10倍はかどるSEOの進め方

書籍情報

発売日 : 2023年10月19日

著者/編集 : 青木 創平

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 240p

書籍説明

内容紹介

「このキーワードで1位にしたいのにうまくいかない」「予算がほとんどないのに、成果を求められる」「依頼した施策をやってもらえない」「コンテンツづくりがうまくいかない」「ホームページをリニューアルしたら順位が下がってしまった」「成果が出ないからやめようと思う」SEOにはつきものの悩み、どうしたらいい?10年以上、金融業界、官公庁サイト、大規模なECサイトのSEOから、オウンドメディア設計やコンテンツマーケティングまで、2,000社を超える案件に取り組んできたナイル株式会社の知見をもとに教えます。タイトルどおりの内容でロングセラーとなっている『10年つかえるSEOの基本』の姉妹本です。

目次

■■■1章 SEOって、1位をとるのが大事なんでしょ?
■■SEOのホントのところ
■SEOはマーケティングの手段の1つにすぎない
■「1位をとったけどうまくいっていない」場合とは
■■「どうすれば1位にできますか?」に対する答え
■1位にする方程式はないが、指針はある
■「良いコンテンツを作れば順位はついてくる」わけではない
■■■2章 SEOに取り組むには何が必要?
■■SEOに必要なスキルは仮説思考
■明確な答えがない、だから仮説が必要
■仮説を立てることは効果検証にも有益
■■成果が出るまでの期間はバラつくことを理解する
■検索エンジンはすぐに結果に反映してくれない
■コンテンツやデザインを作るのに時間がかかる
■SEOの成果が出るまでの期間はどれぐらいか
■■どういう流れで対策していけばいいかを把握する
■(1)必要なページを考える
■(2)ページ作成の優先度を検討する
■(3)ページを作成する
■(4)定期的に見直しながら、改善する
■■なぜSEOでキーワードが大事なのかを理解する
■SEOでキーワードが重要になる3つの理由
■SEOでまず取り組むべき「指名検索最適化」
■■SEOをチームで理解する
■SEOに過度な期待をもってしまう状態を避ける
■施策のスピードが下がるのを避ける
■■■3章 人やリソースをどうやって確保すればいいの?
■■そもそも、SEOに必要な人・リソースって?
■オウンドメディア運用のタスクと必要な人数は?
■BtoB-SaaS系サービスオウンドメディアの運営
■BtoC-アパレル系サービスオウンドメディアの運営
■データベース型サイト
■サービスページ
■「SEOは最低限」という場合
■■内製と外注、どちらがいいか?
■内製化のメリットはスピードアップ
■内製化のデメリットは採用コストと学習コスト
■初期は外注で、慣れてきたら内製化するのがおすすめ
■■内製化を目指すべき役割とは
■司令塔
■コンテンツ編集者
■サイト制作
■■■4章 予算がほとんどないのに成果を求められるんだけど
■■本当にSEOが必要なのでしょうか?
■SEOの強みが発揮されるケースとは
■自社の製品・サービスの認知状況と解決できる課題を調べる
■目的を明確にする
■目的を達成するほかの施策はないか考える
■■SEO用の予算の引き出し方
■期待を正しく把握する
■期待を正しく調整する
■裁量権をなるべく広くもらう
■限界利益から考える
■社内でSEOの成果を説明する際のコツ
■■■5章 依頼したことを反映してもらえない
■■なぜ、依頼どおり実装されないのか?
■要件定義が曖昧なまま依頼してしまっている
■他部署との調整が入る
■■「依頼どおりに実装されない」事態を避けるには
■依頼の要件をしっかりと固めて共有する
■施策実装担当と密にコミュニケーションをとる
■社内全体のSEOの理解度を上げる
■「貸し借りの関係」に敏感になる
■■■6章 コンテンツづくりがうまくいかない
■■そもそもコンテンツづくりが難しい理由
■伝えたいことだけ書くのはNG
■コンテンツづくりそのものが目的になってしまいやすい
■■どのようにコンテンツを作ればいいか
■コンテンツの作成にあたって明確にしたい3つのポイント
