図解即戦力 アジャイル開発の基礎知識と導入方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書

書籍情報

発売日 : 2023年12月16日

著者/編集 : 増田 智明

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 248p

書籍説明

内容紹介

DXが推し進められ、ビジネスやサービスを取り巻く環境やニーズの変化に機敏に対応することが求められる中、アジャイル開発の手法をプロジェクトに取り込むことのメリットがあらためて注目されるようになりました。これまで長い期間をかけて、スクラム開発、XP、チケット駆動といった手法の実践的なノウハウが培われてきましたが、新たに取り組み始めた開発プロジェクトの中には、その場しのぎの導入となってしまっているケースも多いように見受けられます。そこで本書では、「現在のプロジェクトに対して、いかに上手くアジャイル開発の要素を取り込むか」に焦点を当て、実際の開発プロジェクトで実践するための手順や効果的な活用法など、アジャイル開発の基礎と導入時のポイントを図解でわかりやすく解説します。

目次

■Chapter 1 アジャイルソフトウェア開発宣言
Section 01 アジャイルの定義
Section 02 カウボーイプログラミングとの違い
Section 03 ウォーターフォールとの違い
■Chapter 2 スクラムとXP
Section 04 スクラムのチーム・価値観
Section 05 期限の決定
Section 06 バックログの作成・顧客との調節
Section 07 単体テストの自動化
Section 08 ペアプログラミング
Section 09 継続的なコードの改善
Section 10 コードの共有化
■Chapter 3 チケット駆動の基礎
Section 11 チケットの抽出
Section 12 作業するチケットの決定
Section 13 終わったタスクと終わらないタスク
Section 14 追加されるタスクの調節
■Chapter 4 バックログとチケットの導入
Section 15 バックログと優先度
Section 16 WBS分割の応用
Section 17 PERT図・ガントチャートの応用
Section 18 増えるタスクとスケジューリング
Section 19 EVMを使ったプロジェクト完了時期の予測
■Chapter 5 自動テストの導入
Section 20 回帰テストが可能な環境
Section 21 モックアップ(モック)の作成
Section 22 再現テストの環境構築
Section 23 コード改修とテストコード
Section 24 テストコードの保守性
■Chapter 6 コミュニケーションと振り返り
Section 25 スタンドアップミーティング
Section 26 同じ時間に集まることができない場合
Section 27 リモート作業への応用
Section 28 ホワイトボードの活用
Section 29 やらないことリストと振り返り
■Chapter 7 期日とスケジューリング
Section 30 時間の有効活用
Section 31 タイムボックスの活用
Section 32 マイルストーンの設定
Section 33 マイルストーンの移動・削除
Section 34 学生症候群の活用
■Chapter 8 ボトルネック
Section 35 ボトルネックの解消
Section 36 リソースを追加する場所
Section 37 いつまでリソースを使うか
Section 38 省力化より無人化へ
Section 39 PDCAによるプロセス改善
■Chapter 9 ナレッジマネジメント
Section 40 ナレッジマネジメントとは
Section 41 刺身システムによる知識の共有
Section 42 SECIモデルによる知識の循環
Section 43 守破離による基本から応用そして脱却へ
Section 44 知識を貯めるシステム
■Chapter 10 継続的な開発・学習・成長
Section 45 保守・運用まで考える
Section 46 継続可能なソフトウェア開発
Section 47 高品質がもたらす「ゆとり」
Section 48 プロジェクトの目標・個人の目標
Section 49 エンジニアは週末をどう過ごすべきか

著者情報

増田 智明