株式会社スタメン の技術ブログ

TUNAGの新フロントエンドを支える技術と設計

株式会社スタメン でフロントエンドエンジニアをしている 神尾 です。普段は、エンゲージメントプラットフォーム「 TUNAG 」の開発をしています。 TUNAGでは、2023年1月からWebフロントエンドのリプレイスプロジェクトが始まり、今もプロジェクトが進行中です。現在のWebフロントエンドでは技術選定の選択肢が多く、選定にあたっての検討事項がとても多いと思います。

TUNAGのフロントエンドを段階的にリプレイスしている背景とインフラ構成

こんにちは、スタメンの手嶋、西川です。 普段はエンゲージメントプラットフォーム「 TUNAG 」の開発をしています。 プロジェクトの背景 技術構成・選定 リプレイス前 リプレイス後 構成変更における注意点 1. 意図せず情報がキャッシュされてしまうリスク 2. ダウンタイム発生のリスク リプレイスのフロー 振り返り 最後に プロジェクトの背景 これまでTUNAGは、プロダ

なぜTUNAG(ツナグ)がモバイルアプリに投資するのか

こんにちは、プロダクト開発部、モバイルGでiOSチームのエンジニアリングマネージャをしている 朝倉( @asashin227 )です。 2022年末に スクラム体制でのモバイルアプリGの変遷(2022年) という記事を公開してから8ヶ月ほど経ち、さまざまな変化がありましたので、ご紹介できればと思います TUNAG(ツナグ)について 2022年2月に以下の記事でスタメンの主力事業であるTUNAGの紹

スタメンは iOSDC Japan 2023 にゴールドスポンサーとして協賛します

株式会社スタメンは、2023年9月1日から3日間にわたり、早稲田大学理工学部 西早稲田キャンパスとニコニコ生放送上で開催される「iOSDC Japan 2023」に、ゴールドスポンサーとして協賛し、イベントを盛り上げます。 iosdc.jp 本エントリーでは、登壇情報、ノベルティ、出展ブースについてご紹介いたします。 登壇情報 スポンサーセッションでは、iOSエンジニアの青木が『 VIPE
iOS

和田卓人(t_wada)さんをお呼びして「質とスピード」の社内講演をしていただきました!

こんにちは、スタメンCTOの松谷( @uuushiro ) です。 7/25に、 和田卓人さん (以下、t_wadaさん)をお呼びし、「 質とスピード 」の社内講演会を開催しました! t_wadaさんにご依頼したきっかけ スタメンが提供する「 エンゲージメントプラットフォーム TUNAG(ツナグ) 」はスタメンの創業事業で、サービス提供から約7年が過ぎました。この約7年間、プロダクト成長に注力してきた

なぜ雑談が重要か

これはなに? こんにちは、リファクタリング大好きな ミノ駆動 です。2023年7月より 株式会社スタメン にジョインしました。 コミュニケーションには会議体やテキストベースなど様々な手段があります。 その中で雑談がなぜ重要であるかについて、私の考えを記したものです。 大事な前提 〜目的と手段の関係〜 人々の活動には 目的 があります。そして目的を満たす

スタメンの技術的負債解消戦略

1. これはなに こんにちは、リファクタリング大好きな ミノ駆動 です。2023年7月より 株式会社スタメン にジョインしました。 この記事は、今後スタメンにおいてサービスの技術的負債を解消する設計戦略についてまとめたものです。 2. 背景、課題 株式会社スタメンは2016年創業。主要サービスである TUNAG (ツナグ)は、企業のエンゲージメントの構築、つまりお互いを

SwiftのCombineを、RxSwiftとの違いを理解しながら導入する

こんにちは、株式会社スタメンで TUNAG のiOSアプリエンジニアをしている青木 ( @38Punkd )です。 何気に今回の記事がこの Tech Blog への初投稿で、ワクワクしています。 TUNAGのiOSアプリは、これまでリアクティブプログラミングの手法として、 RxSwift を導入してきました。 そして今年度から、アプリがサポートするOSバージョンの下限を13.0に引き上げたため、Apple公式の非同期

TUNAGで利用しているAWS LambdaでRuby 3.2 runtimeに爆速対応した

アーキテクチャ図(完了後) こんにちは。当社が スポンサー参加したRubyKaigi 2023 が終わって1ヶ月以上経ち、6月は海外カンファレンスも多く忙しい日々を過ごしています。 最近はまたTUNAG全般をいじっています。 TUNAGのメインアプリ(Ruby on Railsベース)は 4月にRuby 3.0へのアップグレードした のち、5月前半にはRuby 3.1へのアップグレードが完了していました(ブログ記事

RubyKaigi 2023 参加レポート

はじめまして、stmnで働いている@natsuokawaiと@starmiya_miyukiです。 stmnはRubyKaigi 2023にゴールドスポンサーとして協賛させていただいたので、エンジニア2人でRubyKaigi 2023にオフラインで参加してきました! スポンサーブースの様子 どのセッションも興味深かったのですが、本レポートでは特に社内でも話題に上がることの多い型関係の5つのセッションについてまとめてみます

TUNAGにおけるRuby 3.0アップデートと開発組織の今後

はじめまして。2023年4月ごろよりスタメン・TUNAGプロダクト開発にジョインしました、 @trowems23 です。 つい先日Ruby 3.0がリリースされました。ジョイン初日から数えて829日前のことでした。 Rubyは開発生産性が高いのですが、ブレイキングチェンジの多さに対してライフサイクルがとても短く、積極的なアップデートが求められます。 一方で、スタメン主要プロダクトのTUNA

漏洩チェッカーの技術と開発体制のすべて

スタメンエンジニアの井本です。 漏洩チェッカーのWebアプリケーションをフルスタックに領域問わず開発しています。得意な領域はインフラ含むバックエンドです。 本記事では、先月2022年12月にリリースしたサービス、 漏洩チェッカー について、プロダクトと開発体制の紹介をします。 漏洩チェッカーについて 技術について 技術スタック アーキテクチャ 組織につい

RSGT2023に参加してきました

2023年1月11日(水)〜1月13日(金)に開催された、スクラムの国内最大のイベントであるRegional Scrum Gathering Tokyo 2023(以下: RSGT)にスポンサーとして参加してきたのでその報告です。 2023.scrumgatheringtokyo.org 今回はCTO+エンジニア兼スクラムマスター×3人の4人で参加してきました。 会場の雰囲気 会場に入るとスポンサーブースが出展しているエリアがあるのですが、ブースの周りや

大規模スクラム LeSS の各スクラムチームに「チームPO制」を導入してみた

こんにちは!株式会社スタメン/TUNAG事業部プロダクト開発部の手嶋/西川/若園です。 弊社のプロダクト部では2022年から 大規模スクラム LeSS (以下: LeSS)を導入しています。 その中で私たち3人は、 チームプロダクトオーナー (以下:チームPOと呼ぶ)という通常ではLeSSに定義されていない役割を担って様々なことにチャレンジしてきました。 今回のブログでは、実際にチーム

スケルトンスクリーンを小さく導入してみた

目次 はじめに スケルトンスクリーンとは react-content-loaderによる実装 プリセットを使用する方法 Create React Content Loaderで独自のスケルトンスクリーンを作成し使用する方法 おわりに はじめに はじめまして、株式会社スタメンの神尾です。 普段はスクラムマスター兼エンジニアとして弊社が運営しているエンゲージメントプラットフォーム TUNAG を開発しています。 2022年10