電通総研 の技術ブログ
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AWS CDKでElastiCache for Valkeyクラスターを作ってみた
2024/10/10
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こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 ElastiCache for Valkey が 日本時間 2024/10/9 に利用できるようになりました 。Valkey とは、ライセンス変更が発生した Redis をフォークしたインメモリデータベースであり、今後も継続して OSS として使用できるよう開発を進めていくことが発表されています。 Redis の代替の選択肢となり得る ElastiCache for Valke
FlutterFlowに制約はある?できることとできないこと
2024/10/10
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XI本部 プロダクト イノベーション センター アジャイル 開発グループの徳山です。 前回の記事「 FlutterFlow vs Adalo:ノーコードモバイルアプリ開発ツールの比較 」では人気のノーコード開発ツールのAdaloと比較することでFlutterFlowとの機能の違いやメリットを紹介しました。今回は、FlutterFlowの制約について焦点を当てることでFlutterFlowを利用した開発ではどのような注意点
JBangを使って複数のJavaをWindows上で管理する。
2024/10/07
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皆さんこんにちは。システム推進の佐藤太一です。 このエントリでは、 Windows 上にインストールした複数の JVM を上手く切り替える方法について説明します。 はじめに JBangのインストール JBangを使ったJavaのインストール デフォルトのJavaを設定する JBangを使ってJavaを切り替える PowerShellの補助関数を使って切り替える PowerShellのプロファイルを作りこんで自動で切り替え
FlutterFlow vs Adalo:ノーコードモバイルアプリ開発ツールの比較
2024/10/03
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XI本部 プロダクト イノベーション センター アジャイル 開発グループの徳山です。 前回の記事「 FlutterFlowとは?ノーコードでスマホアプリ開発を始める方法 」ではFlutterFlowについての特徴や機能といった基本知識を紹介しました。今回は、FlutterFlowを同じく人気のあるノーコードツールであるAdaloと比較することで両者の特徴や違いを解説します。よりFlutterFlowへの理解を
Azure Cosmos DB for MongoDBのデータベース移行: Azure DatabricksとAzure Data Factoryの比較
2024/09/30
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はじめに 背景 Azure Data Factory利用時の注意点 Azure DatabricksとAzure Data Factoryの比較 Azure Databricksの利用方法 Azure Databricksの作成 クラスターの作成 PySparkの記述方法 storesコレクション ordersコレクション merged_storesコレクション 終わりに はじめに 電通 総研XI本部AIトランスフォーメーションセンターの岩本です。この記事では、Azure Cosmos DB for MongoDBのデータベース移行手段として
FlutterFlowとは?ノーコードでスマホアプリ開発を始める方法
2024/09/27
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XI本部 プロダクト イノベーション センター アジャイル 開発グループの徳山です。 私たちのグループは現在ローコードツール、その中でも マルチプラットフォーム 向けにアプリケーションを開発できるFlutterFlowの活用を行っており、業務アプリのMVP開発などに活用しています。 昨年「 ノーコードツール「FlutterFlow」を利用すると5時間でどんなアプリを作ることができる
SupabaseとDrizzle ORMを利用する場合のDBスキーマの管理方法
2024/09/24
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こんにちは、 電通 総研の瀧川亮弘です。 本記事ではSupabaseとDrizzle ORMを利用する場合のDB スキーマ の管理方法について記載します。 テーブル定義は、Drizzleのお作法に則り、TypeScriptで管理しています。 schema.ts import { boolean, pgEnum, pgTable, primaryKey, timestamp, uuid, } from "drizzle-orm/pg-core"; export const roleEnum = pgEnum("Role", ["admin", "general"]); export const users = pgTable(
Supabase: 参照はRLS(Row Level Security)、登録更新削除はEdge Functionsで認可制御を実装した話
