株式会社ビットキー の技術ブログ

「空振りをし続ける」技術広報活動の環境整備

「ビットキー知ってます!〇〇カンファレンスにスポンサーされてましたよね!」 「この前ビットキーの方が登壇してるのみました!」 「あー、あのスマートロックのとこ!」 初めまして!株式会社ビットキーで技術広報活動を担当しているパウリです! 一昨年あたりからビットキーは技術広報活動に力を入れており、私が参画した2023年5月からさらにその活動量は増

会社内でIPAのセキュリティボードゲームを遊んでみた

はじめに 本記事では、独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)にて一般に公開されているボードゲーム、『Cyber Attacker Placement』を社内で遊んでみた体験を記載しています。 「やってみたいけど準備何すればいい?」「どれくらい時間かかる?」と言った思いを持たれている方のサンプルになればと思います。 ※本ツールを取り上げた記事の作成、および写真の添付に

Swift Expands! Vol.1 開催した記録

Swift Expands! とは このイベントはBitkeyに所属するあらさんが企画する開発勉強会イベントです。企画する目的は以下のとおりです。 ものづくりを楽しむ空間を作ろう。 楽しんだ結果得られた成果を記録に残そう。 メジャーではない内容も楽しく話せる場を作ろう。 Swiftと銘打った理由には特定の要素にフォーカスを絞ったイベントであることでイベント内容を想像しやす

ArgoCD に合わせたフロントエンドの DevOps

はじめに ビットキーで bitkey platform を開発しています @otakakot です。 以前、 CloudNative Days Tokyo 2023 での登壇や記事にて bitkey platform の DevOps について紹介しました。 https://cloudnativedays.jp/cndt2023/talks/2021 https://qiita.com/_otakakot_/items/12722dafa7d526ae61af これらは Kubernetes (ArgoCD) を使っている前提の話です。 しかし、リリースするものがすべてコンテナでよし

RaspberryPi (bookworm)でBluetooth LE Meshを動かす

公式ドキュメントが古すぎて使い物にならないため、2024年1月現在最新のRaspiOS bookwormでbluezのBLE Meshを動かすまでの手順を紹介します。 前提条件 Raspberry Pi 4 B Kernel 6.1.0-rpi7-rpi-v8 Raspbian lite bookworm bluez 5.72 ※ 本記事は最新版を動かしたかったため、 bluez 5.72 をターゲットとしました。しかし、ここにあるように不具合で動作しないため、 5.62 をセットアップする必要がありま

ヤバい時刻たち

時刻とコンピュータ 前提知識としてコンピュータではどのように時刻を管理しているかというと、 CPU や RAM とは別に RTC (Real Time Clock) とよばれる部品を取り付けて、必要に応じて CPU と通信している。RTC の多くは年・月・日・時・分・秒をそれぞれ BCD で保持して、 1 秒ごとに日時を更新する。機種ごとに曜日も保持していたり、年を下位2桁までしか持っていなかったり

ALBのServerless NEGはバックエンドサービスのタイムアウトが60分から変更できない

サマリー ! Cloud RunやCloud FunctionsなどのサーバーレスサービスをApplication Load Balancerから配信する場合、Serverless NEGに紐付けたバックエンドサービスのタイムアウト設定は60分から変更ができないため気を付けましょう。 はじめに SREの星野です。Publicationは初投稿です。 タイトルで全てを言い切っているのでこれ以上書くことがないのですが、補足の情報を本文に書いていき

プラットフォームとして OIDC による ID 連携機能を設計したけど白紙に戻したので記事として供養します

はじめに ビットキーで bitkey platform を開発しています @otakakot です。 Platform Engineering いまだにこの言葉を自信を持って説明できないですが、社内の開発者が開発しやすくなる状況を作ってあげるのは Platform Engineering になると思います。 この前開催された OpenID Summit TOKYO 2024 に参加したら 「 OIDC は簡単だ」 なんてメッセージを受け取りました。 https://www.openid.or.jp/summit/2024/
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