身近なモノやサービスから学ぶ「情報」教室シリーズ1〜5【全5巻セット】

書籍情報

発売日 : 2023年09月21日

著者/編集 : 土屋 誠司/松本 和幸/芋野 美紗子/鈴木 基之/柘植 覚

出版社 : 創元社

発行形態 : 全集・双書

ページ数 : 880p

書籍説明

内容紹介

「AI人材」や「高度IT人材」を目指す人のみならず、今やコンピュータサイエンスやデジタル技術に関する知識は〈これから〉の時代を生きていくすべての人に必要なものになりました。学校教育の現場では「GIGAスクール構想」のもと1人1台タブレット端末が配布され、小学生のときからデジタル教材やプログラミングに触れる機会が増え、この動きは中学校にも拡大しています。高校では「情報Ⅰ」の新科目が必修となり、2025年から大学入学共通テストへの導入が決まりました。新しい時代へのパスポートとなるこの全5巻のシリーズは、日常生活の中で見聞きする話題から始まり、まるで紙面上で実際に授業を受けているような感覚が味わえる、読みやすくて楽しい入門書です。第1巻「情報社会と情報」では、情報技術の発展に伴う社会構造の変化からリテラシーやセキュリティに関するさまざまな問題、AI〈人工知能〉が変えていく未来について学びます。第2巻「情報デザインとコミュニケーション」では、情報をいかにデザインし、どのように人とコミュニケーションするか。そのための表現方法や伝達手段、コンテンツ作成ツールなどについて学びます。第3巻「コンピュータとプログラミング」では、デジタルデータやコンピュータのしくみから演算処理の流れ、プログラミングにおける基本構文や初歩的なコードの書き方などについて学びます。第4巻「アルゴリズムとデータサイエンス」では、アルゴリズムの基本的な考え方と種類、データ構造やさまざまなデータ分析の手法のほか、機械学習やニューラルネットワークについて学びます。第5巻「情報通信ネットワークとデータベース」では、情報通信ネットワークのしくみについて階層ごとに分けて詳しく学びます。接続の方式や各種通信プロトコルのほか、データベースについても取り上げます。【シリーズの特長】◆親しみやすい話題から始まる各章のテーマに関する〈身近なモノやサービス〉の事例やエピソードを紹介。◆高校で学ぶ「情報」の学習範囲に準拠2022年度開始の新科目「情報Ⅰ」、2023年度開始の「情報Ⅱ」をフォロー。◆理解を助ける豊富な写真や図表イメージしにくい概念や考え方をビジュアル面から補足。◆学生から社会人まで役立つ中高生からの独習~社会人の学びなおし(リスキリング)ニーズに対応。「ITパスポート」「基本情報技術者」試験の受験者や「情報」教科担当職員の事前学習用に最適。

目次

第①巻『情報社会と情報技術』(土屋誠司 著)
情報とメディア
情報技術の発展
情報社会の進展
情報社会の問題
情報システム
情報リテラシー
情報に関する法律や制度
情報セキュリティ
情報社会の未来
人工知能と人間
第②巻『情報デザインとコミュニケーション』(松本和幸 著)
情報デザイン
人とコンピュータ
情報の表現方法
情報の伝達方法
コミュニケーション
コミュニケーションツール
コンテンツの作成と改善
コンテンツの発信と評価
情報デザインの未来
第③巻『コンピュータとプログラミング』(芋野美紗子 著)
情報のデジタル化
コンピュータのしくみと構成
コンピュータによる演算
プログラミング
変数とデータ構造
演算子
繰り返し
分岐条件
関数
プログラムを作る
第④巻『アルゴリズムとデータサイエンス』(鈴木基之 著)
アルゴリズム
代表的なアルゴリズム
アルゴリズムとデータ構造
さまざまな現象のシミュレーション
データの分布形状の考慮
クラスタリング
重回帰分析による予測
購買データの分析と推薦
機械学習による認識
深層学習
第⑤巻『情報通信ネットワークとデータベース』(柘植覚 著)
情報通信ネットワーク
ネットワークの構成
情報通信の取り決め
近い機器をつなぐネットワーク――OSI基本参照モデル:第1層、第2層
インターネット――OSI基本参照モデル:第3層、第4層
インターネット上のサービス――OSI基本参照モデル:第5層、第6層、第7層
ネットワークの情報セキュリティ
データベース

著者情報

土屋 誠司
松本 和幸
芋野 美紗子
鈴木 基之
柘植 覚