Pythonでいかにして暗号を破るか 古典暗号解読プログラムを自作する本

書籍情報

発売日 : 2020年12月23日

著者/編集 : Al Sweigart/IPUSIRON

出版社 : ソシム

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

秘密のメッセージを作成、送信するために使われる暗号アルゴリズムを作ったり解読したりしながら、Pythonでプログラミングする方法を学ぶ。Pythonプログラミングの基本講習のあとで、転置式暗号やヴィジュネル暗号のような古典暗号を使ってテキストを暗号化するプログラムを作成する方法、検証する方法、ハッキングする方法。逆暗号やシーザー暗号のためのシンプルなプログラムから始め、電子署名や、電子メール、ビットコインを含む今日のオンライン取引の安全性を確保するために使われる暗号化形式である、公開鍵暗号までを学習。

目次

第0章 導入
第1章 紙製の暗号ツールをつくる
第2章 対話型シェルのプログラミング
第3章 文字列とプログラムの作成
第4章 逆暗号
第5章 シーザー暗号
第6章 総当たり攻撃によるシーザー暗号の解読
第7章 転置式暗号で暗号化する
第8章 転置式暗号を復号する
第9章 プログラムテスト用プログラムを作成する
第10章 ファイルの暗号化と復号
第11章 プログラムによる英語の検出
第12章 転置式暗号を解読する
第13章 アフィン暗号のためのモジュラー算術モジュール
第14章 アフィン暗号のプログラミング
第15章 アフィン暗号を解読する
第16章 単一換字式暗号のプログラミング
第17章 単一換字式暗号を解読する
第18章 ヴィジュネル暗号のプログラミング
第19章 頻度分析
第20章 ヴィジュネル暗号を解読する
第21章 ワンタイムパッド暗号
第22章 素数の検索と生成
第23章 公開鍵暗号の鍵を生成する
第24章 公開鍵暗号のプログラミング
付録 Pythonコードのデバッグ

著者情報

al sweigart
サンフランシスコ在住のソフトウェア開発者。技術書の著者でもあります。お気に入りのプログラミング言語Pythonで、Python用のオープンソースモジュールの開発者でもあります。“Automate the Boring Stuff with Python”をはじめとする著作はウェブサイト(https://inventwithpython.com/)でクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと、自由に入手できます。飼っている猫の体重は12 ポンドです。
Sweigart, Al
ipusiron
情報セキュリティと物理的セキュリティを総合的な観点から研究しつつ、執筆を中心に活動しています。1979年に福島県相馬市で生まれ、現在も相馬市在住です。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス)を上梓。主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ハッカーの学校』『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』(データハウス)があります。Security Akademeia(https://akademeia.info/)を運営しています。
IPUSIRON, 1979-
Pythonでいかにして暗号を破るか 古典暗号解読プログラムを自作する本

3,960円 (税込)

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