■必要なコンテンツの本数を考える
■第三者の目でのチェック+専門知識の担保ができる体制をつくる
■効率よくコンテンツを作成する10のステップ
■■とても難しい効果検証
■いつ、何を検証するのか
■効果検証をふまえて、どのようなアクションをするべきか
■■良いコンテンツだからといって1位を獲得できるわけではない
■1位に表示されるのは「最もわかりやすいコンテンツ」とはかぎらない
■良いコンテンツを作ったうえで取り組むべき4つのこと
■1位をとっても終わりではない
■■AIをうまくSEOに利用するには
■GoogleはAIコンテンツをどう考えているのか
■うまく生成AIを活用するには
■■■7章 社内から質問がたくさん来て困る
■■検索エンジンの仕組みを理解して、最低限マイナスを与えない判断ができるようにする
■検出、クロール、インデックス、ランキングの4つのフェーズを押さえる
■検出「URLを見つける」
■クロール「ページの情報を取得する」
■インデックス「クロールした内容を格納する」
■ランキング「順位を決定する」
■■質問にはどう対応すればいいか
■テキストでやりとりする
■わからないことは「なんとなく」にしない
■■SEOを勉強するには
■レベル1:用語と概念を理解する
■レベル2:ニュースを追う
■レベル3:質問を積極的に受ける
■レベル4:自分でサイトを運用してみる
■■SEOが正直しんどい時は
■忙しすぎてしんどい
■わからなくてしんどい
■目標が厳しくてしんどい
■■■8章 ホームページをリニューアルしたら、急に順位が下がってしまった
■■サイトリニューアルは本当に必要なのか
■サイトリニューアルは残念な結果を招きやすい
■サイトリニューアルをしないといけない時
■■なぜ、サイトリニューアルで順位が下がったままになってしまうのk
■それまでに獲得していた評価を正しく引き継げていない
■ページ内容を変更した結果、改悪になっていた
■■失敗しにくいサイトリニューアルの進め方
■(1)サイトリニューアルで得られるリターンとリスクの回避方法を押さえる
■(2)現状のサイトの数値状況を把握して、具体的な変更・対応箇所をまとめる
■(3)依頼を読めばだれでも実装できるレベルまで落とし込む
■(4)リニューアルに関わるメンバーと費用感、スケジュールをまとめる
■(5)リニューアルが目的にすり替わらないように実装する
■(6)ステージング環境で確認する
■(7)リニューアルの影響をチェックする
■■■9章 がんばってSEOに取り組んできたけど成果が出ないから、やめようと思う
■■あらためて「SEOにおける成果」とは
■売上に直接つながるアクション、つながらないアクション
■認知向上に貢献するか
■「たくさん取れているか」「コスパよく取れているか」で判断する
■■もしもSEOをやめるとしたら
■SEOをやめるとはどういうことか
■SEOのやめ時をどう考えるか
■■SEOをやめたあとに再開する場合は
■(1)かつてはどのように取り組んでいて、なぜSEOをやめたのか(失敗したのか)
■(2)今回はどのような成果が求められているのか
■(3)今回は競合を含め「勝てそう」か
■(4)社内のリソースは十分にあるか
■(5)SEO以外の取り組み状況はどうなっているか
■■■10章 ナイルはどのようにSEOに取り組んでいるのか
■■事例(1) Appliv
■「アプリを探すユーザーとの接点」としてSEOは非常に重要
■3つのメインチーム+2つのサポートチームのマトリクス型組織
■「量から質へ」の転換とともにコンテンツへの取り組みも進化
■「最終的な勝者」になるために必要なことを逆算し、目標として設定する
■どのように施策に取り組んでいるか
■SEOに取り組む方へのアドバイス
■■事例(2) カルモマガジン
■通常のオウンドメディアの役割を超えた役割を担う
■メンバーの多くが業務委託/外部のパートナー会社
■「言われたことをやる」から「目標を追える」体制へ
■目標設定は無理なく、しかし成長への取り組みは必死に
■メディアの成長とともに、指標も施策も変わる
■SEOに取り組む方へのアドバイス

著者情報

青木 創平
青木創平