ビジネスマンのための新教養 UXライティング

書籍情報

発売日 : 2020年11月30日

著者/編集 : 高橋 慈子/冨永 敦子

出版社 : 翔泳社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

本書はUXライティングの初心者を対象としています。「UXライティングとは何か」から始まり、UXライティングの事例、一連のプロセス、ライティング技法、改善結果の確認までを順序立てて学べます。ご自分の知識を増やし仕事に役立てる自習用テキストにするだけでなく、社内研修・授業のテキストにも向いています。各章はどれも約30ページです。1つの章は、専門学校や大学の授業の1〜2回で扱える分量です。学習者に章末の演習問題を解いてもらい、各自の解答内容について学習者同士でディスカッションすることもできます。

目次

第1章 UX(ユーザー体験)がビジネスを変える
1.1 モノからコトへ。UXが注目される理由
1.2 「ユーザー」は誰?
1.3 ユーザーとつながる画面
1.4 共感と行動を引き出す「マイクロコピー」
1.5 ユーザー体験を高め、仕事に活かす
1.6 ビジネスチャットを活用して、お互いの体験を賢く共有する
1.7 DX(デジタルトランスフォーメーション)とUXの関係
第1章 演習
[Column]社会が変わっても人は生きる

第2章 UXライティングで課題を解決する
2.1 多様な業種、分野で活用されているUXライティング
2.2 サービス開発で共創し、「ことば」でつながる
2.3 モノ作りの価値を高め、「知りたい」に応えるFAQの取り組み
2.4 現場に行き、ユーザーが抱える課題を引き出す
2.5 限られた時間の中でユーザーに必要な情報を提供する
第2章 演習
[Column]「アサーティブネス」の考え方を取り入れよう

第3章 UXライティングのプロセス
3.1 UXデザインのプロセスを活用しよう
3.2 ユーザー観察とインタビューでユーザーを知る
3.3 ペルソナ法でユーザーの顔を「見える化」する
3.4 ジャーニーマップで行動を洗い出す
3.5 プロトタイピングで形にする
3.6 評価をして改善のサイクルを回す
第3章 演習
[Column]特別定額給付金、マイナポイント、申請システムに困った人が続出

第4章 わかりやすくなる書き方のポイント、UXのスタイルガイド
4.1 とにかく短く、簡潔に
4.2 語りかけるように書く
4.3 ユーザー視点でことばを選ぶ
4.4 丁寧さのさじ加減を心得る
4.5 ヒントを提供する
4.6 失敗を役立つ体験に変える書き方
4.7 専門用語をやたらと使わない
4.8 翻訳しやすい文の書き方
第4章 演習

第5章 よりよく伝える改善の取り組み
5.1 改善の結果を確かめるためのアンケートを作る
5.2 複数の観点からアンケートを分析する
5.3 比較して確かめる
5.4 レビューにより完成度を高める
5.5 組織として評価と改善のプロセスを繰り返していく
第5章 演習
[Column]まずは1人でUXライティングを始めるためのヒント

著者情報

高橋, 慈子, 1961-
髙橋 慈子
冨永 敦子
富永, 敦子, 1961-