トラブルの原因特定率を劇的に向上させるSQL Serverロギングの仕組み作り

こんにちは。アーキテクト部の廣瀬です。 私は2021年7月に、Data Platformカテゴリにおいて Microsoft MVP を受賞しました。昨年に続き2度目の受賞です。これからも受賞し続けられるように引き続きがんばります。 弊社ではサービスの一部にSQL Serverを使用しています。以前テックブログで SQL Serverの障害調査フロー をご紹介しました。その中で 動的管理ビュー (Dynamic Management V

GitHub Actionsとtfupdateを使ってTerraformおよびTerraform Providerのバージョンアップを自動化する

はじめに こんにちは。SRE部MLOpsチームの築山( @2kyym )です。 Infrastructure as Code(IaC)が一般的になり、またパブリッククラウドをフル活用したインフラ構築が当たり前となりつつあります。そんな中で、インフラの構成管理にTerraformを用いているチームも多いのではないでしょうか。本記事ではTerraformを用いたインフラ構成管理において避けては通れないTerraformやProvider

【オンラインMeetup イベントレポート】ZOZOTOWNアーキテクトナイト

こんにちは、ZOZOテクノロジーズ技術戦略室の光野( @kotatsu360 )です。 ZOZOテクノロジーズでは、9/9に ZOZO Tech Meetup〜ZOZOTOWNアーキテクトナイト〜 を開催しました。 zozotech-inc.connpass.com このイベントでは、ZOZOTOWNの開発においてアーキテクトとして活躍しているメンバーから、「アーキテクチャ設計」にフォーカスして技術選定や設計手法、設計時の考え方などについて具体

GCPの秩序を取り戻すための試み 〜新米GCP管理者の奮闘記〜

こんにちは。SRE部データ基盤チームの塩崎です。ZOZOテクノロジーズではGCPの管理を各プロジェクトのOwnerに任せていた時期が長く続いていましたが、今期から全社的なGCP管理者を立てることになりました。本記事では新米GCP管理者である僕が全社的なGCPの管理をする上で遭遇した事例を紹介します。時には泥臭い方法で、時にはプログラムの手を借りて自動化をし、数々

ZOZOTOWNのWebサーバを、EC2 Windows Serverで自動構築する

こんにちは、EC基盤本部SRE部ZOZOSREチームの石川です。 普段はZOZOTOWNのオンプレミスとクラウドの構築・運用に携わっています。 ZOZOTOWNには長い歴史がありますが、その中核を成すWebアプリケーションのアーキテクチャは、サービス開始当初から現在に至るまで大きく変わらず稼働しています。 一方で、インフラは少しずつ変わっています。高負荷となるセールやイベント

コンピュートとストレージの分離から紐解くBigQueryの権限モデル

こんにちは。SRE部DATA-SREチームの塩崎です。Software Design誌の2021年9月号に弊社でのBigQuery活用事例を寄稿しましたので、書店などで見かけた際は購入していただけますと嬉しいです。 gihyo.jp さて、BigQueryはコンピュートとストレージを分離することで高いスケーラビリティを達成しているData WareHouse(DWH)です。しかし、そのアーキテクチャを採用したがゆえに権限モデルが複

DynamoDB Immersion Days 参加レポート

はじめに こんにちは。ブランドソリューション開発部プロダクト開発チームの木目沢とECプラットフォーム部カート決済チームの半澤です。 弊社では、ZOZOTOWNリプレイスプロジェクトや新サービスで、Amazon DynamoDBを活用することが増えてきました。そこで、AWS様から弊社向けに集中トレーニングという形でDynamoDB Immersion Daysというイベントを開催していただきました。 今

ZOZOTOWN AndroidへのJetpack Compose導入の取り組み

こんにちは。ZOZOTOWN本部 ZOZOアプリ部 Androidチームの高橋です。ZOZOTOWN Androidチームでは、 Jetpack Compose を導入しました。 この取り組みは、つい先日、 Android Meetup【ZOZOテクノロジーズ × サイバーエージェント × GMOペパボ】 でもご紹介しています。 この記事は、上の資料を補完するものです。資料の内容に加えて、登壇ではお話できなかった技術的な補足をいたします。 Jetp

