ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学

書籍情報

発売日 : 2020年11月10日

著者/編集 : 川添 愛

出版社 : KADOKAWA

発行形態 : 新書

書籍説明

内容紹介

AIが発達しつつある今、改めて「言葉とは何か」を問い直す。AIと普通に話せる日はくるのか。人工知能と向き合う前に心がけるべきことは何か。そもそも私たちは「言葉の意味とは何か」を理解しているのかー「理論言語学」出身にして気鋭の作家が、言葉の「不思議」と「未解決の謎」に迫る。

目次

第一章 機械の言葉の現状
第二章 言葉の意味とは何なのか
第三章 文法と言語習得に関する謎
第四章 コミュニケーションを可能にするもの
第五章 機械の言葉とどう向き合うか

著者情報

川添 愛
九州大学文学部、同大学院ほかにて言語学を専攻し、博士号を取得。津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授などを経て、言語学や情報科学をテーマに著作活動を行っている。著書に『聖者のかけら』『数の女王』『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』『白と黒のとびら』などがある。
川添, 愛, 1973-