情報セキュリティ入門 第2版

書籍情報

発売日 : 2021年11月11日

著者/編集 : 佐々木 良一/会田 和弘

出版社 : 共立出版

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

実践的な観点から情報セキュリティと情報倫理を解説して好評を博した教科書の第2版。時代の流れを汲みとって大幅に加筆修正した。

目次

第1章 デジタル社会と情報倫理
1.1 デジタル社会の光と影
 1.1.1 デジタル社会の光
 1.1.2 デジタル社会の影
 1.1.3 サイバー攻撃の分類
 1.1.4 サイバー犯罪
1.2 技術的対策と法的対策,そして倫理
演習問題 / 参考文献

第2章 インターネット社会への攻撃と対策
2.1 ユーザへの攻撃
 2.1.1 ソーシャルエンジニアリング
 2.1.2 偽ショッピングサイト(FakeStore)
 2.1.3 架空請求(ワンクリック詐欺,ツークリック詐欺)
 2.1.4 偽セキュリティ対策ソフト
 2.1.5 フィッシング詐欺
 2.1.6 より複雑で高度な攻撃
 2.1.7 インターネットを利用した犯罪
 2.1.8 誹謗中傷など表現の問題
 2.1.9 ユーザへの攻撃にむけての対策
2.2 マルウェア
 2.2.1 歴史
 2.2.2 マルウェアの種類
 2.2.3 マルウェアの感染経路
 2.2.4 マルウェアによる主な被害
 2.2.5 日本年金機構への攻撃
 2.2.6 マルウェア対策
2.3 インターネットへの攻撃
 2.3.1 ネットワークについての基礎知識
 2.3.2 ネットワークインターフェイス層にかかわる攻撃
 2.3.3 インターネット層にかかわる攻撃
 2.3.4 トランスポート層にかかわる攻撃
 2.3.5 アプリケーション層にかかわる攻撃
 2.3.6 アプリケーション層の公開サーバへの攻撃
 2.3.7 インターネットへの攻撃に対する対策のまとめ
演習問題 / 参考文献

第3章 情報セキュリティの技術的対策
3.1 ユーザにとって重要な対策
 3.1.1 ソフトウェアを最新のものにする
 3.1.2 マルウェアの検知
 3.1.3 ファイアウォール
 3.1.4 バックアップ
 3.1.5 ユーザ認証
 3.1.6 その他の対策
3.2 暗号の活用
 3.2.1 暗号の種類
 3.2.2 SSL/TLS
 3.2.3 デジタル証明書
 3.2.4 デジタル社会と暗号
3.3 情報セキュリティマネージメント
 3.3.1 情報セキュリティとは
 3.3.2 情報セキュリティ管理システム
 3.3.3 リスクマネージメント
 3.3.4 事後対策の重要性
演習問題 / 参考文献

第4章 デジタル社会と法
4.1 法整備の必要性と課題
4.2 法整備の例
 4.2.1 名誉毀損,侮辱,信用毀損
 4.2.2 威力業務妨害,偽計業務妨害罪
 4.2.3 データ破壊改ざん
 4.2.4 ウイルス作成
 4.2.5 迷惑メール
 4.2.6 子どもの健全育成
4.3 不正アクセス禁止法
 4.3.1 法律の概要
 4.3.2 実例による解説
4.4 プロバイダ責任制限法
 4.4.1 法律の背景と目的
 4.4.2 法律の概要
 4.4.3 発言者の責任
 4.4.4 プロバイダ責任制限法の成果と課題
4.5 プライバシーと個人情報
 4.5.1 プライバシー,個人情報にかかわるトラブル
 4.5.2 肖像権
 4.5.3 デジタル社会とプライバシー権
 4.5.4 個人情報保護法
 4.5.5 個人情報保護法がもたらした課題
 4.5.6 個人情報保護法とプライバシー
4.6 デジタル時代の著作権
 4.6.1 知的財産権
 4.6.2 著作権の基礎
 4.6.3 デジタル時代の著作権
 4.6.4 著作権の管理
 4.6.5 著作権法が抱える課題
演習問題 / 参考文献

第5章 情報倫理
5.1 情報モラル教育
5.2 情報モラルと情報倫理
5.3 情報倫理の役割
演習問題 / 参考文献

トピックス① 中間者攻撃
トピックス② 偽装メールを見破る技術
トピックス③ 安全なクラウドサービスの選び方
トピックス④ パスワードのつくり方と管理方法
トピックス⑤ ACCS個人情報流出事件
トピックス⑥ 誹謗中傷,書き込みをした者の立証責任について
トピックス⑦ 個人情報保護法と防災
トピックス⑧ 宇治市住民基本台帳漏えい事件
トピックス⑨ パロディ,著作物の正当な利用(フェアユース)
トピックス⑩ クリエイティブコモンズ:使うことを前提とした著作権管理
トピックス⑪「 コミックマーケット」がアニメ文化を育てた

索  引

著者情報

会田, 和弘
佐々木 良一
会田 和弘
佐々木, 良一, 1947-