ビジネスデザインー未来をつくるビジョンとプロセスとITの話

書籍情報

発売日 : 2020年04月15日

著者/編集 : 羽生 章洋

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

この本には…ITを活用して仕事をよりよくしたい!でも、ITなんて全然わからない…何をどうすればうまくいくんだろう?という人のために、自分の仕事をどうしたい?「ビジョン」の描き方、ビジョン実現のための「仕事の設計」方法、IT前提で仕事を実現する「要件定義」のまとめ方。

目次

●はじめに
うんざり・もやもやが止まらない……
原因は「ビジネスデザイン」の不備
真の原因は「ビジョン」の不在
ビジョンに基づくビジネスデザインの重要性

第1章●まずはビジョンを描こう!
ビジョンとは
それは本当にビジョンだろうか
ビジョンを設計する
本当にやるべきことを明確にする
顧客はなぜわたしたちの「顧客」になるのか

第2章●価値を提供するための仕事を設計しよう!
ビジョンを具現化する
仕事=活動+成果
状態が変わるという成果
仕事の本質は変換である
変換には道具と手順が必要
仕事をするタイミング
プロセス=成果の受け渡しによる仕事の連鎖
依頼するのも仕事
道具・手順そして実力を用意する
一時保管による仕事の連鎖
「もしも」の話
プロセスの階層構造
仕事を設計する
最終成果を定義する
最終成果を出すためのプロセスを考える
階層構造とブレイクダウン
例外処理について
ITありきのプロセス設計を!
取引先にとっての顧客としての自分
マネジメントとはやりくりのこと
分業と支援業務の増加
分業がもたらす「断絶」とITによる解決への道
「情報」とは何か
「ITが当たり前」とは
見た目の仕事は増えることもある

第3章●ITを味方にするための要件定義をしよう!
システム開発の流れ
システムとアーキテクチャ
プロに任せられないこと
要件定義とは何か
要件定義の三点セット
混ぜるな危険
UIと操作手順を考える
例外処理のこと
機能とデータを考える
テスト設計のはなし
要件定義のあとに行われること

第4章●ビジネスデザインを実現するために行動しよう!
ビジネスデザインを絵に描いた餅にしないために
目指せ「めでたしめでたし」!

●あとがき
●参考書籍

著者情報

羽生 章洋
■ 羽生 章洋(はぶ あきひろ) ストーリーデザイナー/ビジネスデザイナー。桃山学院大学社会学部社会学科中退。業界歴は30年以上に及び、製造業や金融業・自治体・流通などさまざまな業種において、企業システムからゲームまでの企画・要件定義・設計・開発・運用に携わる。IT企業の受注側・発注側双方における、現場担当者から経営上の意思決定までの経験をもとに、「経営戦略からソースコードまでをきちんとつなげて語り、実装できる」日本では稀有な人材。現在はエークリッパー・インク代表として「“できる” を増やす」を掲げ、人材育成研修を中心に活動しており、大企業を中心に多くのファンを抱える。著書に『はじめよう! 要件定義』、『はじめよう! プロセス設計』、『はじめよう! システム設計』、『すらすらと手が動くようになる SQL書き方ドリル』(以上、技術評論社 刊)、『楽々ERD レッスン』(翔泳社 刊)、『いきいきする仕事とやる気のつくり方』(ソフトリサーチセンター 刊)など。
羽生, 章洋, 1968-