電通総研 の技術ブログ

【Salesforce認定アソシエイト試験】知識0から1ヶ月で合格した話

こんにちは!HCM事業部の小林です。 本記事は 電通総研 Advent Calendar 2024 初日の記事となります。 今回は「 Salesforce 」という言葉しか知らなかった筆者が、1か月勉強して Salesforce 認定アソシエイト試験に合格した話です。勉強方法や必要な勉強時間、役に立った過去問などを紹介します。 実は試験を申し込んだ当初は何も分かっておらず、試験当日も100%の力を発揮するこ

ヘッドレスCMSの選定 - StrapiとSanityの比較

こんにちは、XI本部プロダクト イノベーション センターの瀧川亮弘です。 現在行っているWebサイトの運用において、ヘッドレス CMS の導入を検討しています。 本記事では、ヘッドレス CMS の選定で調査したことを共有します。 ヘッドレス CMS とは ヘッドレス CMS とは、フロントエンドを持たない、 CMS (コンテンツ管理システム)のことです。 ここで言うコンテンツとは

電通総研IT Outsystems開発 新卒3年目の働き方紹介

こんにちは、 電通 総研IT第2ビジネスユニット19の奥村です。 現在はOutSystemsというローコード開発プラットフォームを使って、製造系企業の システム開発 を担当しています。 ※ローコード開発とは、「必要最小限の ソースコード 開発でソフトウェア・ アプリ開発 を行う手法」のことです。 この記事では、入社してから現在までの仕事内容についてざっくりと説明しま

SSVCを用いた効率的な脆弱性対応 〜 IPA「脆弱性対応におけるリスク評価手法のまとめ」を読んで 〜

こんにちは、コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部 セキュアシステムデザイングループの福山です。 脆弱性 が日々報告される中、迅速かつ適切な対応を行うためには、効果的な トリアージ が欠かせません。 今回は、 脆弱性 対応を行う組織向けに、効率的な対応プロセスの進め方についてご紹介します。 はじめに FutureVulsについて SSVCを活用したリスク評価の

ITアーキテクトの働き方および業務紹介 ~.NET:Azure Functionsを「インプロセスモデル」から「分離ワーカーモデル」へ移行する~

こんにちは。 電通 総研IT 重松です。 Azure クラウド サービスを使って、アプリケーション開発および アーキテクチャ 構築の業務を行っております。 この記事では、主な業務内容と直近で対応した.NET:Azure Functionsの開発についてご紹介します。 1.初めに 1-1. 自己紹介 2. 業務紹介(Azure Functionsの分離ワーカーモデルへの移行) 2-1. なぜ移行が必要か 2-2. Azure Functionsのモデル

[前編]現場でのPM育成活動 ~活動内容の紹介

こんにちは、 電通 総研の金子大地です。 この1年、所属するコミュニケーションIT事業部において、「若手プロジェクトマネージャー(以降「PM」)の育成活動」を行ってきました。その「活動内容」(前編)と「コンテンツ概要」(後編)を学生さん向けに紹介します。 多くの学生さんは、「PM」という言葉を聞いたことがあっても、具体的な仕事内容までは想像できな

GitHub Copilot(VS Code版)の新機能「Copilot Edits」を使ってAIとテスト駆動開発をする

こんにちは、X イノベーション 本部の 米久 保です。 サンフランシスコで2024年10月29日から30日にかけて開催されたイベント GitHub Universe 2024 に合わせて、さまざまな新技術・新機能に関する リリース が10月29日に GitHub 社より発表されました。 とくに、 GitHub Copilotがマルチモデル対応しAnthropic社のClaude 3.5 Sonnetや Google 社のJemini 1.5 Proなど最新のLLMが使用可能となったこと、

Next.js: Static Exports のi18n(多言語)対応

こんにちは、XI本部プロダクト イノベーション センターの瀧川亮弘です。 現在、Next.jsの Static Exports により、Webサイトの構築を行っています。 本記事ではStatic Exportsの i18n (多言語)対応の実装方法を紹介します。 Static ExportsはNext.jsのアプリケーションを静的コンテンツ(HTML/ JavaScript / CSS /Image)としてエクスポートできる機能です。 Nodeサーバーが不要なため、S3などで簡単

JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験 Version 2023V4.0.J02を公開初日に受験してきた話

はいどーもー! 閲覧履歴を表示させるためにCtrl+H( Windows )やcmd+Y( Mac )を押下するつもりが誤ってCtrl+Yやcmd+Hを押下してしまう、コミュニケーションIT事業部の宮澤響です! 本記事では、2024年11月1日より新 シラバス Version 2023V4.0.J02 準拠となった JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験 を受験してきた話をまとめます! なお、その場で結果が表示されるタイプの試

電通総研IT パッケージ開発 新卒3年目社員の働き方紹介

こんにちは。 電通 総研IT入社3年目の木ノ原です。 現在は第3ビジネスユニットに所属しており、金融機関向けソリューションである、 LINKGATEWAYというパッケージの開発・保守を担当しています。 この記事では、私のこれまでの仕事内容などについてお話しします。 1.自己紹介 私は2022年に新卒入社し、半年の研修を経て第3ビジネスユニットに配属となり、現在は3年目と

MicroProfile Configで始めるJavaアプリケーションの設定管理

みなさんこんにちは、 電通 総研コーポレート本部システム推進部の佐藤太一です。 設定管理は開発段階だけでなく、運用フェーズでも重要な課題です。MicroProfile Configを活用すれば、設定値の変更が及ぼす影響を最小限に抑えつつ、柔軟な設定管理が実現できます。 このブログエントリでは、MicroProfile Configの基本概念と使い方を初心者向けに解説します。アプリケーシ

FlutterFlowでサクっと開発する社内業務スマホアプリ

XI本部 プロダクト イノベーション センター アジャイル 開発グループの徳山です。 前回の記事「 FlutterFlowでFirebaseと連携する方法 」では、FlutterFlowとFirebaseを活用したバックエンドのセットアップ方法を詳しく解説しました。今回は、FlutterFlowを使って開発できる 社内業務向け スマホ アプリ の作成方法を紹介します。これまで解説した内容を確認しながら、実際の アプ

電通総研IT 大規模基幹システム開発 6年目社員の働き方紹介

始めまして。 電通 総研ITに6年間在籍する小椋と申します。 今回は、入社してから今までの業務を振り返りつつ、記事にいたしました。 弊社を知りたいと考えている皆様のお役に立てると幸いです。 経歴 まずは私の今までの経歴を簡単に紹介したいと思います。 2019年3月 大学卒 2019年4月 電通 総研ITへ新卒入社 4月~6月末 電通 総研グループ研修を受講 7月~9月末 電通

FlutterFlowでFirebaseと連携する方法

XI本部 プロダクト イノベーション センター アジャイル 開発グループの徳山です。 前回の記事「 FlutterFlowに制約はある?できることとできないこと 」では、FlutterFlowを使った開発における制約や注意すべきポイントをお伝えしました。今回は、FlutterFlowと相性の良いバックエンドサービスであるFirebaseとの連携について詳しく説明いたします。 はじめに Firebaseとは何か Flu

AWS CDKでElastiCache for Valkeyクラスターを作ってみた

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 ElastiCache for Valkey が 日本時間 2024/10/9 に利用できるようになりました 。Valkey とは、ライセンス変更が発生した Redis をフォークしたインメモリデータベースであり、今後も継続して OSS として使用できるよう開発を進めていくことが発表されています。 Redis の代替の選択肢となり得る ElastiCache for Valke