電通総研 の技術ブログ

ソフトウェア設計と認知科学的アプローチ

こんにちは、X イノベーション 本部の 米久 保です。 こちらは、 電通 総研テックブログ アドベントカレンダー 2024の12月10日の記事です。 はじめに 認知負荷 認知負荷理論 ソフトウェア設計と認知負荷理論 認知バイアス エラー まとめ 参考文献リスト はじめに ITエンジニア同士で会話するときに、「メンタルモデル」や「認知負荷」などの 認知科学 に由来する用語をよ

システム開発における造語/隠語/謎用語

これは 電通総研 アドベントカレンダー 2024 の6日目の記事です。 はじめに 造語/隠語/謎用語とは? 実物たち ライトなもの ガッチャンコ グレーアウト ブランク 穴をあける 打鍵 暗号化 ~感 道なり 行って来い 正式用語だが注意を要するもの マイクロサービス 手順・ガイド 初見殺し 入れポン出しポン ガサーっと持ってくる 無理矢理突っ込む 謎の強調 いまいま ほぼ

ChatGPTでバーチャルカウンセラー作ってみた

STEP1:ライブラリのインストール STEP2:APIキーの設定 STEP3:データセットのダウンロード STEP4:和訳処理 STEP5:トレーニングデータの作成 STEP6:ファイルのアップロード STEP7:ファインチューニングジョブの開始 STEP8:検証 ケース0:「あなたは何が得意ですか?どんな振る舞いをしますか?」 ケース1:「仕事でのプレッシャーが大きく、ストレスがたまり何をしても楽

Regal を使って Rego を Lint する

こんにちは。X(クロス) イノベーション 本部 クラウド イノベーション センターの柴田です。この記事では Rego の Linter である Regal を紹介します。 1 この記事は 電通総研 Advent Calendar 2024 の 5 日目の投稿です。前日の記事は井手さんの「入社 3 年目の業務内容紹介」でした。 Open Policy Agent / Rego とは? Regal とは? Regal を実行する Lint を実行する ローカルで実行する イン

電通総研IT 文系出身 新卒3年目社員の働き方紹介

こんにちは、 電通 総研IT、文系出身 新卒3年目の井手です。 普段は、金融機関の ポータルサイト の保守を担当しています。 この記事では、私の業務内容や1週間の過ごし方など、日々の働き方についてわかりやすくご紹介します。 IT企業への就職をお考えの学生の皆さんや、 電通 総研ITにご関心をお持ちの方の参考になれば幸いです。 自己紹介 私は文系学部の出身で、

Backlogで特定の条件のチケットが起票・更新されたときにだけSlackに通知がほしい…!

はいどーもー! コミュニケーションIT事業部の宮澤響です! 本記事は 電通総研 Advent Calendar 2024 2日目の記事です! 記念すべき1日目である昨日の記事は、小林日菜美さんの「 【Salesforce認定アソシエイト試験】知識0から1ヶ月で合格した話 」でした! こちらは単なる学習方法や受験方法の紹介記事ではなく、試験前後に小林さんが実際に見舞われた(誰にでも起こり得そ

【Salesforce認定アソシエイト試験】知識0から1ヶ月で合格した話

こんにちは!HCM事業部の小林です。 本記事は 電通総研 Advent Calendar 2024 初日の記事となります。 今回は「 Salesforce 」という言葉しか知らなかった筆者が、1か月勉強して Salesforce 認定アソシエイト試験に合格した話です。勉強方法や必要な勉強時間、役に立った過去問などを紹介します。 実は試験を申し込んだ当初は何も分かっておらず、試験当日も100%の力を発揮するこ

ヘッドレスCMSの選定 - StrapiとSanityの比較

こんにちは、XI本部プロダクト イノベーション センターの瀧川亮弘です。 現在行っているWebサイトの運用において、ヘッドレス CMS の導入を検討しています。 本記事では、ヘッドレス CMS の選定で調査したことを共有します。 ヘッドレス CMS とは ヘッドレス CMS とは、フロントエンドを持たない、 CMS (コンテンツ管理システム)のことです。 ここで言うコンテンツとは

