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書籍情報

発売日 : 2020年12月22日

著者/編集 : 東京大学情報理工学系研究科

出版社 : 東京大学出版会

発行形態 : 単行本

ページ数 : 290p

書籍説明

内容紹介

コロナ禍で日本のIT化は加速したが,感染検知やソーシャルディスタンスの確保,マイナンバー制度の正しい活用など,解決すべき課題も多い.IT化を逆行させず,今後進めていくための東大の「提言」をもとに,山積する社会の課題の解決への指針を示す,実務者必携の書.

目次

はじめに――新型コロナウイルスに立ち向かうための情報理工学(須田礼仁)

第I部 これからの社会とIT
1 超スマート社会の進め方――Society5.0とは(坂井修一)
2 大人のための情報教育
   ――「もとに戻さない」,真のオンライン社会へ(萩谷昌己)
3 インターネットのしくみでつくる社会――つながりによる革新(江﨑 浩)

第II部 ITでデザインするポストコロナ社会
4 ソーシャルディスタンシングと感染爆発の検知
   ――データサイエンスの活用(山西健司)
5 触れずに触り,遠隔で操作する――VRとシステム情報学(藤田政之・稲見昌彦・川嶋健嗣・篠田裕之・津村幸治)
6 感染症とデータビジネスと民主主義――個人と社会のデータ管理(橋田浩一)
7 オンライン講義・テレワークを支えるシステム
   ──データ活用が導くサイバーフィジカルアーキテクチャ(中村 宏・関谷 勇司)
8 サイバー空間と実世界を結ぶ
   ──ポストコロナを支えるAI,VR,ロボット(稲葉雅幸・岡田 慧・深尾隆則・國吉康夫・葛岡英明・鳴海拓志・雨宮智浩・青山一真・相澤清晴・竹内昌治)

ポストコロナの新たな情報化社会へ向けての提言(情報理工学系研究科)

最新IT用語集


On-Line First:
Toward an Information Society by Design After COVID-19
Graduate School of Information Science and Technology,
The University of Tokyo, Editor

著者情報

東京大学情報理工学系研究科
東京大学大学院情報理工学系研究科