75%の業務負担削減と連携強化を実現!限られたリソースで成果を出すPayPay流クラウドインフラ改善【PayPay Growth Tech vol.10】
2025年1月28日に開催されたオンラインイベントのアーカイブ動画となります。
イベントページ:https://techplay.jp/event/966552
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▼イベント概要
ITインフラエンジニア として、日々の運用業務で最も直面する課題は、限られたリソースで業務効率を向上させ、運用負担を減らすことです。大きなインパクトを生むシステムの運用改善や業務の効率化を実現するには、データに基づく説得力ある提案や、関係各所との円滑なコミュニケーションが不可欠です。
本イベントでは、PayPayの社内システムやクラウドインフラを担当するSystem Platform部 が実際に行った運用改善の事例を通じて、具体的な手法とともにどのようにこれらの課題を解決したのかを紹介します。業務改善に取り組んできた現場の実践的な事例から、明日から実践できるヒントを学び、業務の効率化に繋がる重要なポイントを押さえていきます。
■事例①:手作業を75%削減した運用改善の取り組み
インフラ運用における繰り返し作業(トイル)を年間75%削減した具体的な取り組みを紹介します。50種類以上の手作業や非効率な業務が課題となり、業務の効率化が急務でした。そこでまず、業務の棚卸しと優先順位付けを行い、その後自動化・システム化を進めることで、運用負担を大幅に削減しました。さらに、運用文化の改善にも注力し、現場の負担軽減に成功。
■学びポイント:
・データを活用した優先順位付けと業務の見える化の効果的なアプローチ法
・継続的改善の仕組み作りとチーム間の連携強化を実現するための実践的な手法
・シフト制廃止による現場の負担軽減の成功事例
■事例②:OSのEOL(End of Life)対応をアプリケーションエンジニアと連携して成功させた事例
Amazon Linux 2のサポート終了に伴い、複数のシステムサーバー移行が急務となったケースをご紹介します。このプロジェクトでは、Terraform や Ansible を活用して手動作業を大幅に効率化し、IaC(Infrastructure as Code)の導入を進めました。さらに、アプリケーションエンジニアとの密接な連携を通じて、プロジェクト全体の推進力を向上。コード管理による一貫性のある作業プロセスが、運用負担の軽減とチーム間の連携強化を実現しました。
■具体的な成果事例:
・Terraform を用いてAWSリソースの手動オペレーションを削減
・Ansible を活用し、サーバー構成変更や設計ドキュメントの修正作業を効率化
■学びポイント:
・IaC活用による運用効率化と移行の成功手法
・チーム間のスムーズな連携を実現するためのコミュニケーション戦略
・チーム間の連携強化で現場が得た運用改善の成果
本イベントではケーススタディを通じてインフラエンジニアとして抱える課題を解決するための、具体的なアプローチと、効果的なチーム連携に関して学びを深めることを目指します!お見逃しなく。
<Chapter>
00:00:00 オープニング
00:00:16 System Platform 部の紹介
00:16:08 オペレーション作業を75%削減した運用改善の取り組み
00:38:04 OSのEOL(End of Life)対応をアプリケーションエンジニアと連携して成功させた事例
00:57:10 Q&A
01:11:41 クロージング
#paypay #インフラ #AWS #IaC #techplay