意外と知らない!気象に関わるビジネスの可能性とその技術の裏側 【weathernews Tech Night#1】
2022年9月28日に開催されたオンラインイベントのアーカイブ動画となります。
イベントページ:URLhttps://techplay.jp/event/871836
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▼イベント概要
気象データと聞いて思い浮かぶ関連ビジネスと言えば「天気予報」を思い起こす人が多いと思いますが
それは気象データを用いたほんの一部の側面でしかありません。
ウェザーニューズでは独自のインフラ(衛星2機、独自気象レーダー80基/津波レーダー30基 etc.)を持ち、
“全世界”約38,000地点から観測データを取得しています。
そこで得た情報を基に一日あたり何十万通ものビジネスデータとして
航海・航空・エネルギー業界をはじめとした生活インフラを支えるあらゆる業界へ提供しています。
同社の技術組織では、その膨大なデータを≪価値あるデータ≫に加工してビジネス活用するために
様々な角度から研究開発・ビジネス実装を試みています。
例えば「航海」の領域における一事例でいうと
独自の衛星経由で、海上でもインターネットに接続できるようになった近年では
30,000隻の船舶の位置情報が1~2分ごとに分かるようになりました。
そこで最新の位置情報を基に船の物流情報などに関してビッグデータ処理を行い、
船がどの方向に進めば安全かつ迅速に目的地まで到達できるか
ウェザーニューズと船長が日々戦略を立てています。
これまでは船長の「経験と勘」によるものだった運航判断も、
今ではウェザーニューズ独自のデータが頼りにされる…そんな時代に変わってきています。
上記はほんの一部の事例であり、
「気象予報」「航空気象システム」「船舶気象システム」「防災システム」などにおいて
ハイパーコンピューティングやAI、クラウドを活用した様々な最新開発事例があります。
今回のイベントでは、今まであまり表に出ることがなかった気象ビッグデータを扱った
テクノロジーの裏側を大解剖していきます。