NTTコミュニケーションズ の技術ブログ

Interop Tokyo 2024 〜​NTTグループ先端5G技術を結集したShowNetへの貢献〜

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの梶江、原田、佐瀬、江崎、山田です。 NTTコミュニケーションズ株式会社 (以下、NTT Com) は、日本最大級のネットワーク展示会である 「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」 において構築されるShowNet 1 に対し、昨年に引き続き 2 コントリビューターとしてローカル5G(以下、L5G)システムを提供

Interop Tokyo 2024 ~ L5G x Celonaの取り組み紹介 ~

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの福永です。 NTTコミュニケーションズ株式会社は、日本最大級のネットワーク展示会である「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」において構築されるShowNet に対して、Celona製品を用いてローカル5G環境を構築しました。 また、ShowNetウォーキングツアー用にローカル5G端末を提供しました。 ローカ

新卒1年目エンジニアだって Tech イベントの運営リーダーをやってみたい!

こんにちは、クラウド & ネットワークサービス部の井口です。普段は OpenStack を利用した SDPF クラウドの仮想サーバ開発/運用をしています。 昨年 12 月に開催された学生向けの技術広報 1day イベントにて、私は当時新卒 1 年目で運営リーダーとして携わりました。 この記事では、運営リーダーを務めた経験から得た学び・知見を紹介します。 Tech Workshop とは NTT Com が主

Interop Tokyo 2024 〜 AWS Outpostsサーバーを用いた5Gメトリクス監視の取り組み紹介 〜

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの藤田、鈴ヶ嶺です。NTTコミュニケーションズ株式会社 (以下、NTT Com) は、世界最大級のネットワーク展示会である 「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」 におけるShowNetに対し、コントリビューターとしてローカル5G(以下、L5G)システムに携わりました。その取り組みに付随して、ShowNetと連携

組織が記憶喪失になるのをどうすれば ~ ryuzee技術顧問にきいてみた

何か決定した事実は実装や規則の形で残っているものの、決定までの経緯をチームメンバーが覚えていない――。 この記事では、そうした 組織が記憶喪失になる ことにどう対処していけばよいか、NTT Comの技術顧問である吉羽龍太郎 ( @ryuzee ) さんにふらっと相談してみたら一瞬で突破口が見つかった&話に奥行きが出た話を共有します。 目次 目次 軽く自己紹介 事の発

リリースプロセス改善のために工夫して自動化を推し進めたらチームの底力が爆上がりした話

こんにちは、クラウド&ネットワークサービス部の 福岡 です。 SDPF(Smart Data Platform) クラウドの IaaS である、 ベアメタルサーバー ・ ハイパーバイザーサービス 開発のソフトウェアエンジニアとして働いています。 本記事では、リリースプロセスの改善を目指して QA チームが実施している試験の一部を自動化したことで、チームの底力が爆上がりした事例について紹

【NTT Comで踏み切れ。】サマーインターンシップ2024を開催します!

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)を含めたドコモグループでは、この夏に サマーインターンシップ2024 を開催します! この記事では、その中でも NTT Com のリアルな業務を体験できる「 現場受け入れ型インターンシップ 」について紹介します。 現場受け入れ型インターンシップとは 募集ポスト これまでのインターンシップの様子 AI分野 セキュリティ分野 ネット

Ruby のクラス拡張を利用して監視の実装をうまく軽量化した話(現場での実装方式検討の例つき)

この記事では、Ruby の非同期処理ライブラリである Sidekiq を使って定期実行処理を行う Sidekiq-Cron の監視方法について、チームでの方式検討の様子を交えながらご紹介します。 目次 目次 はじめに Sidekiq-Cron について Sidekiq-Cron の cron job の status の監視 既存の status 監視の問題点 既存の監視の仕組みの問題点 負荷が低い監視の仕組みの検討 案1:全 cron job の status を定期的

パケット爆発を解析してみた(インターンシップ体験記)

はじめに こんにちは、インターン生の 鈴木健吾 です。 私は現在修士 2 年生で、学部 4 年生から研究室や WIDE プロジェクト でネットワークの構築・運用に関わったり、Interop や JANOG などのイベントに足を運んだりしています。 このたび、2024 年 2 月に NTT コミュニケーションズで 2 週間の現場受け入れ型インターンシップに参加させていただいたので、その体験談を執筆

フィッシングキットから生成されたサイトの調査 (インターンシップ体験記)

はじめに こんにちは、ドコモグループのウインターインターンシップ2023に参加した猪飼です。 普段は、大学院でマルウェアの動的解析に関する研究をしています。 「サイバー攻撃の原理を理解し、攻撃インフラ(マルウェアインフラ)を解明するセキュリティアナリスト」のポストに参加させていただきました。 この記事では、私がインターンシップで取り組んだ内容に

社内で検知された悪性通信を調査したらドメインパーキングだった話

こんにちは、イノベーションセンターの冨樫です。Network Analytics for Security プロジェクトに所属しています。 突然ですが皆さんはドメインパーキングというサービスを知っているでしょうか?詳細については後述しますが、以前イノベーションセンターの検証網でマルウェアに関する悪性通信が検知されたため通信先を調査したところ、ドメインパーキングだったことがあ

SDPFクラウド/サーバ ファイアウォールサービスのテストを高速化した話

この記事では、SDPFクラウド/サーバで提供しているファイアウォールサービスについて、数週間かかっていたコントローラのテストを一新し、開発効率/品質向上に繋がった事例を紹介します。 目次 目次 はじめに ファイアウォール サービスとは テストにおける課題 問題1: テスト時間が長い 問題2: テストツールのEOL テスト環境の一新 問題の調査と整理 外部サービスのmoc

Databricks Container ServiceでTensorRT-LLMを動かしてみた

本記事では Databricks のDatabricks Container Serviceを用いてNVIDIA社の推論ライブラリであるTensorRT-LLMを実行可能なNotebook環境を構築する方法を紹介します。 目次 目次 はじめに Databricks Container Service NVIDIA TensorRT-LLM 解決したいこと TensorRT-LLM Container Imageの作成 Databricks Containers ベースイメージの変更 Pytorch バージョンの変更 TensorRT-LLMのインストール 動作確認 Databricks環境設定 TensorRT-

OT/ICSセキュリティカンファレンス「S4x24」参加報告

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの鍔木(GitHub: takuma0121 )です。 OT/ICSセキュリティリスク可視化サービス、 OsecT の開発・運用を担当しています。 2024年3月4日から7日までの間、米国マイアミで開催されたS4x24に聴講参加しました。 このカンファレンスは日本では知名度が高いとは言えませんので、S4の全容とOT/ICSセキュリティのトレンドについてお伝えでき

LLM校正CIを自社のブログに導入してみた

マネージド&セキュリティサービス部サービスプラットフォーム部門の田中です。 2023年度の下期にダブルワークという社内施策で、イノベーションセンター生成AIチームに参加しました。 その取り組みとして、本ブログの記事データを管理している GitHub リポジトリに LLM (大規模言語モデル) の1つである GPT-4 を用いた校正CIを導入してみました。 適切なプロンプトを得