マルウエアの教科書 増補改訂版

書籍情報

発売日 : 2023年08月19日

著者/編集 : 吉川 孝志

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

超充実!ランサムウエア関連記述大強化。ChatGPT・生成AIの悪用リスク、新章追加!マルウエア解析の第一人者が徹底解説。豊富な図解とイラストで初心者にやさしい。ランサムウエア攻撃グループ関連図掲載。ありそうでなかったマルウエアのすべてが分かる1冊!

目次

はじめに
第1章:マルウエアの概要
マルウエアは挙動や感染経路で分類
第2章:様々なマルウェア
PCを乗っ取るマルウエアの手口
Webサービスを悪用するマルウエア
マルウエアと脆弱性の密接な関係
金銭目的で脅迫するマルウエア
コラム ランサムウエアの歴史
コラム ワイパーの暗躍
第3章:暴露型ランサムウエアの脅威
盗んだ情報で脅迫する新手口
巻末折り込み 「ランサムウエア攻撃グループの変遷とつながり」について
ランサム攻撃のマニュアルを読み解く
暴露されたランサム攻撃グループの実態
ランサム攻撃の起点になる初期アクセスブローカー(IAB)
ランサムウエア攻撃の前兆となるマルウエア
ランサム攻撃のデータ窃取の手口
ランサムウエア攻撃ツール総まとめ
コラム 暴露型ランサムウエア攻撃への対策
ダークウェブの「リークサイト」を監視
第4章:マルウエアの巧妙な手口
マルウエアが駆使するだましの技術
マルウエアの隠蔽テクニック
「隠しデスクトップ」の恐怖
感染を継続させるメカニズム
第5章:ChatGPTなど生成AIの悪用リスク
悪用リスクの概要と検証
悪用リスクの具体例と守る側から見た活用の展望
第6章:マルウエアの検知回避術
対策製品を使っていても感染する理由
Yaraルールを作ってみよう
セーフモードを悪用するランサムウエア
検知困難な「LOL攻撃」の実態
マルウエアのサンドボックス回避術
デジタル署名への過信が危ない理由
第7章:マルウエアの難読化
マルウエアによる難読化の手口
「パッキング」で検知や解析を回避
「CFF」でマルウエア解析を妨害
動きを隠す「API hashing」の仕組み
第8章:実攻撃でのマルウェア
ランサムウエア「Ekans」の正体
国内企業を襲ったラグナロッカーの正体
東京五輪を装うマルウエアを解析(囲み的に?)
攻撃拡大中LockBit2.0の正体
コラム LockBit3.0の出現
第9章:マルウエア解析の手法
マルウエアの解析方法
ファイルの情報を調べる「表層解析」
マルウエアの挙動を調べる「動的解析」
マルウエアの挙動を調べる「静的解析」
マルウエアのコードを読み解く
文書型マルウエアから接続先を抽出
フリーツールで未知マルウエアを検出
第10章:マルウエア解析の始め方
マルウエア解析チュートリアル<マルウエア解析のはじめかた編>
おわりに
本書の次のステップとして薦める2冊の書籍
索引
折込 ランサムウエア攻撃グループの変遷とつながり

著者情報

吉川 孝志
吉川, 孝志
マルウエアの教科書 増補改訂版

4,400円 (税込)

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