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CI/CD」に関連する技術ブログ

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このブログ記事は、AWS ソリューションアーキテクト 長谷川 仁志 が執筆し、日産自動車株式会社様が監修しています。 2025 年 12 月、アマゾン ウェブ サービス (以下、AWS)のグローバル年次イベント「 re:Invent 2025 」において、日産自動車株式会社(以下、日産自動車)は、AWS との連携により Software-Defined Vehicle (以下、SDV) の開発を加速する「Nissan Scalable Open Software Platform」を構築したことを 発表し
ソフトウェア開発において、テストや品質保証(QA)は安定したリリースに不可欠なプロセスです。 しかし「テストの情報共有」という目立たない作業が、チーム全体の生産性を著しく下げているケースが少なくありません。 テストケースはExcel、進捗はSlack、バグは課題管理ツール…と情報がバラバラに散らばっているため、必要な情報の確認に時間がかかり、会議は長引き、手戻りが頻発。 その結果、本来集中すべきテスト設計や自動化といった本質的な業務にリソースを割けず、開発サイクルが遅延するという悪循環に陥って
日々、品質保証(QA)やテスト業務に携わる中で、「このテストは〇〇さんがいないと回らない」「過去にどう検証したか誰も分からない」といった不安を感じることはありませんか? 特定のエンジニアの経験や暗黙知に依存したテストプロセス、すなわち属人化は、開発速度とプロダクト品質を蝕む最大の要因です。 属人化が進むと、バグの再発(リグレッション)が常態化し、テストのたびに膨大な人的工数がかかり、結果的に開発サイクルが停滞します。 この問題は、手動テストの負荷軽減やCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー
夜遅くまで不具合を一つひとつ丁寧に潰し、品質を維持するために奔走している…。 にも関わらず、その努力がなかなか正当に評価されないという現実にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ソフトウェア開発の現場では、QA(品質保証)やテスト業務は「リリースできて当たり前」「バグがないのは当然」といった見られ方をされがちです。 開発メンバーが新しい機能を実装すれば、その成果は「機能が追加された」という形で明確に現れます。 しかし、QAの努力は「何も問題が起きなかった」という、一見すると地味な結果としてしか示
このブログ記事は、株式会社タイミー様が執筆し、Amazon Web Services Japan が監修しています。 はじめに 株式会社タイミーは、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスを提供しています。 私たちは、 Amazon EKS Auto Mode (EKS Auto Mode) × Actions Runner Controller (ARC) を活用し、コスト・パフォーマンス・運用性のバランスを兼ね備えた Self-hosted Runner 基盤を構築し
Cross Border(XB) EngineeringでArchitect兼SREをしている yanolab です。 ブログシリーズ初日では、 グローバル展開にむけた基盤の再構築 としてメルカリにおける取り組みの遷移の紹介がありましたが、本記事ではグローバル展開を支える基盤の裏側と題して、バックエンドシステムのアーキテクチャーやフレームワーク、取り組みなどを少し掘り下げて紹介したいと思います。 Background メルカリにおいては長らくMicroserviceアーキテクチャを採用して運用し、そのエコ
目次 はじめに セッション・ワークショップ紹介 今日から始めるpprof(ymotongpooさん) Goを使ってTDDを体験しよう!!(chihiroさん) Goで体感するMultipath TCP ― Go 1.24 時代の MPTCP Listener を理解する(Takeru Hayasakaさん) 0→1製品の毎週リリースを支えるGoパッケージ戦略——AI時代のPackage by Feature実践(OPTiM 上原さん) エブリーエンジニアのセッション エブリースポンサーブース ノベルティ
