NTTドコモビジネス の技術ブログ

BSides登壇のBサイド ~なんで、私が海外セキュリティカンファレンスに!?~

こんにちは。イノベーションセンターの鮫嶋です。本記事では、今年で入社2年目の新人が、2024年8月に開催されたセキュリティカンファレンス BSides Las Vegas 2024 で登壇するまでの道のりについてご紹介します。 Team NA4Secとは BSides Las Vegasに登壇してきました BSides Las Vegasまでの道のり リサーチにかかわり始めたきっかけ どんな活動をしてきたか JSAC2024に参加して BSides Las Veg

GitHub Models を使って 20 種類以上の LLM の日本語性能を測定してみた

本記事では、今年8月にパブリックベータ版として GitHub に搭載された新機能 GitHub Models について、概要や利用法を簡単にご説明します。さらに、実際に GitHub Models を活用して、多数の LLM の日本語性能を横断的に測定していく例を紹介していきます。 目次 目次 はじめに 三行で GitHub Models を説明すると... GitHub Models の使い方 Waitlist への登録 モデル一覧 ブラウザ上で試す A

NetBox のオンプレから Amazon ECS 移植を CDK で実現する

チームの管理情報を溜めていたオンプレ基盤で動く NetBox を Amazon Elastic Container Service へ AWS Cloud Development Kit を用いて移植しました。 今まで NetBox をオンプレで動かしていた際には以下のような運用の難しさがありました。 DB も Docker コンテナによって管理されており、冗長化もなかったため DB コンテナが落ちてしまうとサービス提供できなくなる可能性があった Docker Compo

進化的モデルマージで日本語がわかるソースコード生成LLMを作ってみる

こんにちは、イノベーションセンターの加藤です。普段はコンピュータビジョンの技術開発やAI/機械学習(ML: Machine Learning)システムの検証に取り組んでいます。一方で、兼務で生成AIチームに参加し、大規模言語モデル(LLM: Large Language Model)に関する技術の調査を行なっています。 この記事では、日本語のコード生成のデータセットが無い条件下で、進化的モデルマー

Databricks AI/BI Genieを使って自然言語検索でデータ分析をしてみた

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの真崎です。 6月にDatabricksの年次カンファレンス Data+AI Summit 2024 が開催され、 AI/BI Genie というDatabricks上のデータを自然言語で検索・分析・可視化できる機能が発表されました。 本記事では、AI/BI Genieについて機能の概要、及び実際に使用した流れを解説します。 Databricksとは Databricksはデータウェアハウスとデータレイクの

DeltaLake Universal Formatを使ったクロスプラットフォーム分析

本記事では6月に開催された DATA+AI Summit 2024 でGeneral Availabilityが発表された Databricks のDeltaLake Universal Formatの機能を使ってクロスプラットフォームでの分析を実現する方法について紹介します。 DeltaLake Universal FormatはDeltaLakeに保存されたデータをApache Icebergなどの異なるフォーマットで読み出すことができるようにする機能です。本記事では実際にDatabricks上でDeltaLake Universal F

Hack Fes. 2024に登壇してきた話

みなさんこんにちは、イノベーションセンターの益本 (@masaomi346) です。 Network Analytics for Security (以下、NA4Sec) プロジェクトのメンバーとして、脅威インテリジェンス(潜在的な脅威について収集・分析したデータ)の分析をしています。 この記事では、2024年7月20日に開催されたセキュリティカンファレンスHack Fes. 2024にて、登壇したきたことについて紹介します。 ぜひ最後

HPE Discover 2024 参加報告

Hewlett Packard Enterprise (HPE) が主催する最大のテクノロジーカンファレンス、 HPE Discover 2024 が 2024年6月17日から20日に米国ラスベガスで開催されました。 この記事では HPE Discover 2024 に聴講参加して得られた知見について、主にサーバー関係のものを中心に共有します。 はじめに HPE Discover 2024 とは Keynote: Intelligence has no limits 新サーバーの発表 AI 向けサーバー サービスプロバ

スクラムチームをLeSSっぽく2分割したらリリース頻度が2倍になった話

時系列データ分析ツール「Node-AI」を開発するスクラムチームは、LeSS(Large-Scale Scrum)を参考にした開発プロセスを採用しました。 本記事では、その背景や数か月試した結果について紹介します! 目次 目次 はじめに Node-AIについて フロントエンドのリプレイスを終えて チーム分割に対する勘所 コンポーネントチームとフィーチャーチーム 実際の運用 チームへの愛着 2チ

Interop Tokyo 2024 〜​NTTグループ先端5G技術を結集したShowNetへの貢献〜

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの梶江、原田、佐瀬、江崎、山田です。 NTTコミュニケーションズ株式会社 (以下、NTT Com) は、日本最大級のネットワーク展示会である 「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」 において構築されるShowNet 1 に対し、昨年に引き続き 2 コントリビューターとしてローカル5G(以下、L5G)システムを提供

Interop Tokyo 2024 ~ L5G x Celonaの取り組み紹介 ~

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの福永です。 NTTコミュニケーションズ株式会社は、日本最大級のネットワーク展示会である「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」において構築されるShowNet に対して、Celona製品を用いてローカル5G環境を構築しました。 また、ShowNetウォーキングツアー用にローカル5G端末を提供しました。 ローカ

新卒1年目エンジニアだって Tech イベントの運営リーダーをやってみたい!

こんにちは、クラウド & ネットワークサービス部の井口です。普段は OpenStack を利用した SDPF クラウドの仮想サーバ開発/運用をしています。 昨年 12 月に開催された学生向けの技術広報 1day イベントにて、私は当時新卒 1 年目で運営リーダーとして携わりました。 この記事では、運営リーダーを務めた経験から得た学び・知見を紹介します。 Tech Workshop とは NTT Com が主

Interop Tokyo 2024 〜 AWS Outpostsサーバーを用いた5Gメトリクス監視の取り組み紹介 〜

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの藤田、鈴ヶ嶺です。NTTコミュニケーションズ株式会社 (以下、NTT Com) は、世界最大級のネットワーク展示会である 「Interop Tokyo 2024(会場:幕張メッセ、会期:2024年6月12日〜14日)」 におけるShowNetに対し、コントリビューターとしてローカル5G(以下、L5G)システムに携わりました。その取り組みに付随して、ShowNetと連携

組織が記憶喪失になるのをどうすれば ~ ryuzee技術顧問にきいてみた

何か決定した事実は実装や規則の形で残っているものの、決定までの経緯をチームメンバーが覚えていない――。 この記事では、そうした 組織が記憶喪失になる ことにどう対処していけばよいか、NTT Comの技術顧問である吉羽龍太郎 ( @ryuzee ) さんにふらっと相談してみたら一瞬で突破口が見つかった&話に奥行きが出た話を共有します。 目次 目次 軽く自己紹介 事の発

リリースプロセス改善のために工夫して自動化を推し進めたらチームの底力が爆上がりした話

こんにちは、クラウド&ネットワークサービス部の 福岡 です。 SDPF(Smart Data Platform) クラウドの IaaS である、 ベアメタルサーバー ・ ハイパーバイザーサービス 開発のソフトウェアエンジニアとして働いています。 本記事では、リリースプロセスの改善を目指して QA チームが実施している試験の一部を自動化したことで、チームの底力が爆上がりした事例について紹