「ZBrush CoreMini 」ではじめる3D-CG入門

書籍情報

発売日 : 2020年11月05日

著者/編集 : 加茂 恵美子

出版社 : 工学社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

「ZBrushCoreMini」はピクソロジック社(Pixologic)が提供する、「スカルプト系」の3D-CGソフトで、ID登録をすれば無料で利用できます。粘土を捏ねたり、彫刻を施すような直感的な操作で、機能はシンプルなものに限られており、「トポロジー」などの知識がなくても自由に創作ができるので、初心者やお子様にもお勧めできるソフトです。まずは、気負うことなく、童心に帰って、「デジタル粘土」とでもいうべきこのソフトを触ってみてください。3D-CGのハードルを下げてくれることを、願っています。

目次

第1章 「ZBrushCoreMini」について
1-1 「ZBrushCoreMini」とは
■ 「ZBrushCoreMini」の得手・不得手
■ 「ZBrushCoreMini」をインストール
1-2 「ZBrushCoreMini」の機能一覧
1-3 「ZBrushCoreMini」の基本操作を練習
■ ファイルを開く
■ カメラを操作する
■ ブラシを使う
■ ブラシの大きさ・強さを調整する
■ 質感を選ぶ
■ 保存する


第2章 作品制作の流れを知ろう
2-1 大まかな形を造る
■ 「ベース・メッシュ」を選ぶ
■ 「SnakeHook」や「Smoothブラシ」で大まかに作る
■ 「Inflateブラシ」や「ClayBuildブラシ」
2-2 細かいスカルプト(彫刻)をしていく
■ 「Standardブラシ」でスカルプト
■ 「Shash3」を使う
2-3 仕上げ
■ シルエットの微調整
■ 対象編集を切って表情を変える
■ 色や質感を変えてみる
■ 静止画として書き出す
■ 立体として他形式で書き出す

第3章 キャラを作成しよう
■ moveブラシで形を作る
■ Inflateで盛り上げる
■ standardでスカルプト

第4章 出力しよう
■ 静止画として書き出す場合と保存の場合
■ マテリアルの設定
■ カラーの設定
■ 立体として書き出そう
■ objで書き出し
■ Zbrushとの連携

著者情報

加茂 恵美子
ディジタルイメージ会員 主婦の傍ら、2000年より「metasequoia」や「Shade」「ZBrush」などの3D-CGソフトを独学で習得、Webを中心に作品を発表して現在に至る。 現在は、フリーランスとしてCGイラスト、絵の出るパズル、フィギュアのデジタル原型制作、執筆など幅広く手掛けている。 プライベートでは、静止画の制作、ガレージキットの原型制作などが中心。
加茂, 恵美子