パッと学ぶ「機械学習」

書籍情報

発売日 : 2021年06月28日

著者/編集 : 清水 美樹

出版社 : 工学社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 196p

書籍説明

内容紹介

昨今のAIブームの中でも、「ディープ・ラーニング」や「ニューラル・ネットワーク」などは、コアな技術です。
 しかし、一部の技術者を除いて、誰もが使えているわけではありません。
「機械学習って何ができるのか」「どんなことに活用されているのか」
「機械学習の勉強をしてみたいけれど難しいのか」「勉強してみたけど、よく分からない…」
 …そんな疑問をもった「機械学習プログラミング」に挑戦してみたい方が、時間をかけずに「機械学習」をモノにするための入門書です。

目次

■ちょっとだけ「機械学習」

・ごくゲーム的なデモ
・仕組みを直感的に理解できるデモ
・コードをちょっとだけイジるデモ

■「定番フレームワーク」体験する
 機械学習のフレームワークとして定番と言われている「Scikit-learn」と「TensorFlow」、最近話題の「PyTorch」について、「どこを見ればいいか」「何をやっているか」「どんな答が得られているか」を直感的に解説。
Scikit-Learn /TensorFlow /PyTorch(全部プロ用ツールなのでサワリだけ)

■環境構築
機械学習の主流言語はPythonなので、Pythonでの環境構築を行なう。Anacondaのインストールから、Jupyter Notebookの使い方、注意点など。
・Anacondaのインストール /・Jupyter Notebookの使い方 /・機械学習に必要なコードを書いてみる(ベクトルや配列の扱い、シグモイド、ReLu、最も単純なパーセプトロンモデルなど)


■グラフの描画法
 機械学習(ディープラーニングも含む)で最も劇的な結果の出し方は、実は結果をグラフで図示する過程である。
 Jupyter notebook上でmatplotlibライブラリを用いて、結果の図示法に強くなろう。
・matplotlibの基本
・機械学習でよく使うデータの図示法(分類、予測、誤差、分岐など)

■Scikit-learnで機械学習
機械学習の定番ライブラリScikit-learnで実際にデータの分類を行なう。
・回帰による分類 /・SVMによる分類 /・決定木による分類 /・その他高度な分類

■Tensorflowでディープ・ラーニング
 ディープ・ラーニングの定番フレームワーク「TensorFlow」で実際に画像認識を行なう。
・最小構成のニューラル・ネットワークで知る「画像分類の基本」
・ディープニューラルネットワークで体験する「分類精度向上」
・ハイパーパラメータの調整で体験するチューニング

著者情報

清水 美樹
東北大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。 同学での専門は、コロイド等材料・科学系で、コンピュータやAIははぼ独学。 分からないことが分からないようになる感動を、読者と分かちあうことを喜びとする。