電通総研 の技術ブログ

新しいAWSリージョンを使い始める初期のSecurity Hub CSPM検出結果に対応したい

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 本記事は 電通総研 Advent Calendar 2025 4日目の記事です。 AWS ではSecurity Hub CSPMのセキュリティ基準を有効にすると、何もリソースを作成していなくても非準拠の検出結果が複数発生します。この記事では新しいリージョンを使い始める初期に、どのような設定を行うとSecurity Hub CSPMの検出結果になるべく

AWS re:Invent2025 Keynote現地速報

みなさん、こんにちは。XI イノベーション 本部エンジニアリングテクノロ ジー センターの宮原です。 アメリ カ、ラスベガスにて12/1(月)から始まった AWS re:Invent2025に参加しております。 現地時間の12/2(火)の8:00からのキーノートに先ほど参加し、キーノート終了後速報でこちらのテックブログを書いております! キーノート内での新サービス・機能の発表の中でいくつか

【新機能】Figma Makeの使いどころ

こんにちは、HCM事業部の中西です。POSITIVEというHRソリューションのUXデザイナーをしています。 この記事では、 Figma Makeの機能について検証した結果をお届けします。 この記事は、 電通総研Advent Calendar 2025 12月3日の投稿です 🎄 昨日は @エンタープライズ第一本部の宮澤響 さんの「 Amazon ECS操作時に「おや?」となった3つの事象 」 でした!ぜひご覧ください🥳 Figma Make

Amazon ECS操作時に「おや?」となった3つの事象

はいどーもー! エンタープライズ 第一本部の宮澤響です! 本記事は 電通総研 Advent Calendar 2025 2日目の記事です! 記念すべき1日目である昨日の記事は、米田光佑さんの「 AWS Well-Architected のオートメーション(自動化)に触れてみる 」でした! IaCのコードを AWS Well-Architected Frameworkのベストプラクティスに照らして自動的に評価・診断できるツール「Well-Architected IaC Analyzer

AWS Well-Architected のオートメーション(自動化)に触れてみる

XI本部 クラウド イノベーション センター所属、2年目の米田です。 皆さんは、普段どのように自分たちの クラウド インフラ設計を評価されてますでしょうか。 AWS では Well-Architected Framework に基づき、設計の健全性やベストプ ラク ティスへの準拠状況を体系的にチェックすることが推奨されています。 そんな中で、Infrastructure as Code(IaC)を対象に自動解析を行える Well-A

【Amazon Bedrock】新卒1年目の同期2人でナレッジベース、ガードレール、Bedrock Flowsを調査・検証してみた

はじめに こんにちは。今回の記事は以下の新卒1年目の2人による共同執筆となります。 クロス イノベーション 本部 エンジニアリングテク ノロ ジー センター 大岡叡 HCM事業部 製品企画開発室 基盤開発グループ  伊藤真 幸 休日に私たち2人でBedrock勉強会を行いました。大岡がBedrock Flowsを、伊藤がナレッジベース、ガードレールをそれぞれ担当し、調査・検証した内容

ISC2 CCSP 受験体験記

こんにちは、 電通 総研 コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の櫻井です。 本記事ではISC2 CCSP試験を紹介します。 なお、本記事でご紹介する資格の情報は2025年7月時点のものとなります。 ISC2 CCSP試験とは? CCSPは正式名称Certified Cloud Security Professionalであり、ISC2(アイ エス シーツー)が認定している クラウド サービスを安全に利用するために必要な知識を体系

開発スプリントごとにTeams開発部屋を作り、部屋名を付けるようにしたら少し気分転換になった話

こんにちは!クロス イノベーション 本部 AIトランスフォーメーションセンターの村本です! 普段は 電通 総研で自社開発をしている生成AIプロダクト「 Know Narrator 」の開発に携わっております。今回は、私たちKnow Narrator開発チームが、普段どのように開発作業に取り掛かっているか紹介します! Know Narratorの開発メンバーによる開発関連コラムは以下にもありますので、

Amazon Quick SuiteとCodexによるAI駆動データ分析

こんにちは。 エンタープライズ 第一本部 戦略ソリューション 1 部の英です。 普段はWebアプリや スマホ アプリの案件などを担当しています。あと、趣味でAIを勉強しています。 最近寒いですね。キーボードの下にデスクヒーターを配置したら QOL が爆上がりしたので、是非みなさんも試してみてください。 キーボードを打つ手がポカポカです。では、ポカポカの手で記

TerraformでAmazon Aurora DSQLをデプロイしてみる

はじめまして。XI本部 クラウド イノベーション センター所属、2年目の米田です。 AWS re:Invent 2024 にて発表され、2025年5月に正式リリースされた「 Amazon Aurora DSQL(以下Aurora DSQL)」について触れる機会がありましたので、こちらで共有いたします 。 今回の記事では特に、 Aurora DSQLの仕様や、Terraformを活用したIaC(Infrastructure as Code)化 の観点から、その特徴や実践ポイント

Casbinによる権限管理の実装

こんにちは、クロス イノベーション 本部 AI トランスフォーメーションセンター所属の山田です。 今回はアプリケーションの認可(Authorization)に関して、Casbin というライブラリを使った設計・実装で紹介したいと思います。 認可(Authorization)と認証(Authentication)について 認可の話をするうえで前提として認可(Authorization)と認証(Authentication)の違いについて再確認

AWS Providerのリポジトリを参考にTerraform Custom Providerを作ってみた

はじめに こんにちは、クロス イノベーション 本部エンジニアリングテクノロ ジー センター、新卒1年目の大岡叡です。 今回は、TerraformでAuto Scaling Groupの挙動に悩んだ経験をきっかけに、 AWS Providerを参考にしながらCustom Providerを実装してみた話をご紹介します。実装を通じて、Terraform Providerの構造や拡張の仕組みを理解することができました。 はじめに Terraformとは Terraf

電通総研、秋のキャリア祭り!!(t-wadaさん、中山ところてんさん講演)

キャリア祭りとは? こんにちは。 電通 総研の金融IT本部の上野です。 普段の業務ではアーキテクトとして案件に関わる一方で、近年は生成AIを用いた開発生産性の向上についても力を入れて検証を行っております。 さて、10月に 電通 総研の社内イベントとして「キャリア祭り2025」なるイベントが開催されました。 以下が開催概要の引用となります。 「キャリア」とい

【GitHub Universe 2025】Keynote 現地速報

はじめに こんにちは、クロス イノベーション 本部エンジニアリングテク ノロ ジー センターの小澤英泰です。 現在、サンフランシスコで開催中の GitHub Universe 2025に2年連続で現地参加しています。生成AIが開発現場に浸透する中、 GitHub Copilotをはじめとする GitHub の進化は、多くの開発者にとって見逃せないトピックとなっています。 Keynote では開発者体験を向上させる

AWSにおけるネットワークセキュリティの基礎的な考え方

はじめに 金融IT本部 2年目の坂江 克斗です。 ネットワーク分野に興味があり、業務を進めていくうちにネットワークセキュリティに関して腹落ちする部分が増えてきたため、概要をまとめて記事にしました。 初学者の視点で疑問に感じる部分も含め、基本的な概念から丁寧に解説できればと思います。 経歴 大学-大学院 建築⇒制御工学 IT知識はほぼ無し 入社1~2年目 AWS