タイミー の技術ブログ

東京Ruby会議12に参加しました

みんなでパシャリ タイミーの新谷、神山です。 東京Ruby会議12 が1月18日に開催されました。タイミーは Gold Sponsor として協賛をさせていたただき、ブースを出展していました。ブースに来ていただいたみなさんありがとうございます! 盛況なブースの様子 タイミーからは @ryopeko が「functionalなアプローチで動的要素を排除する」というタイトルで登壇しました。 speakerdeck.c

ファインディ株式会社 x 株式会社タイミー 合同勉強会

「エンドユーザーのためのデータ品質向上への取り組みと展望」 というタイトルでファインディさんとクローズドな合同勉強会を実施しましたので、タイミー目線でのレポート記事をお届けします。 きっかけ 以前同じ企業に所属していた両社の社員の間で合同勉強会の話が持ち上がったのがきっかけです。 両社共にデータ品質向上のための取り組みを進めており、参考

yykamei が Regional Scrum Gathering Tokyo 2025 に参加してきました

はい、亀井です。 yykamei という名前でインターネット上ではやらせてもらっています。所属はタイミーです。 今回、 Kaigi Pass という制度を利用して Regional Scrum Gathering Tokyo 2025 (RSGT 2025) にボランティアスタッフとして参加させていただきました。 ShinoP さんと takakazu さんに「RSGT 2025 でボランティアスタッフをやるのですが、スタッフでも Kaigi Pass 使えます?」と相談し

より信用できる効果検証のためにA/BテストとDIDの仕組みづくりをした話

こんにちは。タイミーのデータアナリティクス部でデータアナリストをしている亀山です。担当業務としては、主に営業部門のデータ分析を行っています。 今日はA/Bテストと※DIDの効果検証がより信用できるように仕組みづくりをした話を紹介したいと思います。 ※DID(Difference in Differences、差分の差分法)は、ある施策の実施前後で、影響を受けたグループ(比較群)

pmconf2024に参加してきました

タイミーのプロダクトマネージャー(以下、PM)の 柿谷( @_kacky )、 高石( @tktktks10 )、吉池、大歳 です。 今回は、タイミーの「 Kaigi Pass 」制度を利用し、12/6にオンサイト開催された プロダクトマネージャーカンファレンス (以下pmconf)のDAY2に参加してきました。 この制度を通じて、非常に有意義な学びを得ることができましたので、その内容を共有します。 2024.pmc

【イベントレポート】Go See!で見つけるプロダクト開発の突破口

イベント概要 12月17日(火)にpmconf 2024のサイドイベントとして「Re:cycle〜pmconf 2024編〜」を開催しました! このイベントはReject Conライクなイベントとして通過しなかったプロポーザルをアップデートして発表することをコンセプトにIVRyさん、DMMさんとの共催で開催しました。 今回はこの勉強会からタイミーのプロダクトマネージャーである大嶋さん( @ta0o_o0821 )の発表

RBS に出会って変わった Ruby への向き合い方

目次 目次 はじめに RBS について rbs-inline と Steep について RBS に出会ってからの Ruby への向き合い方 単一の型を返す意識がついた メソッドの戻り値の型だけを見て実装する機会が増えた Ruby で型を書くのも良いなと思った はじめに こちらは Timee Product Advent Calendar 2024 の24日目の記事です。 前日は @beryu の iOSの職能チームが存在しない組織で、WWDCハッカソンを企画・開催

統計検定準1級(CBT)で、最優秀成績賞をいただいたので勉強法を紹介します

Timee Advent Calendar 2024 23日目の記事です。 こんにちは、タイミーでデータアナリストをしている yuzuka です。 先日、統計検定準1級に合格し、最優秀成績賞をいただきました🌸 弊社からは別のアナリストがすでに 統計検定準1級の合格体験記 を出してくれていますが、合格体験記はあればあるだけ良いと思うので、私も書こうと思います。 受験の動機 社会人7年目で文系職

iOSの職能チームが存在しない組織で、WWDCハッカソンを企画・開催しました

これは Timee Product Advent Calendar 2024 の23日目の記事です。 こんにちは。タイミーでiOSアプリを作っている岐部( @beryu ) です。 もうすぐクリスマスですね!月初から我が家のリビングに置いてあるクリスマスツリーもだいぶ見慣れてきました。 さて、今年も例年通りApple社による開発者カンファレンス「 WWDC24 」が夏に開催されましたね。 弊社の体制としては”iOSチーム”と

組織の立ち上げ期から取り入れるチートポTIPS

本記事は、  Timee Advent Calendar 2024  の 12/22 公開分の記事になります。 はじめに 前提:チームトポロジーとは? 組織規模とフェーズにおけるチームトポロジーへの誤解 備えとしてのチームトポロジー グロース期の組織への段階的なチームトポロジーの適用 チーム組成のトリガーを見極める 組成に備えてチームメンバーの志向を理解しておく 最後に はじめに 株式会社タ

PlaywrightとMSWを組み合わせる

この記事は Timee Product Advent Calendar 2024 シリーズ2の21日目の記事です。 はじめに タイミーでフロントエンドエンジニアをしている大川です。 PlaywrightでのUI自動テストを運用してきた中で学んだ、PlaywrightとMock Service Worker(以降、MSW)を組み合わせたAPIのモック方法を紹介します。 Playwrightのテスト中にモックレスポンスを定義する バックエンドと連携しているシステム全体

MySQL実行計画によるパフォーマンスチューニングの実践

こんにちは。エンジニアリング本部 プラットフォームエンジニアリングチームの徳富です。 この記事は、 Timee Product Advent Calendar 2024 の 20 日目として、EXPLAINを使用した実行計画の見方についてご紹介します。 背景 タイミーでは、会社の成長に伴い、パフォーマンスチューニングが喫緊に求められています。このような課題に対処するため、クエリのパフォーマンスチュ

Slack の Huddles を使ったプラクティスとその背後にある考え

はい、亀井です。 yykamei という名前でインターネット上では活動しています。所属はタイミーです。 今回は Timee Advent Calendar 2024 の 19 日目の記事として、Slack の Huddles を使ったプラクティスとその背後にある考え、というタイトルで、筆を取らせていただきました。 仕事におけるコミュニケーションツールはいろいろありますが、その中でも Slack を使っている組織は多い

packwerk チェッカーとちゃんと向き合う

こちらは Timee Product Advent Calendar2024 の18日目の記事です。前日は @ryopeko による「 RubyWorld Conference 2024に参加してきた 」でした。 こんにちは。タイミーでバックエンドのテックリードをしている @euglena1215 です。 タイミーではモノリスな Ruby on Rails アプリケーションに一定の規律を設けるために Packwerk を導入しています。 A Packwerk Retrospective であったように、Packwerk はあく

モノリスの運用課題を解決するためにコードオーナーをSentryとDatadogに送る

モノリス特有の運用課題 こんにちは。バックエンドエンジニアの須貝です。 タイミーのバックエンドAPIはモノリスなRuby on Railsアプリケーションです。2024年12月現在、このリポジトリ上で10程度のチームが開発しています。 モノリスは利点も多いのですが、チームが増加するにつれて運用面でモノリス特有の難しさを感じることも増えてきました。例えば、SentryやDatadogで