世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

書籍情報

発売日 : 2020年10月30日

著者/編集 : 各務 茂雄

出版社 : 東洋経済新報社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

ウィズコロナ時代DXが組織の生命線になる!V字回復、爆速経営、6000人在宅勤務を可能にするデジタル組織のつくり方。

目次

プロローグ--DXの実践にはGAFAな働き方が不可欠
第1章 GAFAな働き方を日本企業で活かす
GAFAな働き方と逆GAFAな働き方
カスケード--リーダーシップの連鎖
本気で人材育成を行なう会社
ベストな日本型マネジメントを探る
アマゾンの働き方は素晴らしいが……

第2章 攻めのDXと守りのDX
アマゾンは意思決定と実行がなぜ速いのか
アマゾンの仕組みを日本企業に移植することは可能か
DXの定義の再確認
攻めのDXは大きく分けて5つ
攻めのDXの打ち手を比較する
守りのDXは大きく分けて5つ

第3章 デジタルビジネスに成功すればOKか?
「デジタルビジネスの成功=DXの成功」ではない
DXの成功とは何か?
DXは「企業の再設計」を強いる
従来よりも良い受け皿を用意する以外に手はない
AI導入を進める前にまず標準化
DXには大きく4つのタイプがある

第4章 DXの基本となるサービス型チーム
DXの基礎となるマトリックス型組織
サービス型チームをつくる
コミュニケーション改革
人材マネジメント
人材マネジメントのサイクル

第5章 改革に抵抗する人々とどうつき合うのか
DXを進めるのは難儀
まずは社内の仲間を探せ、抵抗勢力は後からついてくる
ギバーの力を最大化する
ギバーとマッチャーはどこにいるのか
ダイレクトに影響を与えることと枠組みづくりを分けて考える
ダイレクトな力と枠組みを使い分ける

第6章 DX人材のなり方・育て方
DXは変わりたいという人にチャンスを与える
GAFAで評価される人材とは
日本企業のDXで評価される人材とは
チャレンジ・約束・スピード
ハンター型とファーマー型--人材の持ち味で分類
全員で成し遂げるDX
変化に対するストレスを減らすコツ
心身を整えるためのHP/MPマネジメント
自分の価値を理解する
自律できる人材になる
世代・役割別DX成功のポイント

第7章「守りのDX」リモートワークは成功するのか
守りのDXの重要課題であるオンライン会議
オンライン会議の体験を構成する要素
コロナ禍で問われる「オフィスとは何か?」
エピローグ─生産性を「自分らしく」高めるためのDX

著者情報

各務 茂雄
各務 茂雄(カガミ シゲオ) KADOKAWA Connected代表取締役社長。KADOKAWA執行役員 DX戦略アーキテクト局長、ドワンゴ本部長を兼務。 INSエンジニアリング(現ドコモ・システムズ)、コンパック、EMC(現Dell Technologies)、VMware、楽天、Microsoft(1年後に日本マイクロソフト)、AWS(アマゾン ウェブ サービス)を経て、ドワンゴへ移籍。同社ではインフラ改革を行ない、20億円のコストダウンを実現。KADOKAWAグループのDXを推進するために、2019年4月より現職。2020年4月より情報経営イノベーション専門職大学准教授。2012年グロービス経営大学院修了(GMBA2010)。
各務, 茂雄