絵でわかる人工知能

書籍情報

発売日 : 2016年09月17日

著者/編集 : 三宅 陽一郎/森川 幸人

出版社 : SBクリエイティブ

発行形態 : 新書

書籍説明

内容紹介

人工知能は、生き物(人間、動物)の知能を、コンピュータの上に実現したものです。しかし、人工知能は一つの問題ができたからといって、他の何もかもができるわけではありません。囲碁でプロ棋士に勝てても、夕飯の調理はできないのが人工知能というもの。まずは、じっくりと学んで、自分自身で人工知能をじっくり考えて行きましょう。そのために、この本が助けになります。

目次

第1章 人工知能ってなんだろう?
第2章 社会と歴史の中の人工知能
第3章 学習・進化する人工知能
第4章 人間を超える人工知能
第5章 人間の脳をまねる人工知能
第6章 ビックデータと予測する人工知能
第7章 ゲームの中の人工知能
第8章 人工知能のさまざまなかたち
第9章 おしゃべりをする人工知能たち
第10章 意思決定する人工知能
第11章 生物を模倣する人工知能
第12章 人工知能の哲学的問題群
第13章 人工知能が用いる数学
終章 人工知能にできること、できないこと

著者情報

三宅 陽一郎
京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。デジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(世話人)、DiGRA JAPAN 理事、人工知能学会会員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』 翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++のためのAPIデザイン』(SBCr)『はじめてのゲームAI』(WEB+DB PRESS Vol.68、技術評論社)。ゲームAIラウンドテーブル・オン・ツイッターを主催。最新の論文は『デジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在』(人工知能学会誌 Vol.30, Webで公開)。論文、講演資料はブログを通じて公開している。「y_miyakeのゲームAI千夜一夜」http://blogAI.igda.jp
三宅, 陽一郎, 1975-
森川 幸人
グラフィック・クリエイター。筑波大学芸術専門学群卒業後、1990年有限会社ウルトラ設立、同取締役社長に。1995年有限会社ムームー設立 同取締役社長となる。テレビ用CG制作では「IQエンジン」、「アインシュタイン」、「ウゴウゴ・ルーガ」などを、ゲームでは「がんばれ森川君2号」「アストロノーカ」「ロビット・モン・ジャ」「ここ掘れ!プッカ」「コスモぐらし オンライン的野菜生活」「くまうた」「福福の島」「ガラクテイル」などの制作およびプロデュースを手がける。著書に、AI(人工知能)を楽しく解説した「マッチ箱の脳」、遺伝子の秘密を絵と物語で教えてくれる「テロメアの帽子」、虫の不思議な生殖活動を題材にした「ヌカカの結婚」などがあり、イラストのみでは「ナンプレメイト」表紙、「オトナ語の謎。」などがある。
森川, 幸人, 1959-
絵でわかる人工知能

1,100円 (税込)

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