お
非機能要求グレードの歩き方 Vol.6 オンライン編-C1通常運用
2025/06/10
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30年以上にわたり金融IT基盤に携わる中で得た経験と知識をもとに、「やらかしがちな」技術的課題について、IPA[1]の非機能要求グレード[2]に沿って解説します。 ※筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含めて解説します。 全体構成 「非機能要求グレードの歩き方」シリーズ全体の構成は、「非機能要求グレードの歩き方 Index」を参照くだ
Snowflake One Platformの世界観を目の当たりにしてきた! 【Summit 25|Platform Keynote】
2025/06/09
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はじめに Snowflake Summit 2025の2日目に開催された「Platform Keynote」の模様を、会場の熱気とともにレポートします! Platform Keynote では、Snowflake の共同創業者であり President of Product(製品担当社長)でもある Benoit Dageville(ベノア)、そして Executive Vice President of Product(製品担当副社長)である Christian Kleinerman(クリスチャン)をはじめとする幹部陣、そして Snowflake の製品を実
SnowとOpenAI、NYSEが語るAIとデータのこれから【Snowflake Summit 25|Opening Keynote】
2025/06/04
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はじめに いよいよ Snowflake Summit 25 が開幕となりました!今年のサミットのテーマは「BUILD THE FUTURE OF AI AND APPS」です。開催地は昨年同様、サンフランシスコ・モスコーンセンターですが、その規模は昨年を大きく上回るものとなっていました。 サミットホームページより(https://www.snowflake.com/en/summit/ ) 会場のメインエントランス LOBBY という、最も目につきやすい場所にも
Snowflake Openflowが、AI-Ready Dataを支援する
2025/06/04
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ELT/ELT製品の変遷 我々のチームでは、長年、データの近くで仕事をしており、Apache NiFiを含めて、多くの製品を評価、導入してきました。もともと、ETL/ELTを実現する製品群は、アダプタの数や種類で、製品の差がある程度決まっていました。そのため、各社競い合って、サポートするアダプタを増やしていました。その後、データマネジメント全般に関する機能(MDM、HUB、
NTT DATAのMicrosoft技術者を支えるコミュニティと資格取得イベント
2025/06/03
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NTT DATAとMicrosoftの戦略的パートナーシップ NTT DATAは、Microsoftとの強力な戦略的協業の関係を築いています。このパートナーシップのもと、NTT DATAはGSI(グローバルシステムインテグレーター)パートナーとして認定され、さまざまな業界に向けて最先端の技術とソリューションを提供しています。また、社内における技術者のコミュニティ形成や様々なイベントの開催によ
Android15の新機能「プライベート スペース」 ~データはどの程度保護されるのか~
2025/06/02
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はじめに 本記事で扱う内容は、Android 15で追加された、プライベート スペースという機能に関連したものです。 プライベート スペースは、一つのアプリを同一端末に複数インストールする、いわゆるクローンアプリ機能としての面が注目されますが、端末上に隔離環境を作り、そこにプライベートなアプリをインストールできる、というのが目的になります。 本記事で
AndroidにLinuxターミナルアプリが追加(導入編)
2025/06/02
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はじめに 本記事で扱う内容は、2025年3月上旬に、Android 15に追加された、Linuxターミナルアプリに関連したものです。 今回は、その導入編となります。今後、端末内での仕組みを踏まえた解説などを予定しています。 Android15に追加されたLinuxターミナルアプリとは 3月上旬、Android 15にLinuxターミナルアプリが追加されました。(ただし、まだPixelのみでの利用です) 当初、Androi
Android 16のKey sharing APIはAndroid Keystoreの何を変えるか
2025/06/02
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はじめに Android 16は、予定通りであれば6月ということで例年よりも早い時期でのリリースが予定されています。 Android 16を搭載した端末も、例年より早くリリースされるのかなど、気になる点は多いです。 そんなAndroid 16で導入予定の新しい機能のうち、セキュリティは「Key sharing API」という一つの項目が公式サイトに掲載されています。 (プライバシーの項目としては他
dbt Cloudの新機能dbt CanvasがついにGA!dbtでローコード開発を試してみた
2025/05/29
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はじめに dbt Cloudのローコード開発機能「dbt Canvas」(旧名称「dbt Visual Editor」)がついに正式リリース(GA)されました。 dbt Canvasはコード管理の利点を保持しつつ、ローコードでの開発を可能にする機能です。 この機能により、従来はコードに詳しいユーザ向けだったdbtの「アナリティクスエンジニアリング」が、より多くのユーザに展開され、データ民主化が加速する