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本記事では、Snowflakeオブジェクトの所有者(OWNERSHIP)権限について、仕様の理解と、どうロールに所有者権限を付与すると設計がしやすいかをテーマに、筆者の理解と経験をもとに整理しました。 結論から言うと、所有者権限には「オブジェクトの変更・削除・権限管理を行う権限」だけでなく、「所有者権限を持つロールの権限で処理を実行する」という仕様があり、所有者権限を管理者用ロールに集約すると権限管理が行いやすいことが多いです。 すでに上記の設計をしている方も多いと思いますが、Snowflakeの「所有者
A view of Oku-Nikko, Mt Nantai and Lake Chuzenji (taken by me last week from the summit of Mt Nikko Shirane) Season’s Greetings, I’m Todd, a Data Engineer and Data Scientist at Nowcast, and this article is day 14 of the 2025 Nowcast Advent Calendar. The P
これは PostgreSQL Advent Calendar 2025 12月13日の記事です。 まえがき エンジニアの吉田です。 フォルシアではPostgreSQLを分析寄りの用途で活用する機会が多いのですが、OLAP寄りの機能は3rd party拡張で補完されるものが多いため、しばしば拡張ジャンキーと化して情報収集や検証を行っています。 昨今では分析系DBの名前として真っ先に DuckDB の名前が挙がります。 DuckDBは組み込みデータベース、かつ様々なデータをソースとして読み込むことができるため
はじめに SnowflakeのNWポリシー挙動が一時的に変更されたことにより、OAuth認証の接続テストで問題が発生しました。 Snowflakeサポートの協力を得て解決できたため、ここでは発生経緯・変更内容・現時点の接続条件を整理して共有します。 背景: Snowflakeの「2025_06 バンドル BCR-2094」において、OAuth認証時のネットワークポリシー(NWポリシー)の適用ルールが一時的に変更されました。 この変更はロールバックされ、現在は延期扱いとなっています(2025年12月12日時
この記事は、「 Snowflakers Advent Calendar 第11日目 」です。 2025年11月28日にSnowVillage&みん強コラボ企画として、「ここがヘンだよ!? Snowflake 〜 みんなが考えた最強のデータ基盤には、なんでSnowflakeが多いのか?」が開催されました。 こちらのイベントで「見た目インフルエンサー、中身はSRE集団が作る要塞 〜SnowflakeのSLA真面目すぎ問題〜」というタイトルで登壇をしてきました。司会やイベントの企画・運営もやらせていただき、とに
1. はじめに 2025年、Snowflake がまた一つ地味だけど待望のアップデートを出してきました。 それが Snowflake-managed network rules です。 見た目はかなり地味なんですが、Snowflake を日々触っている身としては 「あ、これは助かるやつだ…!」 と心の中でガッツポーズした機能でもあります。 Snowflake を外部 SaaS と組み合わせて使うとき、 IP アドレスの許可設定がとにかく面倒。なのに重要! という場面がずっとありました。 そこで登場したのが
はじめに はじめまして。株式会社NTTデータグループ 技術革新統括本部 AI技術部の鈴木皓士と申します。 2025年11月4日に、Snowflake IntelligenceがGA(一般公開)となりました。 本記事では、このSnowflake Intelligenceを実際に触ってみた内容をご紹介します。 Snowflake Intelligenceを触るにあたり、Cortex Analyst、Cortex Search、Cortex Agentsを構築します。これらの機能に関心のある方にもぜひ読んでいた
はじめに 本日、Snowflake Intelligence がついに GAとなりました。 これを記念して、改めてこの新機能の魅力を皆さんにご紹介したいと思います。 Snowflake Intelligenceはプレビュー期間中からすでに多くの注目を集めており、ブログ記事やお客様からのお問い合わせを通じて、その関心と期待の大きさを強く感じています。 私自身もこれまでに、Snowflakeの新機能をいくつか検証してきましたが、その中でも印象に残っているのがCortex Agentsの検証です。Cortex
この記事は、「Snowflakers Advent Calendar 第8日目」です。 本日(2025年12月8日)に、Snowflake IntelligenceがGAになったことを記念して、改めて、Snowflake Intelligenceや周囲の技術トレンドや我々の提供価値について考えてみました。 Snowflake 新機能の変遷 我々のチームでは、Snowflakeの多くの機能を評価・検証・導入を様々なお客様にしてきました。もともと、Snowflakeは、従来のデータウェアハウスの課題を解決する
こんにちは、SCSK斉藤です🐧 2025年11月にSnowflake Intelligenceがついに一般提供(GA)になりました。こちらは生成AIを利用して自然言語によるデータ検索や要約を可能にしてくれるインテリジェンスエージェントサービスです。 前回のブログでは、Snowflake Intelligenceの概要とセットアップ方法について弊社松岡より紹介しました。今回はその続きとして、実際にSnowflake Intelligenceを利用する為の過程・SCSKならではの支援について案内します! Sn
はじめに この記事は Snowflakers Advent Calendar 2025 の5日目です。 2025年11月6日に dbt Projects on Snowflake が GA されました。 リリースノート: Nov 06, 2025: dbt Projects on Snowflake (General availability) | Snowflake Documentation dbt Projects on Snowflake は2025年6月の Snowflake Summit で発
はじめに Snowflake OpenflowのSPCS版がついにプレビューされました。 これまでOpenflowを利用するには、BYOC(Bring Your Own Cloud)方式でAmazon Web Services (AWS) など自前のクラウド環境に構築する必要があり、その構築のハードルから検証や導入を見送っていた方も少なくなかったはずです。 今回のSPCS版では、Openflowの設定・管理をすべてSnowflake上で完結できるようになり、こうした構築面の負担が大幅に軽減されます。 本記
1. はじめに Snowflake では近年、Iceberg Tablesや外部テーブル連携などオープンテーブルフォーマットへの対応が急速に拡張されています。その中で、Snowflake Innovation Team(SIT)が公開しているツールセット Emerging Solutions Toolboxは、実験的・実用的なユーティリティが多く、Snowflake技術者としては是非触っておきたい内容になっています。 今回はその中でも Helper Iceberg Migrator を実際に使い、Snow
はじめに Snowflakeでは、 Snowpark Python UDFとCOPY FILES コマンドを組み合わせて、外部ファイルをSnowflakeへロードする前に前処理をすることができます。 https://docs.snowflake.com/en/developer-guide/snowpark/python/creating-udfs#accessing-the-result-files この記事では、ステージ上に配置した ExcelファイルをCSVファイルに変換し、テーブルへロードする手順

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