株式会社ZOZO の技術ブログ

ZOZOFITアプリにおけるGoogle Analytics 4導入の取り組み

はじめに こんにちは。計測プラットフォーム開発本部 計測プロデュース部の井上です。 私たちは ZOZOFIT 、 ZOZOMAT 、 ZOZOMAT for Hands や ZOZOGLASS などの計測技術に関わるプロダクトのサービス開発をしています。先日ローンチしたZOZOFITではGoogle Analytics 4(以下、GA4)を導入しました。本記事ではGA4を導入する際に工夫した点と注意点について紹介します。 目次 はじめに 目次 計

ZOZOTOWNの検索サジェスト機能改善の取り組み紹介

こんにちは。検索基盤部の倉澤です。 ZOZOTOWNには、ユーザーが検索クエリを入力した際に、入力の続きを補完したキーワードを提示するサジェスト機能があります。この機能は一般に「Query Auto Completion」と呼ばれ、素早くユーザーの検索を完了させることを目的としています。 検索基盤部では、ZOZOTOWNの商品検索だけではなくサジェスト機能の改善にも取り組んでいます

Cloud Composerにデータマート集計基盤を移行しました

こんにちは、MLデータ部データ基盤ブロックの奥山( @pokoyakazan )です。趣味の範疇ですが、「ぽこやかざん」という名前でラジオ投稿や大喜利の大会に出たり、「下町モルモット」というコンビで週末に漫才をしたりしています。私は普段、全社データ基盤の開発・運用を担当しており、このデータ基盤はGCPのBigQuery上に構築されています。そして、データ基盤内の各テ

社内マッチングアプリ「CLUB ZOZO」のマッチングアルゴリズム

こんにちは。ZOZO研究所の平川とML・データ部のデータサイエンスブロック2の荒木です。私たち2022年度の新卒入社メンバーは有志で社内マッチングアプリ「CLUB ZOZO」を運営しています。この記事では、興味関心が近い社員同士を自動でマッチングするアルゴリズムについてご紹介します。マッチング時のバッチ処理については推薦基盤ブロックの関口が解説していますので

画像認識を用いたZOZOTOWN商品に対するシーン・スタイルタグ予測

はじめに こんにちは。ML、データ部データサイエンス2ブロックの吉本です。 ZOZOTOWNの商品には「長袖」「クルーネック」「花柄」といった、アイテムの特徴を示すタグ(アイテム特徴タグ)や「ベーシック」「モード」「結婚式」といった、アイテムに合うシーンやスタイルを表すタグ(シーン・スタイルタグ)が付与されています。これらは商品情報の登録時、ブラン

CES 2023 参加レポート - 3年ぶりの現地参加

こんにちは、ARやVRといったXR領域やNFTなどのWeb3領域を推進している創造開発ブロックの @ikkou です。 ZOZOCOSMEのARメイク などを担当しています。 2023年1月5日から8日の4日間にかけてラスベガスで開催された「CES 2023」に参加してきたので現地の様子をお伝えします。2020年以来、3年ぶりの現地参加となりました。 techblog.zozo.com CESとは Tech East, LVCC, Central Hall CESはCTA(Consumer Techno

ZOZOTOWN検索の精度改善の取り組み紹介

こんにちは。検索基盤部の山﨑です。検索基盤部では、検索基盤の速度改善やシステム改善だけではなく検索の精度改善にも力を入れて取り組んでいます。 検索システム改善についての過去の取り組み事例は、 こちら のリンクをご参照ください。 techblog.zozo.com また、ZOZOTOWNの検索ではElasticsearchを活用しています。Elasticsearchに関する取り組み事例は こちら のリンクをご

Rubyを用いてGoogle Sheetsからリリースノートを取得しGoogle Play Consoleに自動アップロードする取り組み

はじめに こんにちは、ブランドソリューション開発本部 フロントエンド部 WEAR Androidブロックの武永です。普段はファッションコーディネートアプリWEARのAndroidアプリを開発しています。 リリースノートを手動で毎回入力するのが面倒 WEARは多言語対応をしています。Google Play Consoleへアップロード後、Google Sheetsからテキストを4言語分コピーしたのち、申請画面でテキスト

