株式会社スタメン の技術ブログ

社内勉強会レポート(コンピュータ・サイエンス)

スタメンエンジニアの井本です。 普段の業務ではRuby on Railsを用いた機能開発を担当しています。 前職である電気回路の設計エンジニアからWebエンジニアに転身し、11月から働いています。 スタメンでは、エンジニアの技術力向上に力を入れており、社内勉強会を積極的に実施しています。 今回は、私が11月〜12月に参加した「みんなのコンピュータ・サイエンス勉強会」

HTTPヘッダーのContent-Typeを自在に扱う

目次 はじめに HTTPヘッダーとは Content-Typeの概要 検証内容 おわりに はじめに こんにちは、スタメンでエンジニアをしている手嶋です。普段はReact+TypeScriptでフロントエンドを開発したり、RailsでAPIを作成しています。クライアントサイドからサーバーサイドへリクエストするに当たり、HTTPヘッダーのContent-Typeを柔軟に変える事でリクエストの記述をシンプルに出来たので

新卒1年目の終わりに「達人プログラマー」を読んでみた

はじめに こんにちは、スタメンでエンジニアをしている梅村です。20卒として昨年の4月から正式に入社し、もうすぐ1年が経とうとしています。そんな自分が「 達人プログラマー 」を読んでみた感想と、自分にどの部分が活用できるかを紹介していこうと思います。 新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道 作者: AndrewHunt , DavidThomas 発

2021 & Android 12

モバイルアプリグループでおもにAndroidアプリの開発を行っている @sokume です。 Android開発者の方であれば興味関心の尽きない、 Android OS 12 Developer Preview 1 が2/18日に公開されましたね。 毎年の事ではありますが、2021年の新OS Android 12への対応にむけて少しずつ検討をすすめていかないとならない時期がやってきました。 この記事では、新OS Android 12への対応や、2021年平行に

Reactでメモ化によるパフォーマンス改善を狙う

はじめに はじめまして。株式会社スタメンでエンジニアをしております 永井 です。 今回の記事ではReactでメモ化によるパフォーマンスを意識した実装方法について書きたいと思います。 なぜパフォーマンスを意識した実装が大切なのでしょうか。 なぜなら、ユーザーのある操作に対するレスポンスの速度を高めることは、UXの文脈において非常に重要な要素だからです

Twitter iOSアプリのテキスト入力を支える TwitterTextEditor を試してみた

こんにちは。スタメンでTUNAGやFANTSのモバイルアプリ開発を担当している @temoki です。 先週、Twitter iOSアプリで使用されているテキストエディタが TwitterTextEditor というOSSとして公開され、iOSアプリエンジニアの間で話題になりましたね。以下がTwitter公式のエンジニアリングブログによる紹介記事です。 blog.twitter.com 私はTUNAG iOS/Androidアプリの開発の中で、メンションや絵文

【Stripe】サブスクリプションの支払いタイミングが特定日時においてズレる問題について(月初版)

スタメンでエンジニアをしている 田中 です。 今回は決済プラットフォームであるStripeのサブスクリプションを扱う際に遭遇した問題について、発生した事象とその原因、および対策方法についてご紹介します。 なお、本記事ではStripeのサブスクリプションについての詳細は説明いたしません。また、対策方法についてはRubyのコードで記載します。RubyでStripeのサブスク

スタメンのプロダクトチームの現在と今後

こんにちは、スタメンでVPoE兼プロダクト部の部長 をしている小林です。 1月も前半が終わり、スタメンでは新しいチームやプロジェクトが立ち上がり、本格的に2021年がスタートしています。 昨年末に、CTOの松谷が技術を中心に「 スタメン開発チーム 2020年の振り返りと2021年の展望 」を投稿しましたので、私は組織面を中心に2021年の方向性をご紹介しようと思います。

Rails+React環境下における、Hot Module Replacementの導入

はじめに はじめまして。株式会社スタメンでエンジニアをしております、永井( @0906koki )です。 以前の記事 では、筋トレを週5でしていると書いていましたが、今は週2に減らして体をメンテナンスしています。 今回の記事ではRailsとWebpack、そしてReactを使って、webpack_dev_serverによるHot Module Replacement(以下 HMR)を実装する方法について書きたいと思います。 軽くwebpack_dev_se

スタメン開発チーム 2020年の振り返りと来年の展望

スタメンの松谷( @uuushiro )です。2020年3月末にスタメンのCTOに就任し、約9ヶ月ほどが経ちました。色々と変化の大きかったスタメン開発チームの2020年を、私の目線で振り返ります。そして期待も込めて来年の展望を共有したいと思います! どんな2020年だったか 事業について TUNAG まず、創業事業である TUNAG はリリースして今年で4年目でした。TUNAG は、2017年~2019年までは、

ジェネリック型で汎用性の高いReactコンポーネントを作成

目次 はじめに ジェネリック型とは 汎用性の高いコンポーネントを作成 おわりに はじめに こんにちは、スタメンでエンジニアをしている手嶋です。普段は、React+TypeScriptでフロントエンドメインで開発をしています。開発の中でReactコンポーネント(以下コンポーネント)を共通的に使いたいことが多々あるのですが、その手法の一つとしてジェネリック型が有効だったので

JSON:APIのRequestSpecに、jsonapi-rspecを導入する

目次 はじめに jsonapi-rspecのinstall 既存のRequestSpecによく見られるテストケースの例 jsonapi-rspecで置き換えてみる さいごに はじめに こんにちは、株式会社スタメンでエンジニアをしている ワカゾノ です。 4月からサーバーサイドエンジニアとして、弊社プロダクト TUNAG の開発を行っております。 TUNAGでは、ユーザビリティの向上を目的に、既存機能のReact化、Native化が進め

【Google Cloud Storage】署名付きURLによる画像のアップロード

目次 はじめに アップロードの流れ Google Cloud Storage の準備 実装 おわりに はじめに こんにちは、スタメンのミツモトです。 スタメンでは TUNAG 、 FANTS というサービスを提供しており、画像の保存先として Amazon Web Services のS3(Simple Storage Service)を採用しています。 Google Cloud Storage(以下、GCS)の場合、どういう流れで画像を保存するか知りたいと思い、自分の学習として

RSpec から API ドキュメントを生成する「rspec-openapi」を試してみた

はじめに 本記事では RSpec の request spec から OpenAPI 仕様のドキュメントを出力する Gem、rspec-openapi を紹介します。 ドキュメンテーションツール導入にあたっての負担を少なくしたい、実装とドキュメントが乖離しないようにしたい、という場合に参考になるかもしれません。 背景 これまで弊社では、 API ドキュメントは社内 wiki に蓄積されていました。 最初はこれでも問

自動で画像最適化してくれるのうれしいよね(Next.js)

こんにちは。フロントエンドエンジニアの 渡邉 です。 普段はReactとTypeScriptを書いています。 今回の内容はタイトルにも記載されていますが、Next.jsを使った画像の最適化です。 画像の最適化でやるべきことは多々あります。 例えば、画像のサイズ・重さ調整や、フォーマット、遅延読み込みなどあります。 Next.js 10で発表された next/image を使えば誰でも簡単に画像の最