メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤

書籍情報

発売日 : 2022/06/17

著者/編集 : 久保田 瞬/石村尚也

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

ページ数 : 304p

書籍説明

内容紹介

2021年10月、旧フェイスブックが社名をMeta Platforms(メタプラットフォームズ)に変更し、メタバース関連へ年間100億ドル(約1兆1400億円)もの投資を行うことを公言したことで号砲が鳴った「メタバース狂騒曲」。NFT(非代替性トークン)やWeb3(ウェブスリー)、デジタルツインなど、関連するバズワードが入り乱れる中、その「本質」と「真価」を見通すのは容易ではない。
結局、メタバースとは何なのか。仮想世界ではどのようなビジネスチャンスが生まれるのか。今からどうやって取り組んでいけばいいのか――。
「少しかじった人」ほど間違える! 「賢い人」ほど将来を見誤る!
メタバースの核心とビジネスの始め方を一冊で学べる最新のビジネス書が、ついに刊行!
今からでも遅くない。2030年、現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤を手に入れよう。
【本書のポイント】
●現状のメタバースは「フェーズ1」にすぎない? 4つのレベル進化と業界構造を学べる
●業界別に最新のメタバース活用事例を多数収録、ヒントはここにある!
サンリオ/三越伊勢丹/ローソン/NIKE/博報堂/日産自動車/KDDI/三井不動産/JR東日本/角川ドワンゴ学園N/S高等学校/現代自動車/ウェンディーズ/ヘルシンキ市/ソウル市 ほか
●たった3つのステップで「メタバースの始め方」が分かる
●キーパーソンが語る「メタバースの未来」収録

目次

はじめに メタバース――人々の夢想が現実になる「もう一つの世界」

第1章 結局、メタバースとは何なのか? 「3つの誤解」を読み解く
1.「3次元のインターネット」 メタバースの特徴とは?
2.メタバースは普及しない?「3つの誤解」
  誤解1:セカンドライフの二の舞になる
  誤解2:NFT、Web3=メタバース
  誤解3:VRデバイスは普及しない
3.メタバースはゲームが通った道を歩む?
【Talk:対談】
●デジタルハリウッド大学 杉山知之氏 × Psychic VR Lab 渡邊信彦氏

第2章 メタバースをめぐる世界の潮流と主要プレーヤー
1.Withコロナで期待されるメタバース
2.赤字を垂れ流すMetaの本気度
【Column】SXSW講演、ザッカーバーグがメタバースを語り尽くす
3.テックジャイアントは追随するか
4.メタバース注目プレーヤーが目指す世界
Epic Games(エピックゲームズ)/Roblox(ロブロックス)/VR Chat(VRチャット)/The Sandbox(ザ・サンドボックス)/NAVER Z(ネイバーZ)/NVIDIA(エヌビディア)/Cluster(クラスター)/HIKKY(ヒッキー)/REALITY(リアリティ)
5.メタバースをけん引する「3つのアプローチ」
6.巨大化するクリエーターエコノミー
【Interview】
●Meta Platforms Metaverse Contents VP ジェイソン・ルービン氏
●ゲームAI研究者・開発者 三宅 陽一郎氏

第3章 分解 メタバースビジネス~レベル進化と業界構造~
1.現状のメタバースは「フェーズ1」にすぎない
2.メタバースにおける4つのビジネスポジション
3.7層のバリューチェーンで見るメタバース
4.メタバースと宇宙開発は似ている?
【Interview】
●Unity Technologies クリエイト部門シニアバイスプレジデント マーク・ウィッテン氏
●KDDI 事業創造本部 副本部長 中馬和彦氏

第4章 業界別 メタバースのビジネスチャンス
1.果たしてメタバースは「儲かる」のか
2.先行するメタバースビジネス事例
コンテンツ/イベント/小売り・ファッション/広告・マーケティング/不動産・建設/モビリティ・観光/医療・ヘルスケア/教育/ものづくり/飲食/自治体・都市計画
【Interview】
●ビームス取締役 ビームスクリエイティブ代表取締役社長 池内 光氏

第5章 メタバースの始め方「3つのステップ」
1.「体験」なくして、ビジネスは語れない
  ステップ1:まずは知ろう=体験してみよう
  ステップ2:どういうアプローチが望ましいのか考えよう
  ステップ3:メタバースでビジネスがどう変わるのか試そう
2.トレードオフがあるプラットフォーム選び

第6章 メタバースの未来に向けて
1.メタバース普及に向けて何をすべきか
2.アバター、3Dモデル……進化するバーチャル体験
3.姿が変わっていくハードウエアの未来
4.ARを通じてメタバースにアクセスする未来
5.「メタバースという森」でやるべきこと
【Interview】
●国土交通省 都市局 都市政策課 課長補佐 内山裕弥氏

おわりに バズは終わっても、メタバースの追求は終わらない

著者情報

久保田 瞬
株式会社Mogura 代表取締役、『Mogura VR』編集長、XRジャーナリスト/慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省入省。2015年にVRやAR、メタバースの専門メディア『Mogura VR』を立ち上げ、株式会社Moguraを創業。この分野が社会を変えていく無限の可能性に魅了され、それを広げる事業を展開している。XR/メタバースの動向分析、コンサルティングが専門。現在は子育てをしながら事業推進に、講演にと奮闘中。一般社団法人XRコンソーシアム事務局長、一般社団法人VRMコンソーシアム理事
石村尚也
DBJキャピタル株式会社 シニア・インベストメント・マネージャー、日本政策投資銀行経営企画部デジタル戦略室 調査役/東京大学で経営学・金融政策を専攻。09年、日本政策投資銀行入行後、債券投資などの金融商品運用、日米マクロ経済分析、日米ベンチャー企業分析などに従事。現在は、日本政策投資銀行でデジタル戦略を、DBJキャピタルでスタートアップ投資を担当。個人や組織のモチベーション向上に関心があり、特にゲームで用いられている手法を教育や組織、ビジネスに応用する道を模索している