「数学」に関連する技術ブログ

企業やコミュニティが発信する「数学」に関連する技術ブログの一覧です。

【第8回】 視覚化して考える|実務三年目からの発見力と仮説力

帰納的な推論 と 発見的な推論(アブダクション) は、私たちがソフトウェア開発の現場/実務で(知らず知らずにでも)駆使している思考の形です(それどころか日々の暮らしでも使っています)。 それほど“自然な”思考の形ですが、どんな考え方で、どんなところに注意すると質の高い思考ができるのか、基本知識を押さえておくと実務のレベルアップにつながります

CVPR 2025 技術動向調査: Best Paper Award Candidates まとめ

はじめに CVPR (Computer Vision and Pattern Recognition Conference) は、コンピュータビジョンとパターン認識の分野における最前線の研究成果を集める国際会議です。今年の論文提出数は13,008件で、昨年のCVPR 2024から約13%の増加を記録しました。その中で採択されたのは2,878件、採択率は22.1%です。この採択率は CVPR 2010以降で最も低い数字 となっており、例年以上の競争の激しさが

2025年5月のイチオシGoogle Cloudアップデート

G-gen の杉村です。2025年5月のイチオシ Google Cloud(旧称 GCP)アップデートをまとめてご紹介します。記載は全て、記事公開当時のものですのでご留意ください。 はじめに Vertex AI Search が値下げ Gemini 1.5 Pro/Flash の廃止日に注意 Gemini API(Vertex AI)でグローバルエンドポイントが利用可能に Gemini API(Vertex AI)で Elasticsearch を使ったグラウンディング Cloud Composer 1(Airflow 2)か

拡散言語モデルの推論過程を眺めてみる

こんにちはAIチームの戸田です。 今回は Gemini Diffusion の登場をきっかけに最近話題になった拡散言語モデルの推論過程に興味を持ち、その一例として拡散言語モデルのLLaDAの推論を実際に手元で確認してみた結果を共有したいと思います。 拡散言語モデルに関しては、以前 Inception LabsのMercury Coderに関する記事 も書かせていただきましたので、こちらも合わせて見ていただ

男性リサーチエンジニアが1年間育休を取って正直どうだったのか

RevCommで音声処理を中心とした研究開発を担当している加藤集平です。昨年3月に第二子が生まれて、1年間の育児休業を取得しました。私は男性ですが、男性の育児休業取得率・取得期間ともにここ数年急速に伸びている実感があります。しかし、1年間の育児休業を取得する例はまだまだ少ないように思います。本記事では、 男性として実際に1年間の育児休業を過ごした

Anthropic のコーディング向けの最もパワフルなモデル、Claude 4 が Amazon Bedrock に登場

Anthropic は 5 月 22 日、次世代の Claude モデルである Opus 4 と Sonnet 4 をリリースしました。コーディング、高度な推論、次世代の有能な自律型 AI エージェントのサポートを目的として設計されたモデルです。どちらのモデルも Amazon Bedrock で一般提供を開始しました。開発者はモデルの高度な推論機能とエージェント機能の両方にすぐにアクセスできるようになりました。 Amaz

Amazon Bedrock で 基盤モデルを使用する際のコスト最適化

AWS の生成 AI ワークロードのコスト最適化に関する 5 回構成のシリーズの続きとして、3 回目のブログでは Amazon Bedrock に焦点を当てます。以前の投稿では、 生成 AI の導入に関する一般的なクラウド財務管理の原則 と、 Amazon EC2 とAmazon SageMaker AI を使用したカスタムモデル開発の戦略について説明しました。今回は、Amazon Bedrock のコスト最適化手法についてご案内します。

LLMの推論における “aha moment” について調べてみた

こんにちは AIチームの戸田です 先日、LLMの "aha moment" に関して興味を持ち、関連論文やWeb上の記事を読んでみたところ、賛否両論の様々な見解があり興味深かったので、今回はその内容を共有したいと思います。 aha momentとは そもそもaha momentとは、ドイツの心理学者のカール・ビューラーが提唱した心理学上の概念で、今まで分からなかったことや、問題の答えが、突然

BigQuery の RANGE 関数まとめ

はじめに こんにちは、クラウドエースの柏倉です。 今回は、BigQuery の RANGE 関数についてご紹介します。 RANGE 関数 BigQuery における RANGE 関数(Range functions)は、RANGE 型の区間データを使って、区間同士が隣接しているか、重複しているかといった関係を調べることができます。 区間における「重複」と「隣接」の違い 重複:区間が重なりあっている (区間 1 の一部の区間

【Tiny-R1-32B-Preview】SuperDistillation(超蒸留)を実行することで、軽量モデルながらDeepSeek-R1に近いパフォーマンスを実現

「Tiny-R1-32B-Preview」という軽量モデルが、SuperDistillation(超蒸留)技術を用いることで、大規模言語モデルのDeepSeek-R1に近いパフォーマンスを実現しました。このモデルは、特に数学、コーディング、科学の3つのドメインで優れた性能を発揮します。

Copilot エージェントでエンジニア向けメディアのペルソナを作ってみた

はじめに 私のチームではエンジニア向けメディアを運営しているのですが、メディア運営の意見出しや壁打ち相手ができるAIを作りたいなと思っていました。 そこで、実際にいるエンジニアを想定したペルソナをCopilot エージェントに設定し、壁打ち相手として対応できるようにしました。 今回は、Copilot エージェントの設定方法や使ってみた感想を書いていきます。 作

Amazon Bedrock のガードレールが、新しい機能により、生成 AI アプリケーションの安全性を強化

Amazon Bedrock のガードレール を 1 年以上前 にリリースして以来、Grab、 Remitly 、 KONE 、 PagerDuty などのお客様は、 Amazon Bedrock のガードレール を使用して、 生成 AI アプリケーション全体の保護を標準化し、ネイティブモデルの保護とエンタープライズ要件のギャップを埋め、ガバナンスプロセスを合理化してきました。4 月 8 日、お客様がエンタープライズ規模で責任ある AI

未来を切り拓くAIエージェントの可能性 / CA.ai #1

AIエージェントは、これからの社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めた技術です。本セッションでは、A ...

【第6回】 なぜ・どのようにを説明したい|実務三年目からの発見力と仮説力

帰納的な推論 と 発見的な推論(アブダクション) は、 私たちがソフトウェア開発の現場/実務で(知らず知らずにでも)駆使している思考の形です(それどころか日々の暮らしでも使っています)。 それほど“自然な”思考の形ですが、どんな考え方で、どんなところに注意すると質の高い思考ができるのか、基本知識を押さえておくと実務のレベルアップにつながります

ソートアルゴリズムの基礎を深める

みなさんこんにちは! ワンキャリアのOCC(ONE CAREER CLOUD)チームで開発エンジニアを担当しているJustin(Github: justin3-1 )です。
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