電通総研 の技術ブログ

IntelliJプラグイン開発の始め方~コード補完編~

こんにちは。 電通 総研ITの寺尾です。 今回は IntelliJ の コード補完機能 の実装方法についてご紹介します。 前回はこちら: IntelliJプラグイン開発の始め方~コード検査編~ コード補完とは Java で 予約語 や変数名などを記述する時、「Ctrl + Space」でIDEAから提示される候補から選択するという操作はよくされると思います。 近年では、AIによるサポートで入力候補が提示

気づいたらロンドンにいました。新卒10年目、“想定外”の海外赴任生活

こんにちは。 電通 総研に新卒で入社して10年目、現在はロンドン 現地法人 ( DENTSU SOKEN UK, Ltd.)に出向して3年目の竹村です。 社内では少し珍しい“海外赴任組”のひとりとして、ロンドンで働いています。 とはいえ、「絶対に海外で働きたい!」と強く願っていたわけではありません。 きっかけは本当に偶然で、完全に タイミングと運 でこの地に立っています。 なぜ海

動画生成AIのVeo3とVeo2を比較しながらカメラの挙動を掴んでみる

電通 総研のスマート ソサエティ センターの飯田です。 Veo3は Google I/O 2025で発表された動画生成のAIモデルです。 最新の動画生成モデル Veo 3 は、Veo 2 の品質を向上させただけでなく、音声付きの動画生成を初めて実現しました。 テキストや画像によるプロンプト入力から、現実世界の物理法則の反映、正確な リップシンク まで、あらゆる側面で優れた性能を発揮します

令和7年度春期情報処理安全確保支援士試験 合格体験記 〜受験したみなさまと振り返りたい!〜

はいどーもー! 情報処理安全確保支援士試験の午後試験解答かるたが存在したら「く」の札は「クライアント証明書によるデ バイス 認証」ですよね! エンタープライズ 第一本部の宮澤響です! 本記事では、私が先日受験した、令和7年度春期情報処理安全確保支援士試験にまつわる体験を共有します。 これから情報処理安全確保支援士試験を受験する方々に向けたアド

Amazon Q Developerに入門してみた

こんにちは。 電通 総研コーポレート本部システム推進部の山下です。 この記事は自分が Amazon Q Developer(以降 Amazon Q)の実体験で得た知見を整理したものとなっています。 大体 Amazon Qを使って5-6万行程度のコードを書かせてみて得られた知見となっています。これから Amazon Qを使った開発をしてみたいという方の参考になれば幸いです。 対象読者 以下のことにはある程度

【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研:佐藤 悠)

はじめに はじめまして。 電通 総研セキュアソリューション 第1ビジネス統括 デジタルビジネス推進事業部4年目の城田 陽生です。 2025 Japan AWS Jr. Champions に選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回のインタビュー対象は 電通 総研の佐藤 悠(Sato Yu)さんです。 2025 Ja

【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研セキュアソリューション:城田 陽生)

はじめに はじめまして。 エンタープライズ 第1本部2年目の佐藤悠です。 2025 Japan AWS Jr. Champions に選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回のインタビュー対象は、 電通 総研セキュアソリューションの城田 陽生(Shirota Akio)さんです。 2025 Japan AWS Jr. Championsとは AWS Pa

【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研セキュアソリューション:三浦 杏之介)

こんにちは。 電通 総研クロス イノベーション 本部3年目の宮崎博寿です。 現在、 2025 Japan AWS Jr. Champions に選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回、私がインタビューさせていただいた方は、 電通 総研セキュアソリューションの三浦 杏之介さんです。 自己紹介

【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研:宮崎 博寿)

はじめに はじめまして。 電通 総研セキュアソリューション ICTサービス事業部の三浦杏之介です。 2025 Japan AWS Jr. Champions に選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回のインタビュー対象は、 電通 総研の宮崎 博寿さんです。 2025 Japan AWS Jr. Championsとは AWS Partner Networ

CompTIA SecurityX 受験体験記

こんにちは、 電通 総研 コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の櫻井です。 本記事ではCompTIA SecurityX認定に関する紹介をします。 なお、本記事でご紹介する資格の情報は2025年5月時点のものとなります。 CompTIA SecurityX認定とは? CompTIAはIT業界内で作成された各業務の実務能力基準の認定活動などを行っているIT業界団体であり、同様の団体にはISC2(International Inform

Teams から AWS アカウント利用料を一瞬で可視化! Amazon Q Developer in chat applications (旧称: AWS Chatbot)の活用

はじめに クロス イノベーション 本部 クラウド イノベーション センターの宮崎博寿です。 AWS アカウントのコストは「いざ調べよう」と思うと AWS Console → Cost Explorer を開き、フィルタを選び…と若干手間が掛かります。 コンソールへログインし、Cost Explorer でコストを確認するという毎回同じ手順を踏むのは、いくつもアカウントを見ている方だと若干億劫になってし

IntelliJプラグイン開発の始め方~コード検査編~

こんにちは。 電通 総研ITの寺尾です。 今回は IntelliJ の インスペクション(コード検査)機能 の実装方法についてご紹介します。 前回はこちら: IntelliJプラグイン開発の始め方~ラインマーカー編~ インスペクション(コード検査)とは インスペクション とは、 IntelliJ 上で特定の条件を満たす箇所にエラー、警告を表示する コード検査機能 です。 開発者はこのハイ

GitHub Dependabotのcooldown機能を試す

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 GitHub で管理しているプロジェクトの依存関係(パッケージ)を更新する場合、 Dependabot Version Updates で自動化することがあります。このDependabotについて、以前の記事( GitHub Actions の更新への追随とリスク低減のバランスを考える )で触れたcooldown機能が 正式リリース されましたので早速試してみまし

Cloud Run×MCP:MCPサーバをCloudRunにホストして、CloudRunを操作する

こんにちは、スマート ソサエティ センターの飯田です。 今回は、 Google CloudのCloud Runと MCP サーバ関連で下記の2つをご紹介します。 Google CloudのCloud Run上に MCP サーバを ホスティング ホスティング された MCP サーバでCloud Runを操作する きっかけは、この Google のテックブログでして、CloudRun× MCP を触ってみようと思いました cloud.google.com MCP (Model Context Protocol)とは MCPは

CIVILIOSにおけるOIDCの活用方法

こんにちは、スマート ソサエティ センター サステナビリティ ソリューション部の田口和駿です。 本記事では弊社の自社サービスCIVILIOSにおける OpenID Connectの活用方法を紹介します。 なお、本記事でご紹介する情報は2025年5月時点のものとなります。 CIVILIOSとは 弊社が開発した都市OSである CIVILIOS (シビリオス)は、そこに暮らす人に軸足を置きつつ、それぞれの 自治