CXaaS 「攻めのIT活用」を実現する新しいクラウドサービスモデル

書籍情報

発売日 : 2023年02月20日

著者/編集 : 寺尾 望

出版社 : 翔泳社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

「2025年の崖」「IT人材不足」により起こり得る問題を解決する、新しいしクラウドサービスの指南書

目次



はじめに
第1章 システム活用に苦戦する日本企業
1.1 なぜ、現代のビジネスにシステム導入が必要なのか
1.2 日本企業のIT活用は大仕事
1.3 「DX」に焦る経営層
1.4 DXと、「守り」と「攻め」のIT活用
1.5 日本企業の特殊なIT事情
1.6 IT産業下請け文化
1.7 真面目な日本企業
第2章 クラウドへの移行と障壁
2.1 オンプレミス型サービスから始まった
2.2 カスタマイズを好む日本企業と開発手法の関係
2.3 ウォーターフォール開発とオンプレミス型システムの課題
2.4 クラウドサービスの活用によるメリット
2.5 盛り上がるSaaS
2.6 レガシーシステムからの移行、日本企業とのフィットギャップ
2.7 ノーコード、ローコードでのカスタマイズとその課題
第3章 理想を実現する「CXaaS」
3.1 常識外れのサービスモデル「CXaaS」
3.2 技術スペシャリスト「FAE」が顧客の要望をカタチにする
3.3 CXaaSの活用事例
3.4 システム導入担当者の負担を軽くするサービスモデル
3.5 現場ニーズを受けとめるソフトウェアサービス
3.6 経営戦略に合わせたシステム活用の実現
第4章 「儲けない」ITサービスが儲かる仕組み
4.1 細く入れて、長く稼
4.2 自社の技術を売るからこそ儲けとなる
4.3 特定分野への専門化で輝くCXaaS
4.4 お金にならない営業的交渉
4.5 顧客接点にこそエンジニアを置く
4.6 ユーザーニーズが生み出す発明
4.7 カスタマーサクセスにコミットする
4.8 専門知識をもち、実行力のあるパートナーとなる価値
第5章 「CXaaS」誕生まで
5.1 エンジニアが作った会社
5.2 終わりの始まり
5.3 つながる糸と二度目の挫折
5.4 クラウドサービスへの参入とCXaaSの萌芽
5.5 ビジネスにおけるターニングポイント
5.6 CXaaSのマネタイズ
5.7 「CXaaS」を生んだ組織
第6章 「CXaaS」を可能にする組織運営
6.1無駄の少ない組織運営が「CXaaS」を実現する
6.2 CXaaSを運用する組織の基本形
6.3 無駄なく働ける組織
6.4 シンプルな組織統制
6.5 「いい人」であることが価値となる
6.6 SOEからスタートするCXaaSのキャリア
6.7 「いい人」に長く働いてもらってこそ成立する
6.8 最小限の営業体制を実現するために
6.9 皆がエンジニアとして働くために
第7章 「CXaaS」への期待
7.1 CXaaSが一般化した世界
7.2 CXaaSが普遍化した世界で求められる役割
7.3 CXaaS活用に求められるユーザー企業の変化
7.4 AI時代とCXaaS
7.5 日本発のITサービス連合とITサービスの巨人
7.6 プロフェッショナルとして長く働ける社会
7.7 「いい人」であることが価値となる

著者情報

寺尾 望
寺尾, 望, 1988-