図解入門TCP/IP

書籍情報

発売日 : 2020年12月23日

著者/編集 : みやた ひろし

出版社 : SBクリエイティブ

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

イーサネット、IP、TCP、アプリケーションからセキュリティ、ネットワーク機器、負荷分散まで、ネットワークの基礎知識をこの1冊に凝縮!とにかく図解が丁寧だから、イメージをつかみながら学習できる!

目次

第1章 ネットワークの基礎
1.1 ネットワークとは
1.1.1 ネットワークの歴史
1.1.2 回線交換方式とパケット交換方式

1.2 通信するときのルールがプロトコル
1.2.1 プロトコルで決まっていること
1.2.2 プロトコルは階層で整理する
1.2.3 ふたつの階層構造モデル
1.2.4 標準化団体がプロトコルを決める
1.2.5 各階層が連携して動作する仕組み

1.3 ネットワークを構成する機器
1.3.1 物理層で動作する機器
1.3.2 データリンク層で動作する機器
1.3.3 ネットワーク層で動作する機器
1.3.4 トランスポート層で動作する機器
1.3.5 アプリケーション層で動作する機器
1.3.6 つなげてみると

1.4 いろいろなネットワーク機器のカタチ
1.4.1 物理アプライアンス
1.4.2 仮想アプライアンス

1.5 ネットワークのカタチ
1.5.1 LAN
1.5.2 WAN
1.5.3 DMZ

1.6 新しいネットワークのカタチ
1.6.1 SDN
1.6.2 CDN
1.6.3 IoT
1.6.4 IaaS


第2章 物理層
2.1 有線LAN(IEEE802.3)
2.1.1 ツイストペアケーブル
2.1.2 光ファイバーケーブル
2.1.3 ふたつの通信方式

2.2 無線LAN(IEEE802.11)
2.2.1 周波数帯域
2.2.2 変調方式
2.2.3 無線LANの通信方式
2.2.4 高速化技術
2.2.5 その他の無線規格


第3章 データリンク層
3.1 有線LAN(IEEE802.3)
3.1.1 イーサネットのフレームフォーマット
3.1.2 MACアドレス
3.1.3 L2スイッチ

3.2 無線LAN(IEEE802.11)
3.2.1 IEEE802.11フレームのフレームフォーマット
3.2.2 無線LAN端末がつながるまで
3.2.3 無線LANのカタチ
3.2.4 無線LANに関するいろいろな機能

3.3 ARP
3.3.1 ARPのフレームフォーマット
3.3.2 ARPによるアドレス解決の流れ
3.3.3 ARPのキャッシュ機能
3.3.4 GARPを利用した機能

3.4 その他のL2プロトコル
3.4.1 PPP
3.4.2 PPPoE
3.4.3 IPoE
3.4.4 PPTP
3.4.5 L2TP


第4章 ネットワーク層
4.1 IPv4
4.1.1 IPv4のパケットフォーマット
4.1.2 IPv4アドレスとサブネットマスク
4.1.3 いろいろなIPv4アドレス

4.2 IPv6
4.2.1 IPv6のパケットフォーマット
4.2.2 IPv6アドレスとプレフィックス
4.2.3 いろいろなIPv6アドレス

4.3 IPルーティング
4.3.1 ルーティングとは
4.3.2 ルーティングテーブル
4.3.3 ルーティングプロトコル
4.3.4 再配送
4.3.5 ルーティングテーブルのルール
4.3.6 VRF
4.3.7 ポリシーベースルーティング

4.4 IPアドレスの割り当て方法
4.4.1 動的割り当て
4.4.2 静的割り当て
4.4.3 DHCPリレーエージェント

4.5 NAT
4.5.1 静的NAT
4.5.2 NAPT
4.5.3 CGNAT
4.5.4 NATトラバーサル(NAT越え)

4.6 IPv4とIPv6の共存技術
4.6.1 デュアルスタック
4.6.2 DNS64/NAT64
4.6.3 トンネリング

4.7 ICMPv4
4.7.1 ICMPv4のパケットフォーマット
4.7.2 代表的なICMPv4の動作

4.8 ICMPv6
4.8.1 ICMPv6のパケットフォーマット
4.8.2 代表的なICMPv6の動作

4.9 IPsec
4.9.1 拠点間VPNとリモートアクセスVPN
4.9.2 IPsecプロトコルが持っている機能


第5章 トランスポート層
5.1 UDP
5.1.1 UDPのパケットフォーマット
5.1.2 ポート番号
5.1.3 ファイアウォールの動作(UDP編)

5.2 TCP
5.2.1 TCPのパケットフォーマット
5.2.2 TCPにおける接続遷移
5.2.3 いろいろなオプション機能
5.2.4 ファイアウォールの動き(TCP編)


第6章 アプリケーション層
6.1 HTTP
6.1.1 HTTPのバージョン
6.1.2 HTTP/1.1のメッセージフォーマット
6.1.3 いろいろなHTTPヘッダー
6.1.4 HTTP/2のメッセージフォーマット
6.1.5 負荷分散装置の動き

6.2 SSL/TLS
6.2.1 SSLで使用している技術
6.2.2 SSLのバージョン
6.2.3 SSLのレコードフォーマット
6.2.4 SSLで接続から切断までの流れ
6.2.5 クライアント認証
6.2.6 SSLオフロード機能

6.3 DNS
6.3.1 ドメイン名
6.3.2 名前解決とゾーン転送
6.3.3 DNSのメッセージフォーマット
6.3.4 DNSを利用した機能

6.4 メール系プロトコル
6.4.1 メール送信プロトコル
6.4.2 メール受信プロトコル
6.4.3 Webメール

6.5 管理アクセスプロトコル
6.5.1 Telnet
6.5.2 SSH

6.6 運用管理プロトコル
6.6.1 NTP
6.6.2 SNMP
6.6.3 Syslog
6.6.4 隣接機器発見プロトコル

6.7 冗長化プロトコル
6.7.1 物理層の冗長化技術
6.7.2 データリンク層の冗長化技術
6.7.3 ネットワーク層の冗長化技術

6.8 ALGプロトコル
6.8.1 FTP
6.8.2 TFTP
6.8.3 SIP

著者情報

みやた ひろし
大学と大学院で地球環境科学の分野を研究した後、某システムインテグレーターにシステムエンジニアとして入社。その後、某ネットワーク機器ベンダーのコンサルタントに転身。設計から構築、運用に至るまで、ネットワークに関連する業務全般を行う。 CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)
みやた, ひろし