コーチングアジャイルチームス
書籍情報
発売日 : 2024年01月30日
著者/編集 : Lyssa Adkins/田中 亮/高江洲 睦/山田 悦朗/花井 宏行/知花 里香
出版社 : 丸善出版
発行形態 : 単行本
ページ数 : 400p
書籍説明
内容紹介
チームにとって最高のコーチになるために世界で好評を得ている原書の翻訳。著者自身の経験をもとにして、アジャイル実践例とともに、フレームワーク、原理原則、指針となる問いを提示する。 ティーチング、コーチング、アドバイスをいつどのように使い分けるのか、コーチングの対象を個人にすべきかチーム全体にすべきか、コーチングがチームに強い影響を与えるタイミングはいつか、など、具体的な場面に即して教えてくれる。 あなたが、ファシリテーターをするのに困ったら、チームの立ち上げに困ったら、ティーチングが必要なチームに出合ったら、自分が何か失敗してしまったと感じたら。そんなときに本書を開けば、著者の経験をヒントに、自分の行動を変えてみることができる。 アジャイルコーチやスクラムマスターはもちろん、チームのメンバーにとっても、現場の困り事に今すぐ活用できる実践的な一冊。
目次
日本語版刊行に寄せて ―― リサ・アドキンス訳者はじめに推薦の言葉刊行に寄せて ―― マイク・コーン刊行に寄せて ―― ジム・ハイスミス謝 辞はじめに著者について第I部 始まりはあなたから 第1章 私は良いコーチになれるだろうか? なぜアジャイルコーチングが重要なのか アジャイルコーチングの状況 私たちの使う言葉の意味を率直に伝えよう アジャイルコーチングに向けて一歩踏み出す アジャイルコーチの発現 ネイティブワイヤリング アジャイルコーチングを自己表現とする 本章のまとめ第2章 高いパフォーマンスを期待する 期待値を設定する 高いパフォーマンスのメタファーを取り入れる 目的地はやってこない 本章のまとめ第3章 自分自身を究める 自己認識から始める コマンド&コントロール主義からの脱却 来たるべき1日に備える 今ここのプラクティス チームの模範になる 自分自身を支援する 常に自分を磨く 本章のまとめ第4章スタイルを変えよう アジャイルチームのステージ アジャイルコーチのスタイル 自由にスタイルを変えてみよう 本章のまとめ 第II部 チームの成長のために第5章 コーチのメンターとしてのコーチ アジャイルコーチングとは何か? 何のためにコーチングするの? 2段階でのコーチング 1対1でコーチングする プロダクトオーナーへのコーチング アジャイルコーチへのコーチング アジャイルマネージャーへのコーチング 本章のまとめ第6章ファシリテーターとしてのコーチ 気楽な感じ デイリースタンドアップをファシリテートする スプリントプランニングをファシリテートする スプリントレビューをファシリテートする レトロスペクティブをファシリテートする チームの日常会話のファシリテート プロのファシリテーターとアジャイルコーチ 本章のまとめ第7章 教師としてのコーチ チーム立ち上げ時の教育 新しいチームメンバーへ教育する ティーチング可能な瞬間を使う いつでもアジャイルの役割を教える 本章のまとめ第8章 プロブレムソルバーとしてのコーチ アジャイルな問題解決の手引き 問題は発生し、求められる 問題をクリアに見る 問題を解決する 本章のまとめ第9章 コンフリクトナビゲーターとしてのコーチ コンフリクトが起きているときにアジャイルコーチがすること 5段階のコンフリクトレベル 今はどの程度のコンフリクトなのか? それについて何をすべきか? 不満を伝える 解決できないコンフリクト コンフリクトについて最後に 本章のまとめ第10章 コラボレーションの指揮者としてのコーチ コラボレーションかコオペレーションか コオペレーションからコラボレーションへ 個々のコラボレーターを育てる あり余るアイデアの源泉 コラボレーション筋を鍛える コラボレーションの核心に迫る 本章のまとめ 第III部 あなたの成長のために第11章 アジャイルコーチの失敗モード、回復モード、成功モード アジャイルコーチの失敗モード 失敗モードはどこからやってくるのか? 失敗モードからの回復 アジャイルコーチの成功モード 実践! 実践! また実践! 本章のまとめ第12章 いつになったら辿り着くのだろう アジャイルコーチのスキル スキルリストのその先へ 本章のまとめ第13章 あなただけの旅 アジャイルコーチの旅 本章のまとめ 訳者紹介索 引
著者情報
Lyssa Adkins
田中 亮
高江洲 睦
山田 悦朗
花井 宏行
知花 里香
斎藤 紀彦
小枝 真実子