Python&AIによるExcel自動化入門

書籍情報

発売日 : 2022/03/26

著者/編集 : 大西 武

出版社 : 工学社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 208p

書籍説明

内容紹介

 「Python」は世界的に人気のあるプログラミング言語で、「Excel」はもっとも有名な表計算ソフトです。
 本書は「Python」でプログラミングしたデータを「Microsoft Excel」の独自形式「xlsx」ファイルに読み書きして、「Excel」を自動化する入門書です。
 まず、「Python」で「Excel」のファイルを編集するための基本を解説。
 また、「ウィンドウ」や「ダイアログ」「ファイルダイアログ」「ボタン」などの「GUI」についても説明します。
 そして、「AI」を使って、自然言語を「英語⇔日本語」に翻訳したり、レシートを「OCR」して家計簿を付けたり、ミニトマトの消費期限を予測したりします。
 本書で「Python」と「Excel」「AI」の扱い方を習得することで、煩雑になりがちなデータの結果をより分かりやすく、手軽に扱うことができます。

目次

■「Python」と「Excel」と「AI」
・プログラミング言語「Python」
・Office Excelについて
・「AI」(人工知能)について
■Pythonのインストール
・「Windows」でPythonの実行
・「macOS」でPythonのインストール」
■Pythonで「Excelファイル」の作成
・OpenPyXL
・「OpenPyXL」のセル
・「セル」の装飾
・「行」と「列」の挿入・削除・結合
・「xlsxファイル」が存在しない場合
・「セル」の画像挿入と画像読み込み
・棒グラフのチャート
■「日本語」のExcel表を「英語」に翻訳
・「日本語」で国名を書いたExcelファイル
・「Excel」の日本語を隣の列に英語翻訳する
■「家計簿のサンプル」を作成
・「家計簿」の下準備
・「家計簿」のヘッダー
・ヘッダーの「装飾」
・「ランダムな商品」の家計簿について
■「GUI」の構築と表示
・「ウィンドウ表示」と「ツリービュー」
・「クラス」と「モジュール化」
・「メッセージボックス」の作成
・「チェックボタン」の作成
・「ラジオボタン」の作成
・「キャンバス」の作成
・「リストボックス」の作成
・「メニュー」の作成
・「ダイアログ」の表示
■「OCR」でレシートの文字を家計簿に
・「家計簿」と「GUI」
・TESSERACT
・「OCRした文字列」の表示
・「GUI」の準備
・「GUI」のボタン
・GUIで「文字列の操作」
・「Excelファイル」への保存
■「AI」でミニトマトの消費期限を予測
・「画像認識AI」について
・「Excelファイル」から画像を取り出す
・「画像認識」と「学習」
・「ファイルを開く」ダイアログ
・「暫定的な消費期限」の表示
・消費期限の予測

著者情報

大西 武
 1975年香川県生まれ。大阪大学経済学部経営学科中退。 (株)カーコンサルタント大西で役員を務める。 アイデアを考えたり、20言語以上のプログラミングをしたり、3DCGなどの絵を描いたり、ギターなどで演奏作詞作曲したり、デザインしたり、文章を書いたりするクリエイター。