はじめに 前回の記事では、GitLabとOpenShift、Gatekeeperを組み合わせたDevSecOpsモデルケース環境の構築方法を紹介しました。   本記事では、それらを組み合わせて閉域環境におけるDevSecOpsモデルケースを構築し、デモアプリを使ってCI/CDの流れにセキュリティがどのように組み込まれるのかを確認します。   金融や公共分野など高いセキュリティ要件が求められるシステムでは、インターネット非接続の環境であっても、開発のスピードと安全性を
はじめに 前回 までは、GitとGitLabの具体的な機能や操作方法を入門者向けに解説してきました。 今回は、GitLabの根幹となる「DevSecOps」という考え方を中心に解説します。近年のソフトウェア開発では、開発のスピードを上げつつ、セキュリティを確保することが不可欠です。この相反する課題を解決するために必要なアプローチが「DevSecOps」です。 このDevSecOpsをGitLabがどのように実現しているのか、そしてそれがどのようなメリットを生み出すのかを、公式事例を交えて具体的に解説します
こんにちは、タイミーでエンジニアをしている徳富です。 今回は、 EKS上にGitHub Actions Self-hosted Runner基盤を構築した話 をお届けします。 背景:GitHub Actionsへの移行と、新たに見えてきた課題 2024年10月に公開した CI基盤をGitHub Actionsへ移行した記事 で紹介したとおり、 CircleCIからGitHub Actionsへの移行によって、私たちのCI体験は大きく改善しました。 しかし、開発者やテストケースが増え、時間が経つにつれて 新
はじめに 前回の記事 では、GitLabのコンテナレジストリについて2回にわたり解説しました。リポジトリに加えてレジストリを利用することで、ソースコードとコンテナイメージを一元管理できる点を確認しました。 今回からは、いよいよGitLabのCI/CD機能に焦点を当てます。CI/CDは、開発からデプロイまでの流れを自動化するための基本となる仕組みです。特にGitLabでは、リポジトリ・レジストリ・Runnerを組み合わせることで、シンプルながら強力なパイプラインを構築できます。 本記事では基本編として、ビル
日々増加するテストケースの管理に頭を悩ませていませんか? 手作業でのデータ入力や、テストスクリプトに直接データを書き込む「ハードコード」方式では、メンテナンスが困難になり、テスト自動化のメリットを十分に享受できないこともあります。 このような課題を解決する手段として今、注目を集めているのが「データ駆動テスト」です。 そこで今回はデータ駆動テストの基本的な概念から、具体的な実装方法、メリット・デメリット、そして明日から実践できる導入手順まで、ソフトウェアテストエンジニアが知っておくべきポイントを網羅的に解説
G-gen の min です。BigQuery のためのデータ変換ワークフローサービスである Dataform における、「ワークスペースコンパイルオーバーライド」「リリース構成」「ワークフロー構成」という3つの機能について解説します。 はじめに 当記事について Dataform のワークフローライフサイクル 構成機能 ワークスペースコンパイルオーバーライド 機能概要 設定方法 注意点 リリース構成 機能概要 設定方法 ワークフロー構成 機能概要 設定方法 開発と管理 ライフサイクルの全体像 ベストプラク
目次 はじめに 背景 現状の把握 AWS CodeBuild GitHub Actions デッドコード 改善したところ 不要なコード削除 キャッシュの有効活用 Codebuild GitHub Actions まとめ はじめに こんにちは、開発本部開発 1 部トモニテグループのエンジニアの rymiyamoto です。 プロダクトを安心安全に提供するに当たり、CI/CD を用いてテストやデプロイを自動化することで、手作業を取り除いているのは昨今の流れです。 しかし、CI/CD のパイプラインを長い間運用
こんにちは。Findy Tech Blog編集長の高橋( @Taka-bow )です。 皆さんは「開発生産性」という言葉を聞いて、何を感じますか? これまで、エンジニアの「開発生産性」という概念に対する理解度や、その活用状況を体系的に調査した事例はほとんどありません。 そこで2025年、ファインディは ソフトウェア開発における「開発生産性」に関する実態調査 を実施し、日本のIT従事者798名にこのテーマを真正面から問いかけました。 【調査概要】 調査対象: ソフトウェア開発(組み込み開発を含む)に直接関わ