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なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー第3版

3,850円 (税込)

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なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー第3版

書籍情報

発売日:

著者/編集:森崎 修司

出版社:日経BP

発行形態:単行本

ページ数:224ページ

書籍説明

内容紹介

 失敗レビューを防ぐワザ、この1冊ですべて学べます! 「要件定義書や設計書などのドキュメントレビューに時間をかけているのに、重大な問題を見逃してしまう」「どうでもいい問題の指摘ばかり」「なかなか問題を出し切れず、夜遅くまで会議が続く」「人格を攻撃するレビューアーが出てくる」――。 検出した問題を指摘し、よりよいシステムを作り上げるためのレビュー会議が、どうも適切に運営できない。そんな経験はありませんか。原因は、間違ったレビューのやり方にあります。ITエンジニア出身で、現在は研究者として企業とレビューの共同研究に長年取り組む著者が、失敗レビューを防ぐワザの数々を紹介します。 例えば、重大な見逃しを防ぐ「問題種別の設定」、1時間で問題を出し切る「ゴール確認」、的確な意見を引き出す「指針となるシナリオ」、意識合わせを促す「ウオークスルー」といったワザを詳しく解説しています。これらのワザを取り入れることで、適切な時間で重大な問題を漏らさず見つけ出すレビュー会議に変わるはずです。 本書は10年以上のロングセラーとなっている設計レビューの手順書の第3版です。第3版では、システム開発の現場で近年重要性が増している「人工知能(AI)システム」や「アジャイル開発」におけるレビューの手順などを新たに盛り込みました。

目次

第1章 レビューの間違い 1-1 レビューの目的の間違い 1-2 問題検出の間違い 1-3 問題指摘の間違い(方法編) 1-4 問題指摘の間違い(マインド編) 第2章 準備と問題検出 2-1 レビューの準備(リーダー、作成者) 2-2 レビューの準備(レビューアー) 2-3 問題検出の手順 第3章 レビュー会議の進め方 3-1 問題指摘の手順(前半) 3-2 問題指摘の手順(後半) 3-3 問題の修正・フォロー 3-4 レビュー技法 第4章 さらなる効果向上 4-1 レビューの改善・効率化 4-2 問題種別の設定対象を広げる 4-3 保守開発、クラウド開発への応用 4-4 AIシステムへの応用 4-5 アジャイル開発への応用 付録 レビュー観点絞り込みの効果 参考文献 索引

著者情報

森崎 修司