脱入門者のExcel VBA 自力でプログラミングする極意を学ぶ

書籍情報

発売日 : 2016年03月18日

著者/編集 : 立山 秀利

出版社 : 講談社

発行形態 : 新書

書籍説明

内容紹介

本書は、Excel VBAの入門者レベルの人が中級者へステップアップするためのものです。VBAのプログラミング上達に欠かせない「プログラムの問題点を見つけて修正する力」「処理が速いプログラムを書く力」「状況の変化に対応しやすいプログラムを書く力」について、実用性の高い作例をとおして学びます。これ一冊で、効率よく上達しましょう。

目次

1章 “入門者”から“脱入門者”へステップアップするには
1.1 Excel VBAの“入門者”ができること
1.2 “脱入門者” へのステップアップに必要な「3つの力」
1.3 本書の学習に用いる作例について(転記処理に用いるブックやデータについて)
2章 データを転記する処理を作成しよう
2.1 完成までの大まかな道筋を立てよう
2.2 ブックを開く処理を作成しよう
2.3 単一のブック/ワークシートへデータを1 件転記
2.4 ワークシートの記述をまとめよう
2.5 データの内容に応じて転記先を決める
2.6 複数のデータを転記しよう ~その1
2.7 複数のデータを転記しよう ~その2
2.8 開くCSVファイルを選べるようにしよう
3章 VBEのデバッグ機能を使いこなそう
3.1 デバッグとは
3.2 デバッグ機能で「処理の流れ」をチェックする
3.3 「ポップアップ」で変数の値をチェックする
3.4 「ウォッチウィンドウ」で変数やプロパティなどの値をチェックする
3.5 実際にデバッグしてみよう(ケーススタディ1)
3.6 実際にデバッグしてみよう(ケーススタディ2)
4章 実行時エラーが表示されないように対処する
4.1 実行時エラーについて知ろう
4.2 発生を把握できる実行時エラーへの対処例
4.3 発生を把握できない/把握できても発生してしまう実行時エラーへの対処例
5章 処理が速く、あとで変更しやすいプログラムを実現する
5.1 「処理が速いプログラム」を実現する記述方法を学ぶ
5.2 変更しやすいプログラムに欠かせない「コメント」
5.3 処理対象の数や名前の変更に対応できる記述
5.4 セル範囲の位置変更や列の順番入れ替えに対応しやすくする記述
巻末付録
・CSVファイルを開かずにデータを読み込む
・Excel VBA基本書式一覧

著者情報

立山 秀利
フリーライター。1970年生まれ。筑波大学卒業後、(株)デンソーでカーナビゲーションのソフトウェア開発に携わる。退社後、某企業でWebプロデュース業務に携わった後、フリーライターとして独立。現在はシステムやネットワーク、Office関連を中心に執筆中。主な著書に『Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本』(秀和システム)、『入門者のExcel VBA』『実例で学ぶExcel VBA』『入門者のJavaScript』(講談社ブルーバックス)など多数。