株式会社スタメン の技術ブログ

LambdaとCloudWatchメトリクスを活用したSidekiq LatencyトリガーのECSオートスケーリング

はじめに こんにちは、プロダクト開発部の 勝間田 です。 非同期処理は、即時の応答が不要な処理をバックグラウンドで並行処理することでユーザー体験を向上させるものであり、私たちのサービス TUNAG(ツナグ) では主にSidekiqを利用しております。 即時の応答が不要な処理とはいえ、そこで大きな 遅延(Latency) が発生してしまえば、ユーザー体験を損ねることにつ

RedisとAWS設定から解放!Solid Queueで実現する、RailsアプリのDB完結型ジョブスケジューリング

🏁 はじめに 株式会社スタメンにてプラットフォーム部で SRE / DevEx などに取り組んでいるもりしたです。今回は Ruby on Rails アプリケーションに Solid Queue を導入したお話を書こうと思います。 こんな人に読んでもらえるとうれしく思います。 Solid Queue に興味がある Ruby on Rails アプリケーションで手軽に定期実行ジョブを作りたい すでに稼働している定期実行ジョブの Solid

React Conf 2025 in Las Vegas:技術、英語、そしてコミュニティの熱量に触れた2日間

はじめに こんにちは。スタメンで Watchy というIT資産管理・操作ログ管理ツールのプロダクトエンジニアをしている yun8boo です。 スタメンでは、業務以外の場でもエンジニアの成長機会づくりを重視しており、カンファレンス参加の補助制度があります。今回はその制度を活用し、2025年10月7日–8日に開催された React Conf 2025 in Las Vegas の現地参加の機会をいただきました。

Railsの奥深さを再発見!Kaigi on Rails 2025 参加レポート🧑‍💻

導入 お久しぶりです!株式会社スタメンの ちぇる です。前回の 「ながらRuby会議01」 に続き、今回は「Kaigi on Rails 2025」に参加してきました! Kaigi on Rails とは、「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」です!年に一度開催され、国内外から多くの参加者やスピーカーが集まり、Railsに関するさまざまなテーマでの講演や交流が行われます。 kaigionrai

雑談から生まれた、「あったらいいな」を届ける デザイナー × エンジニアの社内ツール開発

プロダクト開発部でTUNAGの開発をしている hisa です。最近公開された「ひゃくえむ。」がとても良く、久々劇場で涙を流しました。 今回は少し前になりますが、デザイナーと協業でリリースした社内ツール開発について紹介できればと思います。 はじまりは、何気ない雑談から 「バナー、毎回同じような構成で作ってるんだけど、テンプレートにできたら楽かもね」 「Zo

iOSDC Japan 2025 参加レポート🍎

こんにちは!プロダクト開発部の おしん ( @38Punkd ) です。 先日9月19日(金)から21日(日)にかけて、有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催された iOSDC Japan 2025 に参加しました! iosdc.jp 2016年初開催されたiOSDCは今年で遂に10回目を迎え、今年もiOSDCらしい、賑やかで学びの多い最高の3日間でした。 今年も弊社はシルバースポンサーとしてiOSDC Japan 2025に協賛しま

ITエンジニアが参加した「ながらRuby会議01」で得た成長のヒント

はじめまして!株式会社スタメンでバックエンドエンジニアをしている ちぇる と申します。 この度、2025/9/6(土)に開催された「ながらRuby会議01」に参加しました。 会場は岐阜県の「うかいミュージアム」で、自然に囲まれた素敵な場所でした✨ 近くには金華山(きんかざん)があり、山頂に築かれた岐阜城が見えます🏯 いざ、会場へ! まず驚いたのは、 今回開催された

元同僚の『この会社いいよ』が本当だった話

👋 あいさつ こんにちは!株式会社スタメンのフロントエンドエンジニア、伊賀本です。 これまでフロントエンドを中心にキャリアを積んできましたが、スタメンに入社してからは バックエンド領域にも挑戦 を始めています。 今回は、2025年6月に入社して3ヶ月の節目ということで振り返りをしてみようと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです! 🎯 入社理由

DroidKaigi2025に参加しました🤖

株式会社スタメンでAndroidアプリ開発を担当している鈴木と申します。 この記事では、2025/09/10(水) 〜 2025/09/12(金)に行われたDroidKaigi2025(以下DroidKaigi)に参加して、特に印象に残ったセッションや、カンファレンス全体を通して感じた技術トレンドなどを共有します。 株式会社スタメンはサポーターズスポンサーとしてDroidKaigi2025に協賛しました。 カンファレンスの全

Paging3 でのリストのアイテム更新にハマった話

はじめに 株式会社スタメンでモバイルアプリの開発をしているカーキ(X: @khaki_ngy )です。 これまでJetpack Composeを採用した画面で、大量のアイテムをページング表示したい場合は、多くのケースで AndroidX Paging ライブラリ(以下、Paging3)を採用してきました。 直近で担当したタイムライン機能のリプレイスに際しても、投稿一覧を表示するために当初 Paging3 を採用しまし

Watchy が実践するAI活用

Watchy が実践するAI活用 はじめに 👋 こんにちは。スタメンでソフトウェアエンジニアをしている yunboo です。 AI 技術の急速な発展により、プロダクト開発の現場も大きく変わろうとしています。しかし、単純に AI ツールを導入するだけでは、その真価を発揮することは難しいものです。 この記事では、私たち Watchy が実践している、AI 活用によるワークフロー改善につい

関西Ruby会議08にブース出展しました!

はじめに こんにちは。スタメンでバックエンドエンジニアをしているきいろです。 今回、2025年6月28日(土)に京都の先斗町歌舞練場にて開催された関西Ruby会議08にTakeスポンサーとして出展してきましたので、その振り返りレポートを書きたいと思います。 関西Ruby会議ならではなのかスポンサーグループがMatz、Take、Umeなのは面白いですね。(最初"テイク"スポンサーと

TUNAGモバイルアプリでコア機能『タイムライン』をSwiftUI / Jetpack Compose化しました

こんにちは!プロダクト開発部のおしん( @38Punkd )です。 スタメンは、組織改善クラウドサービス「 TUNAG 」を提供しています。そのコア機能である『タイムライン』を、モバイルアプリでWebViewからSwiftUI / Jetpack Composeにリプレイスしました。今回は、その背景と技術選定、そして実現までの道のりをご紹介します。 リプレイスの背景 スタメンの主幹サービスである「TUNAG」

プロダクト部門社内LT会開催!プロダクト組織に学び合う文化を育む。

目まぐるしく変化するIT業界において、企業が競争力を維持し続けるためには、常に新しい知識を取り入れ、お互いに学び合う文化が不可欠です。そこで、プロダクト部門では先日、エンジニア・プロダクトマネージャー(PdM)・デザイナーが一堂に会する社内LT会を開催しました! 開催の狙い:全員で高め合う学びの場づくり 今回のLT会は、部門全体の知識共有と交流を

SRE NEXT 2025 参加レポート!スタメンはロゴスポンサーとしてSREの最前線を応援しました

こんにちは! 株式会社スタメン 、プラットフォーム部のもりしたです。 先日、7月11日(金)から12日(土)にかけて東京のTOC有明で開催された「 SRE NEXT 2025 」にオフラインで参加してきました!SRE NEXTへの参加は今回が初めてでしたが、非常に学びが多く、充実した2日間を過ごすことができました。 sre-next.dev 参加メンバー集合写真(もりしたは写真撮影係してます) な