サービスのためのIoTプロダクトのつくり方

書籍情報

発売日 : 2017年08月04日

著者/編集 : 野々上 仁

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

これから挑戦する全ての人へ。IoTプロジェクトを成功に導くポイントは何か。グランドデザイン、チーム編成、ハード/ソフト開発、デザイン…実際にモノとサービスを世に送り出した先駆者が伝授。

目次

IoTというパラダイムシフト
 西暦2000年から見た現在
 インターネットへの新しい接点と仕組み
 未経験の領域だからイノベーションはできる
 市場予測を組み合わせる
 IoT時代の日本の強み
 
旅は準備が大切
 何のためのIoT?
 コンセプトを形にすると何になるか?
 アイデアのヒント
 IoTプロジェクト俯瞰~分からない領域は?~

ハードウエアビジネスを理解しておく
 「ハードウエア・イズ・ハード」?
 試作と量産は何が違う?
 投資回収はどうする?

グランドデザイン
 簡単な全体構想図を描こう
 ユーザー体験と将来性に影響するアーキテクチャー

チームを編成する
 IoTディレクター:航海の船長あるいは映画監督
 IoTプロジェクトに必要な配役と俳優は?
 頼んでもいいが頼ってはいけないケース

プロジェクトを進める
 壁を越えてプロジェクトを立ち上げるには
 作業できる言葉に翻訳
 開発の密結合と疎結合
 形と機能を見ながら答えを探る
 プロトタイピングは数よりもフィードバック
 目的地へ着く前の難所を避けるために

ハードウエアをリリースする
 モバイルかどうかで変わる開発の難易度
 試作と量産の壁はなぜできる?
 電子回路の量産準備
 キーデバイス
 コモディティデバイス
 製品を完成させるポイント
 ハードウエアはプラットフォームとして捉える
 質を改善し続ける先に魅力ができる

ソフトウエアとデータで価値を創る
 サービスの作り方を作る
 開発の複雑さに向き合う
 コードそのものより大切な「作り方」
 過去を知るビッグデータ、今を変えるIoTデータ

目的地到着とその意味するところ
 ハード・ソフトの開発テンポの違いと待望のリリース
 目的地への到着は目標の実現と次の旅の始まり

注目すべき世界の動き
 優れた製品とユーザー体験をつくれる日本
 デザインIoT分野で存在感が増すフランス
 世界のIoT工場から製品の主役へ躍り出た中国

IoTとデザイン
 経営者はデザインを、デザイナーはビジネスを理解すべき
 デザインオフィサーの必要性

広がる可能性
 IoT利用を加速するイノベーション
 ソーシャルソリューションとしての期待
 IoT時代の落とし穴

IoTで飛躍するための日本の課題
 エンジニアリングリソースの偏在と散在
 「人」のシェアリングエコノミー
 人材育成プログラムよりもチャレンジへの支援
 領域を超えて知的好奇心を育てる教育

終章:これからIoTに挑戦する人へ
 枠を超えて価値を創る「IoTディレクター」
 必要なのは「飛び込んで学ぶ瞬発力」
 アイデアそのものに価値はない
 自分総力戦~自分をハッキングして使い切る~
 終わりに~イノベーションは誰のものか~

著者情報

野々上 仁
野々上, 仁
サービスのためのIoTプロダクトのつくり方

1,980円 (税込)

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