株式会社ZOZO の技術ブログ

オブザーバビリティ製品移行の実現可能性の検証(PoC)の事例

.entry .entry-content .table-of-contents > li > ul { display: none; } はじめに こんにちは、EC基盤開発本部SRE部の杉山です。普段はSRE部のテックリードを務めています。 本記事では、2024年10月〜2025年4月に実施した、オブザーバビリティ製品移行の実現可能性を検証するPoC(Proof of Concept)について、その検証観点や分かったことを紹介します。 目次 はじめに 目次 前提 背景 目的 PoCチー

【イベントレポート】「ちょっと株式会社×株式会社ZOZO フロントエンド合同勉強会」を開催しました!

はじめに こんにちは。ZOZOTOWN開発本部の齋藤( @Jin_Pro_01 )です。 2025年8月26日にちょっと株式会社さんと共同で「ちょっと株式会社×株式会社ZOZO フロントエンド合同勉強会」をクローズドイベントとしてオンラインで開催しました。両社におけるフロントエンドを用いたプロダクト開発における具体的な事例を共有し、課題解決の糸口を見つけるきっかけや両社のエンジ

OSCP+の受験で得た知見をSOCの運用に還元する

.entry .entry-content .table-of-contents > li > ul { display: none; } はじめに こんにちは、情報セキュリティ部SOCブロックの大山です。普段はSOC業務、いわゆる「守る側」の業務を担当しています。攻撃者視点の理解をより深めることで、検知の質や対応手順の説得力を高めることを目的に、OffSec社が提供する「OSCP+」および「OSCP」を受講し、それぞれ資格試験に合格しました。 本記事

JJUG CCC 2025 Fall協賛&参加レポート

.entry .entry-content ul > li > ul { display: none; } .entry-content td { text-align: left; } はじめに こんにちは、ECプラットフォーム部マイクロサービス戦略ブロックの半澤です。2025年11月15日(土)に「 JJUG CCC 2025 Fall 」が開催されました。ZOZOはブーススポンサーとして協賛し、ブースを出展しました。 JJUGは、日本におけるJava技術の向上・発展と一層の普及・活性化を目指して設立された

ZOZOTOWN HOME面におけるKPIの再設計 ── 売上だけでは見えない価値を捉える

.entry .entry-content ul > li > ul { display: none; } .entry-content td { text-align: left; } はじめに こんにちは、データ・AIシステム本部データシステム部推薦基盤ブロックの 関口 柊人 です。普段はZOZOTOWNのレコメンドシステムの開発やHOME面の改善などに取り組んでいます。 ECサービスにおいて「何を成功指標とするか」は、サービスの方向性を決める重要な要素です。ZOZOTOWNのHOME面も例外

Go Conference 2025 参加レポート

はじめに こんにちは、YSHP部SREブロックの濵砂です。普段は主にシステムリプレイスを担当しています。YSHP部では2025年から、ZOZOTOWN Yahoo!店に関わるシステムを段階的にGoで刷新しています。 2025年9月27日、28日に Go Conference 2025 が開催されました。本記事では、会場の様子や印象に残ったトークについてご紹介します。 Go Conference 2025 とは Go Conferenceは、Goエンジニアはもち

Kotlin Fest 2025 参加レポート

はじめに 2025年11月1日(土)に東京コンファレンスセンター品川で開催された「 Kotlin Fest 2025 」に、Androidアプリ開発を担当しているメンバーが参加・登壇しました。本記事では、イベントの概要や得られた知見についてご紹介します。 Kotlin Fest とは Kotlin Festは、「Kotlinを愛でる」をテーマに掲げ、Kotlinに関する知見共有とKotlin開発者の交流を目的とした技術カンファレン

