データドリブン経営の不都合な真実

書籍情報

発売日 : 2023/01/27

著者/編集 : グランバレイ株式会社/鍜治川 修

出版社 : 東洋経済新報社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 280p

書籍説明

内容紹介

SAP導入企業のデータ活用基盤構築を永年専門に行っているコンサルティング企業が、データドリブン経営のあるべきについて語る。昨今、DXの進展とともに企業のデータ活用が急務とされるなか、システムを導入しても効果的な活用に至らず、その恩恵にあずかれていないケースがほとんどである。これらの多くは「システム導入ありき」の考えで始まり、そもそものビジョンがないがしろにされていることが原因であると考えられる。本来、データドリブン経営は企業変革であり、人や組織、ITシステム、資金などリソースを総合的に投下しないと実現できないものである。企業が目指すべきデータドリブン経営とはいかなるものか。その本質を探るべく、過去に手がけた管理会計システムや経営管理システムの案件を考察し「真のデータドリブン経営の方法論」を提示する1冊。

目次

第1章
「データドリブン経営」の現状を問う
─「データ分析と活用」の5つの真実

第2章
「データ分析と活用」のボトルネックを探る
─不都合な真実はなぜ生まれたのか

第3章
「データ分析と活用」の本質論(データ編)
─「データ分析と活用」の大前提となる「データ」とは!?

第4章
「データ分析と活用」の本質論(組織・人材編)
─求められる組織とリテラシー&スキル

第5章
「データ分析と活用」の本質論(ツール編)
─「間違いだらけのツール選び」からの脱却術

著者情報

グランバレイ株式会社
グランバレイ株式会社(グランバレイ) 特定のIT製品やベンダーに依存しない中立的な立ち位置で、顧客に寄り添ったコンサルティングサービスを提供する「データ×経営のスペシャリスト」集団。AIや機械学習、統計解析など、最新のテクノロジーを駆使したデータ分析によって、多数の企業のデータ駆動型経営の実現をサポートしている。2005年の創業以来、SAP導入企業を中心に国内各産業の有力企業の経営管理システム構築に携わる。
鍜治川 修
鍜治川 修(カジカワ オサム) ERP/BIコンサルタントとして、25年の経験を持つ。大手コンサルティングファームにて、ERP導入や会計関連の業務コンサルティングに従事。その後、BIベンダーを経て、2012年にグランバレイに入社。数多くのBI製品の導入やDX関連のプロジェクトを主導。現在は、大手企業向けにBI/DWH導入の構想策定や要件定義の支援を実施するとともに、データ活用を指南する「BI戦略教導」の一環として、各種導入方法論の策定やその普及活動に力を注いでいる。