株式会社ビットキー の技術ブログ

アジャイル開発における検証手段の幅を広げてみた

はじめに 今回は2023年1月に株式会社ビットキーに入社しました、Software QAチーム所属のわんが担当します。 最近はありがたいことで、各プロダクトで新機能の実装が増えております。新機能の検証を従来の検証スケジュールに組み込むと、他の作業が圧迫されることがあり、また工数の不足による検証が不十分になったこともありました。 上記の課題を解決するために、

Viteで開発環境と本番環境の挙動が異なったので原因を調べた

Viteを用いたReact開発を行っている際、vite devで立ち上げたDevモードと実際にビルド&デプロイしたProdモードで挙動が異なるという問題が発生したので、その原因究明メモです。 そもそもViteとは Viteはフロントエンド向けビルドツールです。2020年に登場し2024年現在ではフロントエンド領域で幅広く使われるツールとなっています。GitHubのstar数で見ると、ビルドツールと

半年経ったので入社時の反省と良かったことを振り返る

はじめに 2024年1月に株式会社ビットキーにソフトウェアエンジニアとして入社しました。ビットキーはいわゆるIoTベンチャーで、スマートロックソリューションのソフトウェア・ファームウェア・ハードウェアすべて自社で開発を行っています。 その中で私はHome事業領域のweb開発チームメンバーとして、主に賃貸管理会社様やスマートロック利用者様向けのwebアプリケー

「スクラムフェス 新潟 2024」の参加レポート

説明 2024/5/10,11に開催された「スクラムフェス 新潟 2024」に参加しましたので、成果をご報告します。 スクラムフェス 新潟 2024とは 公式サイトから引用します。 スクラムフェス新潟はアジャイルコミュニティの祭典です。アジャイルやテストのエキスパートと繋がりを持ちましょう。 この祭典は初心者からエキスパートまで様々な参加者が集い、学び、楽しむことができ

コミュニケーションテクニックで創るポジティブな環境

はじめに 今回は2023年5月16日に株式会社ビットキーに入社しました、Software QA所属の勝瀬隆一が担当します。 この記事を通じて、一人一人が日々のコミュニケーションに繋がる小さなことから意識を持ち、 会社、チームの雰囲気を明るくポジティブなものにしていただきたいと思い綴りました。 読み終えた後、会社やチームの雰囲気を良くすることにおいて、まずは本記

ソフトウェア品質を左右するテスト活動の品質管理に注力しよう!

はじめに 2024年7月10日の記事は、2023年3月に入社しましたSoftware QAチーム所属 takumi_sakao が担当します。 私は、弊社が提供するworkhubやhomehubといったサービスのソフトウェアテストに従事し、テスト分析〜テスト完了までを担当しています。 2023年10月頃からは、上記のテスト活動に加えて、Software QAチーム全体のテスト活動における品質管理(QC)も担当しています。 https://w

BitkeyにおけるQA組織の変遷

はじめに 株式会社BitkeyでQAをしているやきょ(@yakyo_824)と申します。 今回はBitkeyのQAがどういう変遷をたどったのかについて話していきたいと思います。 品質保証とテストの領域は事業拡大に伴いその重要性をさらに増していき、また製品の信頼性と顧客満足度を左右する重要な要素です。では、その過程はどうなっているのでしょうか?この記事を通じて、IoT分野で急成

デシジョンテーブルテストを用いたQA活動

はじめに 今回は2023年5月に株式会社ビットキーに入社(参画)しました、Software QAチーム所属の中川が担当します。 ビットキーでは毎日のようにテスト活動が行われています。 私はその活動の中でテスト技法の一つである「デシジョンテーブルテスト」について学びテスト活動に取り入れた際、下記のようなメリットを感じました。 テスト条件の確認がしやすい テスト実装

【いつbreakする?今でしょ💥🔨😄】mablにおけるループの中断方法を紹介します!

🔹はじめに 私は現在株式会社ビットキーにてE2Eテスト自動化エンジニアとしてテスト業務を行っています。 テスト自動化というと少し前までは0から環境構築して自動テスト用のコードを書き上げて・・・と専門知識を持った方が主導して取り組むことが多かったのではないかと思いますが、今ではAutify, MagicPod, mablをはじめとしたコードをみっちり書かなくても直感的な

テスト設計における開発との明確な合意〜効果的なテストのための重要性〜

はじめに はじめまして、株式会社ビットキーでSoftware QAチームに所属しております要と申します。 普段はworkhubという、働く人と空間においてあらゆるものをコネクトし、それぞれの働き方に即した体験を提供することができるプラットフォームのQAを行っています。 workhubに関してはこちらのページをご覧ください。 https://www.workhub.site/ 2020年からQA業務に従事しておりま

Qaseで変わるテスト管理: Repository、TestPlan、TestRunの全貌

はじめに ビットキーのSoftware QAチームでは、以前は主にGSS(Googleスプレッドシート)を使用してテスト管理を行なっていました。 2023年7月〜現在まで、Qaseというテスト管理ツールを導入し、テストケースの作成・実行を行っています。 Qaseを導入したことによって、テストケースの管理・整理が容易になったことや、テスト実行の全体の実施状況、機能毎の実施状況が視

読み手に寄り添うドキュメンテーションのテクニック

はじめに 株式会社ビットキーに入社してから1年9ヶ月が経過しました。 最近は、QAのナレッジを会社のアセットとするため、ドキュメンテーションに取り組む機会が増えています。 本記事では、筆者がドキュメンテーションを行う上で心がけているテクニックをご紹介します。 この記事を読むことの効果 ドキュメンテーションのテクニックを知ることができる 読み手の

QAのリレー記事をZennでやるぞ〜!

はじめに みなさん、お初にお目にかかります。 株式会社ビットキーでQAをしているやきょ(@yakyo_824)と申します。 今回はじめてZennで記事を投稿するにあたり、ちょっとした企画をしました。 その名もBitkey Software QA Advent Calendar 2024 Summer! ......長い。長いがゆえに記事タイトルではリレー記事と簡略化しました。 本記事はその集大成となるようにデザインしながらその説明

スクラムフェス新潟に今年も参加しました

はじめに こんにちは、株式会社ビットキーでSETをしている星野です。  2024年5月10日(金)、11日(土)の2日間で開催されたスクラムフェス新潟 2024に参加しました。 スクラムフェス新潟の参加は前回に続いて2回目です。 前回の参加レポートはこちらです。 https://qiita.com/hosht/items/8e135d1d3025c2fb2a7f スクラムフェス新潟とは スクラムフェス新潟は、全国各地で開催されているスク

Go Conference 2024 ふりかえり ~ スポンサーブース設計の裏側と結果 ~

はじめに https://gocon.jp/2024/ 2024.06.08 (土) Go Conference 2024 お疲れ様でした! ビットキーはシルバースポンサーとして協賛いたしました。 https://bitkey.co.jp/newsroom/20240528_2/ そして Go 同勉強会 Go Far. もありがとうございました! https://bitkey.connpass.com/event/318523/ https://speakerdeck.com/bitkey/a-story-about-replacing-a-node-dot-js-server-w