「Gemini in Looker」で実現するダッシュボード要約機能

.entry .entry-content ul > li > ul { display: none; } .entry-content td { text-align: left; } はじめに こんにちは、データ・AIシステム本部データシステム部データ基盤ブロックの栁澤( @i_125 )です。私はデータ基盤の安定化・効率化を目指しつつ、Analytics Engineerとしてデータ利活用領域にも踏み込み、データマート整備やLooker周辺の整備・サポートに取り組んでいます。本記事では、Lookerダ

Embedding基盤の構築と運用 ── Two-Towerモデルのユーザー・商品埋め込み表現を共通資産にする

はじめに こんにちは。データシステム部・推薦基盤ブロックの上國料( @Kamiko20174481 )です。私たちのチームは、ZOZOTOWNの推薦システムを開発・運用し、ユーザー一人ひとりに最適な購買体験を届けることを目指しています。 これまでは施策ごとに推薦システムをゼロベースで構築していたため、施策実施までのリードタイムが長く、推薦システムの運用負荷も高まりや

ZOZOTOWN フロントエンドにおけるディレクトリの分割戦略

はじめに こんにちは。ZOZOTOWN開発本部フロントエンドの菊地( @hiro0218 )です。 2021年、ZOZOTOWNはフロントエンドリプレイスを開始しました。現在、ホームページや商品一覧ページなど主要なページのNext.js化が完了し、運用フェーズに入っています。詳細は以下の記事を参照してください。 techblog.zozo.com 開始当初、他社事例を参考にしながら、よくある課題を未然に防ぐデ

Monthly Tech Report 2025年10月

ZOZO開発組織の2025年10月分の活動を振り返り、ZOZO TECH BLOGで公開した記事や登壇・掲載情報などをまとめたMonthly Tech Reportをお届けします。 ZOZO TECH BLOG 2025年10月は、前月のMonthly Tech Reportを含む計14本の記事を公開しました。このタイミングで6月にリリースした「 ZOZOマッチ 」関連の記事を一斉に公開しています。ぜひご一読ください。 ZOZOマッチアプリのアーキテクチャと技

サービス断なしで進めるIstio OperatorからHelmへの移行

はじめに こんにちは、SRE部プラットフォームSREブロックの さかべっち です。2025年度に新卒で入社しました。普段はZOZOTOWNにおけるプラットフォーム基盤の運用・改善を担当しています。 本記事では、Istio Operatorが非推奨となったことを受けて、サービス断を一切発生させることなくHelmへの移行を完遂させた取り組みをご紹介します。移行作業で直面した技術的な課題と

ZOZOマッチにおけるモデル開発の不確実性との向き合い方

はじめに こんにちは、データシステム部MA推薦ブロックの佐藤( @rayuron )です。私たちは、主にZOZOTOWNのメール配信のパーソナライズなど、マーケティングオートメーションに関するレコメンドシステムを開発・運用しています。 早速ですが、先日ZOZOマッチというサービスをリリースしました。 corp.zozo.com 新規サービスのアルゴリズム開発では、既存サービスと異なり、

ZOZOマッチアプリのメッセージ機能を支えるFlutter × GraphQLの実装

.entry .entry-content ul > li > ul { display: none; } .entry-content td { text-align: left; } はじめに こんにちは、新規事業部フロントエンドブロックの 池田 です。普段はZOZOマッチのアプリ開発を担当しています。2025年6月にマッチングアプリ「 ZOZOマッチ 」をリリースしました。ZOZOマッチにはメッセージ機能があり、この機能を実現するためにGraphQLを用いています。本記事ではFlutterアプリ

デバッグメニューでFlutterのアプリ開発をスムーズに!

はじめに こんにちは、新規事業部フロントエンドブロックの 大野純平 です。2025年度に新卒入社し、現在のチームに配属されました。2025年6月に新規事業としてリリースされた、全身見える直感型マッチングアプリ「ZOZOマッチ」のアプリ開発を担当しています。「ZOZOマッチ」は、ZOZOとして初めてFlutterを採用したモバイルアプリです。 zozomatch.jp ZOZOマッチの開発では、様