TECH PLAY

DX時代のサービスマネジメント〜“デジタル革命”を成功に導く新常識

2,398円 (税込)

楽天

DX時代のサービスマネジメント〜“デジタル革命”を成功に導く新常識

書籍情報

発売日:

著者/編集:官野 厚

出版社:技術評論社

発行形態:単行本

書籍説明

内容紹介

サービスの「価値の流れ」を知り、DXの荒波を乗り越える!成長企業はいかにして競争優位性を保ち続けているのか。「2025年の崖」を克服し、DX時代を生き延びる企業の姿とは。デジタル革命の時代に息づく「リーン」の思想。

目次

■第1章 デジタル革命の時代 1.1 デジタル革命(DX)とは 1.2 人工知能とは 1.3 ビッグデータとは 1.4 IoT(モノのインターネット)とは 1.5 2025年の崖 1.6 DX時代を生き残るためには 1.7 ラストワンマイルをめぐる戦い ■第2章 サービスマネジメントとは何か 2.1 サービスマネジメントとは何か 2.2 サービスの品質を管理する 2.3 サービスの特性①~無形性 2.4 サービスの特性②~異質性 2.5 サービスの特性③~同時性 2.6 サービスの特性④~消滅性 2.7 品質管理の原則①~プロセスのコントロール 2.8 品質管理の原則②~継続的改善 2.9 サービスの品質管理の実践~良品計画 2.10 サービスの利害関係者 2.11 サービスレベル管理 2.12 サービスマネジメントの重要性 2.13 サービスへの投資を管理する~サービスポートフォリオ管理 2.14 サービスマネジメントの系譜 2.15 サービスレベル管理の実践~東京海上日動グループ ■第3章 リーンとは何か 3.1 リーン生産方式の誕生 3.2 バリューストリーム(価値の流れ) 3.3 トヨタ生産方式~リーン生産方式の源流 3.4 リーン思考とトヨタの知見 3.5 価値の流れを速くする~1個流し 3.6 チームワークを重視する~多能工化 3.7 品質を作り込む~アンドンとポカヨケ 3.8 トヨタの型①~改善の型 3.9 トヨタの型②~コーチングの型 3.10  リーンの実践~カンバンの活用 ■第4章 価値共創の時代 4.1 加速するビジネス 4.2 市場のコモディティ化 4.3 コモディティ化市場におけるサービス戦略 4.4 エンゲージメントマーケティング 4.5 デザイン思考 4.6 サービスドミナントロジックの誕生 4.7 サービスドミナントロジックによるメリット 4.8 プラットフォーム戦略 4.9 巨大プラットフォーマーによる市場支配 4.10 プラットフォーマーと個人情報 4.11 個人情報をめぐる戦い 4.12 DX時代の先進企業~全日本空輸[ANA] ■第5章 ITプロセスのリーン化 5.1 リーンスタートアップ 5.2 制約条件の理論 5.3 ソフトウェア開発工程における制約 5.4 サービスリリースにおける制約 5.5 サービス運用からのフィードバックにおける制約 5.6 アジャイル開発とは何か 5.7 アジャイル開発に見られる多能工化 5.8 アジャイル開発に見られる小ロット生産 5.9 アジャイル開発に見られる品質の作り込み~技術的負債の排除 5.10 アジャイル開発に見られる品質の作り込み~ポカヨケ 5.11 DevOpsとは何か 5.12 継続的デリバリー 5.13 サイトリライアビリティエンジニアリング(SRE) 5.14 積極的な監視 5.15 アジャイル開発の実践~メンロー・イノベーション社 ■第6章 進化するITの世界 6.1 ITの最新動向 6.2 API連携 6.3 マイクロサービスアーキテクチャー 6.4 コンテナ化 6.5 コンテナオーケストレーション 6.6 マルチクラウドの時代 6.7 止まらないサービス~ネットフリックス ■第7章 DX時代における経営 7.1 グローバル競争時代における日本 7.2 問われる日本のIT競争力 7.3 DX時代のIT企業に求められること 7.4 DXに対する現在の取り組み 7.5 サービスマネジメントにおける経営層の役割 7.6 共感されるビジョンを示す 7.7 「社員満足」経営 7.8 「良い職場」戦略 7.9 奇跡の職場~JR東日本テクノハートTESSEI 7.10 破壊と創造の組織改革~松下電器産業[パナソニック]

著者情報

官野 厚

オリーブネット株式会社 代表取締役社長。東北大学理学部数学科卒業後、日本ディジタルイクイップメント、日本オラクルなど、複数のコンピューター企業に勤務する。サン・マイクロシステムズ時代に、データセンターの運用サービス認証プログラムに従事。その後、サービスマネジメント全般のコンサルタントとして、主に、ITIL(R)関連教育コースを開発・販売・提供し、現在に至る。2017年1月からの2年間は、JICA海外協力隊のシニアボランティアとして、スリランカの職業訓練学校でコンピューター教育に携わる。翻訳書に『THE VISIBLE OPS HANDBOOK―見える運用』(ブイツーソリューション)、著書に『ITILの基礎―ITILファンデーション(シラバス2011)試験対応』(マイナビ)。

官野, 厚