マルチAZ化から学んだ無停止でインフラを変更するために考慮すべき3点

はじめに こんにちは。ブランドソリューション開発部の蔭山です。普段は Fulfillment by ZOZO (以下FBZ)というサービスを担当しています。FBZはZOZOTOWNの倉庫や物流システムをブランドさんの自社ECでご利用いただけるサービスです。 先日、FBZが稼働しているシステムについて、サービスを停止することなくマルチAZ化しました。サービスを停止せずにシングルAZ環境からマル

座席管理ツールRobin Desksの製品選定からAPIの活用事例

こんにちは、コーポレートエンジニアリング部の竹田です。ZOZOテクノロジーズでは昨今の情勢を受け、日本全国どこに居住していても就業可能な 全国在宅勤務制度 を導入しています。また、ZOZOにおいてもアフターコロナを見据えた 週2出社・週3リモート というハイブリッドな働き方の導入を予定しています。 座席管理システム導入の経緯 そのような新しい働き方に対

ITCSSを採用して共同開発しやすいCSS設計をZOZOTOWNに導入した話

こんにちは。ZOZOTOWN部フロントエンドチームの菊地( @hiro0218 )です。 2021年3月、ZOZOTOWNは10年ぶりのリニューアルをしました。この記事では、そのリニューアルで再考したCSS設計について紹介します。 背景 今回のリニューアルでは、ウェブとアプリが部分的に共通のデザインになりました。 アプリ ウェブ このデザイン刷新には、CSSの大規模変更が必要です。チーム内で

Elasticsearchのマッピング設定最適化によるインデキシングパフォーマンス改善への取り組み

こんにちは。EC基盤本部 検索基盤部 検索基盤チームの有村( @paki0o )です。 みなさん、Elasticsearchのマッピングはどこまで厳密に管理されているでしょうか。 弊社では以前のテックブログでご紹介した通り、一部を除き Explicit Mapping にてデータを管理しています。 techblog.zozo.com 設定している項目は、フィールド名・タイプ・適用するアナライザなど一般的な項目であり、

【オンラインMeetup イベントレポート】マイクロサービス化に取り組む、16年目のZOZOTOWN

こんにちは、ZOZOテクノロジーズ 技術戦略室の池田( @ikenyal )です。 ZOZOテクノロジーズでは、7/28に ZOZO Tech Meetup〜マイクロサービス化に取り組む、16年目のZOZOTOWN〜 を開催しました。 zozotech-inc.connpass.com 本イベントでは、ZOZOテクノロジーズが進めてきたリプレイスプロジェクトの中で、特に「マイクロサービス化」にフォーカスし、各担当者からお伝えしました。 登壇

急成長するLINE配信対象ユーザー数にGCPアーキテクチャの改善で立ち向かった話

はじめに こんにちは、EC基盤本部・MA部・MA基盤チームでマーケティングオートメーションのシステムを開発している長澤( @snagasawa_ )です。この記事では、社内で運用しているLINEメッセージ配信基盤の課題を、アーキテクチャ改善によって解決した話をご紹介します。 当時、LINEメッセージ配信基盤では、配信処理を担っていたApp Engineで2つの課題を抱えていました。「

EKSのマルチテナント化を踏まえたZOZOGLASSのシステム設計

こんにちは。計測プラットフォーム本部バックエンド部SREチームの市橋です。 私たちのチームではZOZOSUIT、ZOZOMAT、ZOZOGLASSといった計測技術に関わるシステムの開発、運用を担当しています。現在のZOZOMATとZOZOGLASSは、どちらも独立したEKSクラスタ上で動いていますが、ZOZOGLASSの環境を構築する際に将来のマルチテナント化を踏まえ大きく設計を見直しました。今回は、この