電通総研IT Outsystems開発 新卒3年目の働き方紹介

こんにちは、 電通 総研IT第2ビジネスユニット19の奥村です。 現在はOutSystemsというローコード開発プラットフォームを使って、製造系企業の システム開発 を担当しています。 ※ローコード開発とは、「必要最小限の ソースコード 開発でソフトウェア・ アプリ開発 を行う手法」のことです。 この記事では、入社してから現在までの仕事内容についてざっくりと説明しま

SSVCを用いた効率的な脆弱性対応 〜 IPA「脆弱性対応におけるリスク評価手法のまとめ」を読んで 〜

こんにちは、コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部 セキュアシステムデザイングループの福山です。 脆弱性 が日々報告される中、迅速かつ適切な対応を行うためには、効果的な トリアージ が欠かせません。 今回は、 脆弱性 対応を行う組織向けに、効率的な対応プロセスの進め方についてご紹介します。 はじめに FutureVulsについて SSVCを活用したリスク評価の

[前編]現場でのPM育成活動 ~活動内容の紹介

こんにちは、 電通 総研の金子大地です。 この1年、所属するコミュニケーションIT事業部において、「若手プロジェクトマネージャー(以降「PM」)の育成活動」を行ってきました。その「活動内容」(前編)と「コンテンツ概要」(後編)を学生さん向けに紹介します。 多くの学生さんは、「PM」という言葉を聞いたことがあっても、具体的な仕事内容までは想像できな

ITアーキテクトの働き方および業務紹介 ~.NET:Azure Functionsを「インプロセスモデル」から「分離ワーカーモデル」へ移行する~

こんにちは。 電通 総研IT 重松です。 Azure クラウド サービスを使って、アプリケーション開発および アーキテクチャ 構築の業務を行っております。 この記事では、主な業務内容と直近で対応した.NET:Azure Functionsの開発についてご紹介します。 1.初めに 1-1. 自己紹介 2. 業務紹介(Azure Functionsの分離ワーカーモデルへの移行) 2-1. なぜ移行が必要か 2-2. Azure Functionsのモデル

GitHub Copilot(VS Code版)の新機能「Copilot Edits」を使ってAIとテスト駆動開発をする

こんにちは、X イノベーション 本部の 米久 保です。 サンフランシスコで2024年10月29日から30日にかけて開催されたイベント GitHub Universe 2024 に合わせて、さまざまな新技術・新機能に関する リリース が10月29日に GitHub 社より発表されました。 とくに、 GitHub Copilotがマルチモデル対応しAnthropic社のClaude 3.5 Sonnetや Google 社のJemini 1.5 Proなど最新のLLMが使用可能となったこと、

Next.js: Static Exports のi18n(多言語)対応

こんにちは、XI本部プロダクト イノベーション センターの瀧川亮弘です。 現在、Next.jsの Static Exports により、Webサイトの構築を行っています。 本記事ではStatic Exportsの i18n (多言語)対応の実装方法を紹介します。 Static ExportsはNext.jsのアプリケーションを静的コンテンツ(HTML/ JavaScript / CSS /Image)としてエクスポートできる機能です。 Nodeサーバーが不要なため、S3などで簡単

JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験 Version 2023V4.0.J02を公開初日に受験してきた話

はいどーもー! 閲覧履歴を表示させるためにCtrl+H( Windows )やcmd+Y( Mac )を押下するつもりが誤ってCtrl+Yやcmd+Hを押下してしまう、コミュニケーションIT事業部の宮澤響です! 本記事では、2024年11月1日より新 シラバス Version 2023V4.0.J02 準拠となった JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験 を受験してきた話をまとめます! なお、その場で結果が表示されるタイプの試