車載イーサネット “クルマIT”高度化への基盤技術
書籍情報
発売日 : 2022年11月01日
著者/編集 : Kirsten Matheus/Thomas Königseder/株式会社 東陽テクニカ
出版社 : リックテレコム
発行形態 : 単行本
書籍説明
内容紹介
自動車は現在ではグローバルな通信ネットワークのノードの1つになりつつある。そして自動車と「外の世界」とのシームレスな接続は、将来の利用方法に魅力的な展望をもたらすだろう。本書はその重要な基盤技術を示した原著「Automotive Ethernet 3rd Edition」の完全翻訳版である。
目次
第1章 イーサネット小史(自動車メーカーの視点から)
第2章 車載ネットワーキング小史
第3章 車載イーサネット小史
第4章 車載環境
4.1 電磁両立性(EMC)
4.2 車載通信チャネルの概要
4.3 品質基準
第5章 車載イーサネット物理層のテクノロジ
5.1 車載イーサネットのチャネル
5.2 100Mbps イーサネットのPHYテクノロジ
5.3 1Gbps のPHY テクノロジ
5.4 10Mbps イーサネットのPHYテクノロジ
5.5 2.5、5、10Gbps のテクノロジ
5.6 その他のデータ転送速度のテクノロジ
第6章 車載イーサネットと電源
6.1 電源ネットワーク
6.2 重量の軽減による電力の節約
6.3 消費電力の削減による電力の節約
第7章 車載イーサネットのプロトコル
7.1 QoS、オーディオビデオブリッジング(AVB)、およびTime Sensitive Networking(TSN)
7.2 スイッチと仮想LAN(VLAN)
7.3 インターネットプロトコル(IP)
7.4 ミドルウェアとSOME/IP
7.5 ネットワークセキュリティ
第8章 車載システム開発におけるイーサネット
8.1 システム開発プロセスの簡単な概要
8.2 ソフトウェア設計
8.3 ネットワーキングアーキテクチャ
8.4 試験と適合性検証
8.5 機能安全性とイーサネット
8.6 教訓
第9章 今後の展望
第2章 車載ネットワーキング小史
第3章 車載イーサネット小史
第4章 車載環境
4.1 電磁両立性(EMC)
4.2 車載通信チャネルの概要
4.3 品質基準
第5章 車載イーサネット物理層のテクノロジ
5.1 車載イーサネットのチャネル
5.2 100Mbps イーサネットのPHYテクノロジ
5.3 1Gbps のPHY テクノロジ
5.4 10Mbps イーサネットのPHYテクノロジ
5.5 2.5、5、10Gbps のテクノロジ
5.6 その他のデータ転送速度のテクノロジ
第6章 車載イーサネットと電源
6.1 電源ネットワーク
6.2 重量の軽減による電力の節約
6.3 消費電力の削減による電力の節約
第7章 車載イーサネットのプロトコル
7.1 QoS、オーディオビデオブリッジング(AVB)、およびTime Sensitive Networking(TSN)
7.2 スイッチと仮想LAN(VLAN)
7.3 インターネットプロトコル(IP)
7.4 ミドルウェアとSOME/IP
7.5 ネットワークセキュリティ
第8章 車載システム開発におけるイーサネット
8.1 システム開発プロセスの簡単な概要
8.2 ソフトウェア設計
8.3 ネットワーキングアーキテクチャ
8.4 試験と適合性検証
8.5 機能安全性とイーサネット
8.6 教訓
第9章 今後の展望
著者情報
Kirsten Matheus
原著者:Kirsten Matheus
BMW 社で車載ネットワーキング戦略を担当し、自動車業界内の標準技術としてイーサネットベースの通信を確立してきた通信エンジニア。2019 年に論文「車載イーサネットネットワーキングの開発に対するビジョン、リーダーシップ、および貢献」が認められ、IEEE-SA Standards Medallion受賞。
Matheus, Kirsten
Königseder, Thomas
Thomas Königseder
原著者:Thomas Königseder
Technica Engineering社のCTO であり、自動車分野の顧客向けに、イーサネットベースのシステムの円滑な導入を支援している。2013年の量産開始に向けて最初の車載イーサネット物理層を有効にし、今日の車載イーサネットへの道を切り拓く。
東陽テクニカ
株式会社 東陽テクニカ
監訳者:株式会社東陽テクニカ
1953 年設立。最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、情報通信、自動車、エネルギー、EMC、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたり技術革新に貢献。
5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発など、トレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大している。https://www.toyo.co.jp