アドベントカレンダー 記事175本公開 - 年末恒例アウトプット強化月間

ZOZO CTOブロックの @ikkou です。もうすぐ2022年も終わりますね。皆さんは師走のイベント、「アドベントカレンダー」に参加しましたか? ZOZOは例年アドベントカレンダーに参加していて、2020年は計100本、2021年は計125本、そして今年は昨年以上となる計175本の記事公開を“完走”しました。本記事ではその概要をお伝えします。 ZOZO Advent Calendar 2022 今年は計7個のカレンダー

ElasticOn Tokyo 2022参加レポート〜エンジニア登壇とセッション紹介〜

こんにちは。検索基盤部 検索基盤ブロックの佐藤( @satto_sann )です。 11月30日に ElasticOn Tokyo 2022 が行われました。今回弊社からは検索システムに関わるメンバー10名で参加して、そのうち2名が登壇しました。本記事では弊社エンジニアによる登壇の様子や気になったセッションについて紹介していきます。 目次 目次 ElasticOn Tokyoについて プログラム 全体聴講 ユーザ分科

AWS re:Invent 2022 参加レポート(ラスベガスの写真と厳選したセッション情報をお届けします!)

こんにちは。SRE部 ECプラットフォーム基盤SREブロックの高塚です。 11/28〜12/2に開催されたAWS re:Invent 2022に、ZOZOのエンジニア10名が参加しました。 アドベントカレンダーの1日目 ではHave Funイベントなどを紹介しましたが、この記事では現地の様子とセッションについてレポートします! AWS re:Invent 2022とは 現地の様子 セッション紹介 おわりに AWS re:Invent 2022とは re:Invent はA

Argo CD Resource Hookを活用したKubernetes環境での負荷試験自動化の取り組み

はじめに こんにちは、計測プラットフォーム開発本部SREブロックの渡辺です。普段はZOZOMATやZOZOGLASSなどの計測技術に関わるシステムの開発、運用に携わっています。 先日私達のチームでは、リリースフローにステージング環境での負荷試験を自動化する取り組みを行いました。今回説明する「負荷試験の自動化」が何を表すのかを定義すると、ここではステージング環

ZOZOFITのアーキテクチャ設計とシステム構築時の裏話

はじめに こんにちは、計測プラットフォーム開発本部SREブロックの近藤です。普段はZOZOMATやZOZOGLASSなどの計測技術に関わるシステムの開発、運用に携わっています。 今年の夏に、ZOZOFITというサービスがローンチされました。このサービスは米国での展開を行い、日本ではあまり目にすることのないサービス名称だと思います。 ZOZOFITをローンチするにあたり、私達のチ

Chatworkさんと合同でCQRS Meetup【Chatwork × ZOZO】を開催しました #cqrsmeetup

はじめに ZOZOMO部プロダクト開発ブロックの木目沢です。 11/25にZOZOとChatworkさん合同でCQRSをテーマにした CQRS Meetup【Chatwork × ZOZO】 を開催しました。 zozotech-inc.connpass.com 開催の経緯 ZOZOMO部プロダクト開発ブロックでは、CQRSアーキテクチャの採用に際し、ZOZOの技術顧問であるかとじゅんさん(加藤潤一さん/ @j5ik2o )にアドバイスをいただいてきました。今回採用したCQRSア

BigQueryのストレージ料金プランを変更して、年間数千万円を節約する

こんにちは、最近気になるニュースはサザエの学名が数年前に初めて命名されたこと 1 な、MLデータ部データ基盤ブロックの塩崎です。BigQueryのストレージに関する新料金プランが先日発表されたので、その検証をしました。我々の環境では年間で数千万円という費用削減を達成できることが分かりましたので、BigQueryに多くのデータを蓄積している会社は是非お試しくだ