株式会社ビットキー の技術ブログ

社内LT会の毎週開催を支える技術

この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024、25日目の記事です。 プラットフォーム開発部 の @daikideal が担当します。 https://qiita.com/advent-calendar/2024/bitkey はじめに ビットキーではDevelopers向けの社内LT会を毎週開催しており、その運営・ファシリテーションを主に私が担当しています。 今回はこの社内LT会の毎週開催を継続するための仕組みについて紹介します。 結論だ

テスト自動化未経験者がmablを使ってテスト自動化を始めてみた

はじめに 私は2023年10月に株式会社ビットキーにテストエンジニアとして入社しました。 入社してから半年ほどスクラムチーム内でQAとしてテスト業務(テスト分析、テスト設計、テスト実装、テスト実行)を担当した後、2024年3月からリグレッションテストの自動化および自動化したテストの実行を中心としたテスト業務を行っています。 弊社のQAチームはテスト自動化

あなただからできる、LGTM(Looks Good To Me)

この記事は 株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 24日目の記事です。 ビットキーでウェブアプリケーションの開発をしている @roku_mikami_bk が担当します! LGTMって、なんだろう。 私はこの秋、部署移動を行ってQAエンジニアからソフトウェアエンジニアになった。 担当する業務が変わったことで、新しくキャッチアップしないといけないことが山積みで、忙しない毎日を送

ビットキーにおけるスマートロックの問い合わせ対応フローを紹介

この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 23日目の記事です。 Product Insight所属の中川が担当します。 はじめに ビットキーではスマートロックやWebアプリケーションといったプロダクトを扱っており、様々な場面でお客様に利用されています。 今回は、ハードウェアデバイスの問い合わせをどのように対応しているかを紹介します。 問い合わせ対応の流れ ビットキ

notionの数式2.0を利用しタスク管理に新たな可能性を

はじめに 私たちのチームでは、チームメンバー全員が対応すべきタスクをデータベースで管理しています。ただ、タスク管理の「期限切れ」ステータスは、チーム運営メンバーが毎週金曜日のMTGに確認して手動的に「期限切れ」のステータスへ変更しています。 そこで思いつく課題: 月曜期限のタスクのステータス変更は5日後になる 人的ミスが発生する可能性がある(

React Router から TanStack Router へ徐々に移行する技術

! この記事は 株式会社ビットキー Developer Advent Calendar 2024 の 22 日目です. ! この記事は情報の提供のみを目的としています.今回紹介する方法はどちらのライブラリにおいても公式の手法としてサポートされていません.この方法を用いたことにより発生したいかなる損害について,私および弊社は責任を負いません. はじめに 世間では Next.js や Remix といったフルスタ

チームに技術雑談の時間を毎日いれたら良いことがあった

はじめに この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 21日目の記事です。 ビットキーでworkhubAppというオフィスワーカー向けのiOSアプリ開発を担当しているあらさん/arasan01です。 この記事ではチームビルディングの一環として毎日、技術雑談の時間を作ってみた結果を取り上げます。 解決したい課題 私たちのチームではメンバー間の開発スキルの差に課題があり、PRレ

「関数型ドメインモデリング」から学ぶモデリングの勘所

はじめに 関数をベースにドメインモデリングをすることのメリットを、自分なりにまとめています。関数型プログラミングにはあまり馴染みがなく、今までのドメインのモデリングもオブジェクトをベースとしたモデリングを実施していました。「関数型ドメインモデリング」の書籍を読んで「なるほどな!」と感じた学びがあったので言語化してまとめています。元々

失敗することを前提とした GitHub Actions のワークフロー実装

はじめに ! この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 および GitHub Actions Advent Calendar 2024 19日目の記事です。 ビットキーで bitkey platform を開発している @otakakot が担当します。 私はビットキーに2022年11月にジョイン[1]して、GitHub Actions にてリリース作業効率化のためにワークフローを実装してきました。 ビットキーにジョインしてから GitHub Actions を本格的に触り始め

チーム内で経験を積み「縁の下の力持ち」ポジションの私がチームでどう立ち回っているか

はじめに 株式会社ビットキー Software QAアドベントカレンダーの2024年12月18日の記事は、2023年1月に入社しましたSoftware QAチーム所属 na-na が担当します。 今回は、チーム内でそれなりに経験を積み「縁の下の力持ち」ポジションとなった私が普段の業務においてどのように行動をしているか、何を心がけているかをお伝えします! 所属チームの現状 現在のビットキーにはwor

Bluetoothログ解析の深淵へ一歩踏み出す 〜AndroidのHCIスヌープログから見える世界〜

この記事は 株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 17日目の記事です。 モバイルアプリ開発者のsunadiusが担当します。 概要 当社ではBluetoothを使ったデバイス操作機能を頻繁に開発しています。しかし、私自身はこれまでBluetoothについて深く学んだことがありませんでした。そこで、Bluetoothを学ぶために実践したログ解析の知識の一部を共有することで、同様にBluetoothを学び

モバイルアプリQAチームのテスト設計勉強会3つの形式をご紹介!

はじめに 「テスト設計って難しそう…」 😓 株式会社ビットキーでSoftware QAチームに所属している鳥渕と申します。 ビットキーでは様々なプロダクトを扱っておりますが、私はその中でもモバイルアプリQAのリーダーを担当させていただいております。 日々の業務や振り返り会などのタイミングでメンバーからこのような声を聞くことがありました。 ・テスト設計のレビ

デザインの知識がなくてもできるダッシュボードのデザインをかっこよくする方法

この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 16日目の記事です。 Analytics Engineer / Data Analystをしている生田が担当します。 はじめに 私の所属しているData Platformチームでは、 継続的にBitkeyのプロダクトが価値提供できているか誰でも見れる状態を作り、プロダクトに対する意思決定をデータドリブンにする というミッションを掲げています。 データドリブンな意思決定

技術広報の一環として会社の技術同人誌を作った。その結果とノウハウ

はじめに この記事は技術同人誌/技術を取り巻く様々な執筆 Advent Calendar 2024、技術広報 Advent Calendar 2024 シリーズ2の15日目の記事になります。 概要 技術広報の一環で、会社の有志で技術書典17(オフライン・オンライン共に)へ出典しました。合同誌を作るノウハウと、作った効果をお伝えします。 なぜ同人誌を出そうと思ったか そこに締切があったから というのは冗談

Effect-TSでDIがしたい!

この記事は株式会社ビットキー Advent Calendar 2024 15日目の記事です。 はじめに 本記事ではEffect(googlabilityが低いためEffect-TSとも表記される。以下Effect-TS)というTypeScriptライブラリを用いてDI(Dependency Injection、依存注入)を行う方法を紹介します。 Effect-TSは2024年3月に安定版であるv3がリリースされました。2024年に開催されたTSKaigiでも話題として取り上げられており、注