教養としてのデジタル講義 今こそ知っておくべき「デジタル社会」の基礎知識

書籍情報

発売日 : 2021年11月04日

著者/編集 : ハル・アベルソン/ケン・リーディン/ハリー・ルイス/ウェンディ・セルツァー/村井 純/尼丁 千津子

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

「デジタル化」の波を乗り越えるために、基礎知識を伝授

目次

第1章 デジタル爆発
起きている理由と問題点は何か?
第2章 白日のもとに晒される
失われたプライバシー、捨て去られたプライバシー
第3章 あなたのプライバシーを所有しているのは誰?
個人情報の商業化
第4章 ゲートキーパー
ここは誰が仕切っているのか?
第5章 秘密のビット
破られない暗号はいかにしてできたのか
第6章 崩れるバランス
ビットの所有者は誰なのか?
第7章 それはインターネットでは口にできない
デジタル世界における不穏な動きを監視する
第8章 空中のビット
古いメタファー、新たなテクノロジー、そして言論の自由
第9章 次の未開拓分野へ
AI と将来のデジタル化された世界

著者情報

Abelson, Harold
ハル・アベルソン
マサチューセッツ工科大学コンピューター科学・電気工学科教授で、IEEEフェロー。MITオープンコースウェアといった革新的技術教育イニシアチブの推進支援、クリエイティブ・コモンズやパブリック・ナレッジの共同設立に尽力し、フリーソフトウェア財団設立時から理事を務めた。
Ledeen, Ken, 1946-
ケン・リーディン
ニーヴォーテクノロジーズ会長兼CEO。数々の企業を創立し、多くのテクノロジー企業の取締役を務めてきた。
Lewis, Harry R
ハリー・ルイス
元ハーバード大学教養学部長、元ハーバード大学工学・応用科学部長で、現在はハーバード大学ゴードン・マッケイ記念コンピューター科学教授兼バークマンセンター準教授。Excellence Without a Soul: Does Liberal Education Have a Future?(魂のない卓越性――教養教育には未来があるのか?)の著者であり、Ideas that Created the Future: Classic Papers of Computer Science(未来を創造した発想――コンピューター科学における著名な論文集)では編集に携わっている。
Seltzer, Wendy
ウェンディ・セルツァー
MITに本拠地を置くワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)の弁護士兼戦略リーダー。オンラインコンテンツ削除に関する透明性レポートを提供する先駆的なプロジェクト「ルーメンデータベース」の設立者でもある。
尼丁, 千津子
村井 純
慶應義塾大学教授。工学博士。1984年日本初のネットワーク間接続「JUNET」を設立。1988年WIDEプロジェクトを発足させ、インターネット網の整備、普及に尽力。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。内閣官房参与、デジタル庁顧問、他各省庁委員会主査等を多数務め、国際学会等でも活動。2013年ISOCの選ぶ「インターネットの殿堂(パイオニア部門)」入りを果たす。「日本のインターネットの父」として知られる。
尼丁 千津子
英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒。訳書に『教養としてのAI講義』、『パワー・オブ・クリエイティビティ』(以上、日経BP)、『馬のこころ』(パンローリング)、『「ユーザーフレンドリー」全史』(双葉社)などがある。
教養としてのデジタル講義 今こそ知っておくべき「デジタル社会」の基礎知識

2,860円 (税込)

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