株式会社スタメン の技術ブログ

インペディメントリスト 〜スクラムチームの一番重要な問題を改善し続ける方法〜

目次 はじめに インペディメントリストとは 運用方法 インペディメントリストの効果 運用する上で課題となったこと インペディメントリストをもっと活かすために今後やりたいこと さいごに はじめに はじめまして、株式会社スタメン TUNAG事業部 プロダクト開発部 西川、神尾、小松、村中です。 スタメンでは2022年の2月からスクラムを導入しており、私たちはスクラム

スクラム体制でのモバイルアプリGの変遷(2022年)

こんにちは!TUNAG事業部モバイルアプリGのカーキです。 2022年ももう残りわずかになってきましたね。 最近は、社内のポケモンマスターズトーナメントに向けて、ポケモンの育成に勤しんでいます。 スタメン TUNAG事業部のプロダクト部では今年から 大規模スクラム(通称:LeSS) を導入しています。 今回のブログでは、 大規模スクラムを導入した今年、モバイルアプリG

フル JetpackCompose 製のアプリ『TUNAG 受付』をリリースしました

こんにちは! スタメン TUNAG 事業部 モバイルアプリグループのカーキです。 最近では主として Android アプリの開発に携わっています。 株式会社スタメンでは7月の初めに『TUNAG 受付』という、TUNAGのチャット機能を利用したオフィスの受付アプリをリリースしました(Androidのみ対応) ( ストアリンク ) 『TUNAG 受付』はUIの部分を全て Jetpack Compose で記述しており、アプリ

共通UIコンポーネントで速くクオリティの高いプロダクトを開発をしたい。

目次 はじめに 共通UIコンポーネント とは 共通UIコンポーネント を作り、運用することのメリット デザインの一貫性やクオリティが保たれる 開発コスト&デザインコストを削減できる 実装時に考慮すると良いこと スタイルを適切なpropsで操作可能か コンポーネントのトップの要素にmarginをつけない 親や子の要素をお互いが知っている前提の実装をしない おわりに は

QuickSightのSPICEデータ使用量をLambdaで監視している話

目次 はじめに 使用量監視の課題 LambdaとCloudWatchを用いた監視方法 名前空間別にSPICE使用量を集計してCloudWatchにメトリクスを送信するLambda関数 CloudWatchアラート、ダッシュボードの作成 まとめ はじめに こんにちは、スタメンの田中、若園です。 こちらの記事 でカスタムダッシュボード機能の全体像を紹介しました。🎉 この記事では、続編その2としてカスタムダッシュ

QuickSight SPICEデータのLambda関数を用いた自動更新処理

目次 はじめに データ更新のニーズと課題について API経由でのSPICEデータの更新方法 自動更新のアーキテクチャ Lambda関数のコード まとめ はじめに こんにちは、スタメンの田中、若園です。 こちらの記事 でカスタムダッシュボード機能の全体像を紹介しました。🎉 この記事では、続編その1として、カスタムダッシュボード機能におけるLambda関数を活用したQuickSightのSPIC

QuickSightを利用してカスタマイズしたダッシュボードを埋め込む

目次 はじめに カスタムダッシュボードの概要 カスタムダッシュボードのアーキテクチャ データセットの結合 アプリケーションへの埋め込み セグメント機能 まとめ はじめに こんにちは、スタメンのチームねぎまの近藤、滿本です。 以前、「 名前空間を用いたQuickSight上でのマルチテナントの実現 」というブログでご紹介した技術を用い、カスタムダッシュボード機能

Jetpack Compose のプレビューを利用して Android View で作成したコンポーネントの開発を加速させる

こんにちは、TUNAG事業部のカーキ ( @khaki_ngy )です。 普段は TUNAG の iOS/Android などのモバイルアプリの開発を行なっています。 今回は TUNAG の Android アプリ開発における Android View の開発での Jetpack Compose を使ったレイアウトプレビューの活用について、Jetpack Composeの導入理由と併せて紹介していきます。 Jetpack Compose の導入 TUNAG の Android アプリでは Jetpack Compose の安定版がリ

JSON:APIフォーマットのTSの型を、デシリアライズした型に変換する型パズルの実装

はじめに こんにちは。株式会社スタメンで FANTS のエンジニアをしている @0906koki です。 今回の記事では、以前社内で実装した、デシリアライズする前の JSON:API フォーマットの型を、デシリアライズ後の型に変換する方法について書きたいと思います。 目次 はじめに 目次 TL;DR (概要) 👇 この JSON:APIフォーマットの型を... 👇 こう デシリアライズした型に変換する! JSON:A

名前空間を用いたQuickSight上でのマルチテナントの実現

Work illustrations by Storyset こんにちは、スタメンの滿本、若園、田中、近藤です。スクラムでのチーム名は、チームねぎまです。 (2022年冬から スクラム開発に移行しました ) 本記事では、QuickSightの概要、マルチテナント構成とその運用方法について紹介します。 QuickSightとは QuickSightは、AWSが提供しているクラウドBIサービスです。 本項では、QuickSightの主な構成要素であるユ

Next.js×NestJSをモノレポで構築/運用してみました

こんにちは、スタメンエンジニアの手嶋です。普段はRuby on RailsやReactなどの技術を用いて開発しています。最近は フィーチャーチーム体制に切り替わったこともあり 、AWSなどの技術にも触れる機会が増えました。 これまで複数のプロジェクトにおいて React(TypeScript) で開発を行ってきました。そんな中でやはり型の恩恵を感じることが多かったのですが、バックエンドも

スタメンインターン体験記

はじめに こんにちは。 takumma といいます。株式会社スタメンで一ヶ月半ほどインターンをさせていただいたので、そこで体験したことを文章として残そうと思います。 本当はインターンでお世話になった社内の方達に向けて社内ドキュメントに投げようと思っていたのですが、その旨を CTO の松谷さんに話したら、是非社外向けにも公開してほしいとのことだったので、

Deviseにおける認証ロジックの実装

TL;DR (概要) Deviseにおける認証ロジックの実装 認証処理の流れ カスタムストラテジーの実装 カスタムストラテジーの呼び出し default_strategiesとして呼び出す ストラテジー名を指定して呼び出す その他 Tips FailureApp(エラーハンドリング用のクラス) hook model 参考 まとめ TL;DR (概要) こんにちは、スタメンエンジニアの井本です。普段はRuby on RailsやAWSなどサーバーサイド寄りの

TUNAG(ツナグ)の技術と開発体制のすべてを紹介します!

こんにちは。CTOの松谷です。現在はCTOとTUNAG開発部部長を兼務しており、CTOとして会社全体の技術統括を行いながら、TUNAG開発部長として開発組織マネジメントを担っています。 本記事では、スタメンの創業事業である TUNAG について、プロダクトと開発体制の紹介をします。 目次 TUNAGについて 開発体制について 技術スタック アーキテクチャ 開発組織 開発組織の変遷 フ

FANTSの開発技術・開発組織を紹介します!

目次 はじめに FANTSとは 技術について 組織について 開発体制 エンジニア おわりに はじめに FANTS事業部の開発部の部長をしている田中( @sukesan_st )です。2021年9月から開発部門の部長としてチームのマネジメントをしています。去年は料理とサウナにハマった1年でした。 私の経歴を簡単に紹介しますと、以下の通りです(FANTSに関連する出来事を抜粋) 2019年4月にスタメンに