2024/09/17
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こんにちは、 電通 総研の瀧川亮弘です。 現在、Supabaseによる アプリ開発 を行っています。 本記事ではSupabaseの認可制御をどのような方針で実装しているのか紹介します。 前提 アプリからSupabaseへのリク エス トは2つの API を使い分けています。 一つ目にSupabaseが スキーマ 情報をもとに自動生成するRESTful API です。 内部的にはPostgRESTというライブラリが用いられていま
GitHub Actions で Amazon Inspector を利用した脆弱性スキャンを行う
2024/09/09
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こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 2024/6に Amazon Inspector が GitHub Actions でのコンテナイメージスキャンをサポートしたとの アナウンス がありました。コンテナイメージの 脆弱性 スキャンに既にTrivyを利用している方も多いと思いますが、別の選択肢として Inspector によるスキャンを試してみました。 また、実はコンテナイメージのス
オープンソースのJavaScriptライブラリ「Leaflet」で地図表示を試してみる
2024/09/02
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XI本部スマート ソサエティ センターの野網です。データ連携基盤に関連する 自治 体案件に携わっています。この 自治 体案件ではデータ連携基盤だけでなく、基盤上で提供するサービスについても検討しています。防災やインフラ管理の観点では、地図上でさまざまなデータを重ね合わせて可視化する GIS (地理情報システム)の実現が重要視されています。 Leaflet 今回
yfinanceとAWSで未来の株価を予測する(後編)
2024/08/27
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こんにちは。コミュニケーションIT事業部 ITソリューション部の英です。 普段はWebアプリや スマホ アプリの案件などを担当しています。あと、趣味でAIを勉強しています。 前回はSageMakerの線形学習モデルを使って、S&P500の100日後のスコアを予測しました。 今回は同じデータを使って、 Amazon Forecastで予測をしてみましょう。 → 前回の記事 Amazon Forecastはマネージド型の
web3入門:SNSログインでNFTを獲得!thirdwebを用いたweb3サービスを構築してみた
2024/08/26
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こんにちは。金融ソリューション事業部の姫野です。 1. 今回実装する内容 1.1 実装内容のキーポイント 1.2 ユーザー体験の流れ 1.3 ガス代について 2. 利用サービス 2.1 thirdwebサービス 2.1.1 Connect 2.1.2 Engine 2.1.3 Drop(ERC1155) 2.1.4 React SDK 2.2 その他 3. 実装詳細 3.1 配布用のNFTコントラクトの作成 3.1.1 thirdwebへウォレットでログイン(or 新規作成) 3.1.2 コントラクトの作成、デプ
Claude 3.5 SonnetがAWS東京リージョンのBedrockで利用可能に
2024/08/23
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はじめに 電通 総研 X(クロス) イノベーション 本部 の三浦です。 2024年8月6日、 AWS Bedrockを通じてClaude 3.5 SonnetとClaude 3 Haiku が東京リージョンで利用可能になりました。 これを機に「 Amazon Bedrock」の試用をしてみました。 Amazon Bedrockとは Amazon Bedrockは、 AWS が提供する生成AIサービスプラットフォームです。様々なAIモデルを API 経由で、サーバーレスに利用できます。 ト
web3入門:最新の鍵管理手法を徹底解説!主要3サービスの秘密鍵管理方式を比較
2024/08/19
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こんにちは。金融ソリューション事業部の姫野です。 本ブログでは、Magic、thirdweb、Web3Authの3サービスの 秘密鍵 管理方式に焦点を当て、深く掘り下げていきます。各サービスの主要な アーキテクチャ と処理フローを、図解も含めて詳細に理解していきましょう。 1. 前回のおさらい 2.Magicの秘密鍵管理方式 2.1 アーキテクチャ:分散型キーマネジメントシステム(DKMS) 2.1.
アーキテクト思考:メンタルモデル構築の重要性
2024/08/13
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こんにちは、X(クロス) イノベーション 本部の 米久 保 剛です。 ITの世界は日々進化し続けており、新しい技術や概念が次々と登場しています。このような環境下で、 ITアーキテクト には常に最新の動向を把握し、適切な判断を下すことが求められます。そのために必要不可欠なのが「アーキテクト思考」です。今回は、アーキテクト思考の一つである「メンタルモデ