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AGEST の技術ブログ

【第9回】発想を促すヒント|実務三年目からの発見力と仮説力

帰納的な推論 と 発見的な推論(アブダクション) は、私たちがソフトウェア開発の現場/実務で(知らず知らずにでも)駆使している思考の形です(それどころか日々の暮らしでも使っています)。 それほど“自然な”思考の形ですが、どんな考え方で、どんなところに注意すると質の高い思考ができるのか、基本知識を押さえておくと実務のレベルアップにつながります

ローコード自動化ツール「mabl」#4 ~使ってみた所感~確認内容に日時が関係する場合の実装方法

テストエンジニアのマッツーです。 前回の記事 ではテスト自動化における「アサーション」の機能や活用方法について操作方法や所感をお伝えしました。 今回はテスト自動化において確認内容に日時が関係するような場合の実装方法について、操作方法や所感を書いていきます。 確認内容に日時が関係するケースはテスト自動化において登場する可能性が高いと思いま

【第2回】「開発者の負担を軽くする」イネイブリングQAの考え方|QA活動のスキル伝達「イネイブリングQA」

イネイブリングQAについての連載、今回は第2回となります。 <QA活動のスキル伝達「イネイブリングQA」 記事一覧> ※クリックで開きます 【第1回】イネイブリングQAとは何か?開発組織に品質文化を根付かせる第一歩 【第2回】「開発者の負担を軽くする」イネイブリングQAの考え方 第1回 では、イネイブリングQAということばの私なりの定義や、QA組織をイネイブリン

PlaywrightでAPIのテストをしてみよう

みなさま、こんにちはあるいは、こんばんは。「プライベートは大事だよ」の、しろです。   以前「 Playwrightはじめました 」という記事を書かせていただきました。 Playwrightはじめました ~E2Eテストを4Stepで自動化~ みなさま、こんにちはあるいは、こんばんは。日夜業務に励んでいる、しろです。今回はE2EツールであるPlaywrightについて書いていきます。なぜPlaywr

Interop Tokyo 2025基調講演参加レポート:【悪用の実態】漏洩クレデンシャルと脆弱性~民間企業でも取り組める防御策を徹底解説~

※本ページに記載の部署名・役職名・所属は2025年6月12日現在の情報です こんにちは。Sqripts編集部です。 2025年6月11日(水)~6月13日(金)に幕張メッセで開催されたインターネットテクノロジーのイベント「 Interop Tokyo 2025 」に参加してきました。 今回は、6月12日に行われた基調講演のひとつ、株式会社AGEST、KELA株式会社、ULTRA RED Ltd.の3社による「 【悪用の実態】漏洩クレデ

プロジェクト管理ツールとしての「議事録」|「言った・言わない」をなくす!”使える”議事録作成の秘訣

こんにちは、QAコンサルタントのW-Hです。 プロジェクトの遂行においては、コミュニケーションの一環として、定例会議やアドホックな会議が行われていると思いますが、私は会議の「議事録」を「プロジェクト管理ツール」の1つとしてとらえています。 そのキッカケとなったのは、今よりずいぶん若い30代半ばだった頃、あるトラブルプロジェクトのリカバリーPMに任

【第8回】 視覚化して考える|実務三年目からの発見力と仮説力

帰納的な推論 と 発見的な推論(アブダクション) は、私たちがソフトウェア開発の現場/実務で(知らず知らずにでも)駆使している思考の形です(それどころか日々の暮らしでも使っています)。 それほど“自然な”思考の形ですが、どんな考え方で、どんなところに注意すると質の高い思考ができるのか、基本知識を押さえておくと実務のレベルアップにつながります

JaSST’25 Tohoku 参加レポート|テ。ーテストの設計についてー

皆様こんにちは、ハヤシです。 2025年5月30日(金)に開催された、JaSST2025東北に参加してきました。 初めての仙台、JaSST、新幹線などでいろんな経験ができました! それでは基調講演とワークショップで行った活動をもとに参加レポートを作成いたします。 JaSST東北とは JaSST東北とは、NPO法人ASTER (ソフトウェアテスト技術振興協会) が主催する「Japan Symposium on Software Testing (Ja

【第1回】イネイブリングQAとは何か?開発組織に品質文化を根付かせる第一歩|QA活動のスキル伝達「イネイブリングQA」

前回の連載 では、1人目QAとしてチームを立ち上げていく部分、組織づくりに関する内容についてお伝えしました。 【第1回】QA組織立ち上げの流れと組織の形 以前の連載である1人目QAとしての立ち回りでは、会社や開発組織の1人目QAになった人がどのような活動をするのかや、品質保証を浸透させる際のアプローチなどについて触れました。今回の連載では1人目QAとして

APIテストを強化する!Postmanのシナリオテスト活用法

こんにちは!QAエンジニアのK.Kです。 今回はPostmanを使用したAPIのシナリオテストについて解説していきたいと思います。 APIのシナリオテストについて なぜAPIのテストが重要なのか 現代のアプリケーション開発では、APIが重要な役割を果たしています。フロントエンドとバックエンドの連携、外部サービスとの統合、マイクロサービス間の通信など、APIは様々な場面で使

【第8回】あなたは一人ではない、共に走る仲間を見つけよう|QAエンジニアのスタートガイド

QAエンジニアとして、日々の業務に取り組む中で、ふと孤独を感じる瞬間はありませんか? もしかしたら、「この問題意識を持っているのは自分だけだろうか」「この改善に取り組もうとしているのは、もしかして私一人なのではないか」と感じてしまうことがあるかもしれません。 そう感じているのはあなただけではないと私は断言できます。 もしあなたが今、孤独を

SQiP研究会で生成AIテストの最前線に挑む:不確実性による評価の壁をどう乗り越えるか?

初めまして。金丸です。 この度、私が参加していたSQiP研究会の研究成果として執筆した論文「繰り返しのテストを要する生成AIテストの効率化 – 類似度算出と同義文判定による検証コスト削減の検討 -」が、幸運にも最優秀賞をいただくことができました。本日は、この研究にどのように取り組み、SQiP研究会でどのような経験を得られたのか、私の視点からお話しし

品質はイメージ力で決まる —現場に寄り添うQAエンジニアの視点

はじめまして。クオリティコンサルタントの つとう工房 です。 ソフトウェア開発における「品質」とは、いったい何を意味するのでしょうか。 PMBOKやISO等の国際的な標準に準拠し、チェックリストを整備し、ルール通りにレビューを行う。確かに、それは品質保証にとって欠かせない取り組みの一つです。しかし、「品質」の問題に関して、私が、現場で常に感じてい

『ポートスキャナ自作ではじめるペネトレーションテスト』書評

こんにちは、セキュリティエンジニアの河村です。 今回はオライリー出版による「ポートスキャナ 自作ではじめるペネトレーションテスト」の書評をお届けします。本書はペネトレーションテストを初めとするセキュリティ業務では必須なツールと言えるポートスキャナについて、基本的な原理から説明してくれる内容です。 ■ ポートスキャナ自作ではじめるペネトレ

【第7回】 仮説の糸を手繰り寄せる|実務三年目からの発見力と仮説力

帰納的な推論 と 発見的な推論(アブダクション) は、 私たちがソフトウェア開発の現場/実務で(知らず知らずにでも)駆使している思考の形です(それどころか日々の暮らしでも使っています)。 それほど“自然な”思考の形ですが、どんな考え方で、どんなところに注意すると質の高い思考ができるのか、基本知識を押さえておくと実務のレベルアップにつながります